カラスの巣立ち(PART 3 OF 3)
あのね 霧積温泉には
デンマンさんが教えてくれた
あの防人の歌の碑は 無いの。
そうですよう。。。そうですよう。。。
霧積温泉という名前を聞いたのも初めてだったけれど、
防人の歌碑が霧積温泉にあるのならば、
僕はこれまでに調べたときに、霧積温泉に出くわしているはずだものね。
だから、不思議に思っていたところです。
碓氷峠の見晴らし台に
「日の暮に うすひの山をこゆる日は
せなのが袖もさやにふらしつ」
があって、
うん、うん、うん。。。。
そうですよう。それは、よく知っています。
(kirizum2.jpg)
そこから 霧積温泉まで 山道で中山道が
今も登山コースになっているの。
あの碑から 昔の人のように3時間下って歩いて
霧積温泉につくの。
3時間も歩くのは大変だね?
でも、軽井沢タリアセン夫人と一緒に歩くのならば
僕は5時間でも6時間でも喜んでお供しますよう!
\(^δ^)/ キャハハハ。。。
(mugihat2.jpg)
「人間の証明」で麦わら帽子を
渓谷で落して亡くした、あのフレーズを
ずーっと 気になっていて やっと 行けました。
この「人間の証明」と麦わら帽子のことでずいぶんと調べましたよう。
森村誠一の推理小説を原作にして1977年に角川春樹が映画を作ったんだよね。
それから、テレビでドラマ化されたり、リメイクの映画が作られたり、日本ではずいぶんと話題になったということが書いてあった。
僕は1977年頃は海外放浪の真っ最中だったから、日本のことはほとんど知らなかった。
でも、思い出しましたよう。
『人間の条件』を調べているときに、「人間の証明」に出くわしたんですよう。
なぜ麦わら帽子?
森村誠一が小説を書く20年ほど前、大学3年生のときに霧積温泉に行った。
その時に饅頭(まんじゅう)か何かの包み紙に西条八十の「麦わら帽子を 渓谷で落して亡くした」という詩が書いてあった。
それを読んで感動したと言うのですよう。
この詩からインスピレーションをもらって小説「人間の証明」のあらすじが思いついたと書いてあった。
小百合さんのために詩の全文を書き出します。
(mugihat6.gif)
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いたY.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。
『西条八十詩集』(弥生書房)より
この詩を初めて読んだ時、僕はそれほど感動しなかった。
戦争中、あるいは戦前の言葉遣いだったからかもしれない。
イマイチだった。
でも、批評を読むと、この詩が素晴しいと言う人は多い。
小百合さんはたぶん映画かドラマを見たと思うのだけれど、
原作と比べると映画は良くなかったらしいよう!
感想を拾って見ただけでも実によく分かる。
(中略)
映画の出来はどうやらイマイチだったようだけれど、小百合さんが書いたとおり、「麦わら帽子を 渓谷で落して亡くした」というフレーズは、ずいぶんと有名になったらしいね。
僕は、小百合さんが書いたものを読むまで、まったく知らなかった。
読んだことも聞いたこともない。
ただ、「人間の証明」には、思い当たることがあった。
それで、いつものようにハマリ込んでしまった。
小百合さんのおかげで興味深い記事が書けそうです。
ありがとう!
じゃあ、今夜はこれまで。。。
ジェームズ・ヘリオットさんの本を読みながら眠ります。
(\__/)
(+'.'+)
(")_(")
じゃあねぇ〜
Zzzzzz...
どうですか、小百合さん。。。読み返してみて。。。?
なんだか一昔前のような気がしますわ。
残念ながら、日本の「ゆとり教育」は失敗してしまった。だから、次男坊の学校の問題で、小百合さんが心配しているのは良く分かるのですよう。
今の次男坊には“心にゆとり”がないのですわ。
でもねぇ、小百合さんまでが“心のゆとり”をなくしてしまうことはないのですよう。
確かに、その通りですわ。
だから、小百合さんも、もう一度「人間の証明」を思い出して心にゆとりを持ってね。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ〜。。。
あなたは『人間の証明』を観ましたか?
あたくしはテレビで観たのでござ〜♪〜ますわ。
もう8年前になりますわ。
2004年の7月から9月にかけて放映されたドラマです。
確か10回に分けて放送されたのでござ〜♪〜ますわ。
でも、都合がつかずに観られなかった時もあって、良く話の内容が分かりませんでした。
それで、それほど面白いとも思わなくて
小説『人間の証明』はかなり評判だったのでござ〜♪〜ますけれど、あたくしは、まだ原作を読んでいないのですわ。
機会があったら、そのうち読もうと思っているのです。
とにかく、興味深い話題が続きます。
どうか、あなたも、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ。。。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
ズロースという和製英語があります。
もともと英語の drawers から日本語になったものです。
ドロワーズ とか ドロワース と言う方が
英語の読み方に近いのですけれど、
日本では圧倒的に「ズロース」と言う女性が多いようです。
でも、戦後そのように言う女性は少なくなったようですね。
最近では死語のようになっています。
誤って「かぼちゃパンツ」と呼ばれることもありますが、
「ズロース」とはちょっと違います。
かぼちゃパンツはズボンの一種です。
比較的ルーズフィットで横サイドが長めであり、
穿き込みが非常に深いものを指します。
また、かぼちゃパンツ同様、
ブルマーとも混同されがちですが、
ブルマーとはイギリスの貴婦人が考案した
トルコ風ズボンを元にした丈の短いものであり、
ズロースとは別物です。
パンティーとズロースの中間的なものとして
ショートズロース(カットズロース)といった
バリエーションもあります。
戦後、綿のメリヤス製のズロースが
最高級品として日本国中を席巻し、
スタンダードな下着として日本人の間に普及しました。
(june500.jpg)
でも、最近では「おばさんパンツ」として
中高年の世代が着用するだけで、
衰退しつつあるようです。
うふふふふふ。。。
ところで、英語の面白い話を集めました。
時間があったら覗いてみてください。
■ 『あなたのための愉快で面白い英語』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。