座薬と軽井沢タリアセン夫人(PART 2)
朝ごはん はおいしいと思わず
ねむいのに無理に食べるというイメージで
学生の時からダメです。
たぶん 小学校の時も やっとでしたよ
ばー(おばあちゃん) が困って、パンにしてくれて
どうにか 1枚 たべて、 絶対味噌汁は飲みません。
熱くて 寝起きになんて 飲めません。
ばー は食べないと 体がもたないよ。ご飯を食べると
ごくねつ が出て 体が ぽかぽか 温まるんだよ。
と 私に朝ご飯を食べさせる その仕事は大変
だったと いま 思いますが、
そのうち 中学 高校と 絶対食べませんでした。
小百合さんは育てるのが難しい女の子だったのだろうねぇ〜
小百合さんからは、おっとりとした優しいイメージを僕は感じることが多いのだけれど、かつて、小百合さん自ら、“気の強いところがある”と意外な事を言ったので、朝食がダメ、と言うのもその表れなのかな?
そう思っていますよう。
僕の知らない気の強い面を持ってるのでしょうね?
“そんなカワイイわけないでしょう!”
小百合さんがそう書いていたけれど、
小百合さん自ら、“気の強いところがある”と意外な事を言うほどだから、自分の意識の中では“気の強い女”としての自負があるのかもね?
可愛い女よりは、むしろ気の強い女だと、小百合さんはそんな風に思っているのかもしれないね。
これは イヤな思い出でニュアンスが違いますが
食べるというのは 美味しくて食べるのと
思い出を 食べる 体に取り込む のと
薬のように がまんして朝食を胃に入れる。
いろいろ なんですね。
うん、うん、うん。。。
小百合さんが味噌汁を飲まないのは意外でした。
やはり、そういうところが気が強いのと関係あるのかな?
ばーは小百合さんの面倒を見るのに苦労した訳なんだ。
うししししし。。。
でも、小百合さんにとっては優しいおばあちゃんだったんだろうね。
僕もおばあちゃん子だったから、ずいぶんとわがままをしましたよう。
でも、味噌汁は好きでしたね。
子供の頃、何を嫌いだったのだろうか?
すぐに思い出せないから。。。あまり嫌いなものはなかったようですよう。
今、嫌いなものですぐに思い出すのは韮(ニラ)ですよう。
下宿でニラを味噌汁の中に毎日入れたのですよう。
1センチか2センチぐらいに短く切ればいいと思うのに、
7センチか8センチに切ってあるのですよねぇ〜。
ニラは意外に繊維質なんですよね。
熱を加えても、やわらかくならないのですよう。
僕はニラ自体が嫌いな訳じゃないのですよう。
みじん切りにして餃子などに入れるのなら、むしろ旨いと思って食べられます。
ところが、8センチぐらいに切ったニラを味噌汁の中に入れると、雑草を食べているような違和感があるのですよね。
あの触感(食感)がダメでした。
これは韮となめこの味噌汁です。
旨そうでしょう?
これならば、僕だって口を付ける気になりますよう。
でも、僕が飲まされた韮の味噌汁は、なめこなどは入っていませんでした。
韮が古くなって少し黄色みを帯びているのですよね。
だから、大根の古いのを食べているときのような、あの根っ子を食べている触感が舌にザラザラ感じるのですよう。
実にイヤ〜な感じですゥ。
僕のお袋は味噌汁にはニラを入れなかった。
ネギ、大根、ジャガイモ、豆腐、。。。
味噌汁は、そういうものだと思い込んでしまったから、
ニラの入った味噌汁を飲むのは、小百合さんが書いたように
“薬のように がまんして朝食を胃に入れる”感じだったのですよう。
素人下宿で僕だけが下宿人ならば、おばさんにニラは入れないでくれ、と言えるけれど、僕が居た下宿は玄人下宿で多い時には30人ぐらい下宿人が居たのですよう。
だから、ニラを入れないでくれとは言えませんでした。
現在の僕ならば言うけれど、その当時は気の弱い優男(やさおとこ)だったのですよう。
うへへへへ。。。
それで、ニラがすっかりイヤになってしまったのですよう。
もちろん、イヤだとは言っても好き嫌いのない僕だから食べる気になれば食べられます。
でも、あの下宿時代の悪い思い出のために、
ニラを食べる時は、“薬のように がまんして胃に入れ”なければならないようになってしまったのです。
だから、未だに自分でニラを買ってきて料理する気になれないですよね。
嫌いになった食べ物は、このニラだけです。
僕の子供の頃は旨いものって、身の回りにあまりなかったのですよ。
子供の頃はゼリーフライをゼニ(銭)フライと呼んでいたものです。
お祭りの時に屋台を引っ張ってきて、その屋台で老人夫婦がゼニフライを揚げて売っていたのですよう。
一枚5円でしたよう。うへへへへ。。。
旨かったですねぇ〜。
その老人夫婦の顔は今でもはっきりと思い出すことができますよう。
まるで昨日のように。。。
あの味も今、口の中によみがえってきたほどです。 yam,yam,yummy...
実は、ゼニフライは、その老人夫婦が作っていたもの以外は食べた事がないのですよう。
必ずお祭りの時と決まっていたので、
僕にとってゼニフライはお祭りの味なんですよう。
メチャ、懐かしいですよう。
かどやのゼリーフライは、おそらく屋台で揚げたゼニフライとは味が違うと思いますよう。
でも、小百合さんが手紙につけた「かどや」のゼリーフライのソース。
前略
かなり急いでやって来たので
なんとなく急(せ)いてます。
まだ、小旅行の途中ですが、
小切手同封します。
アレぇ〜〜
ちょっと慌てたのでついてしまいました。
上のシミ、何だか分かりますか?
ゼリーフライのソースです。
うふふふふ。。。
食べながら書いているのが
バレてしまいましたね。
代わりの便箋がないので
この便箋で送りますよう。
急ぎます。
駆け足。。。駆け足。。。
どこの郵便局から送ったか?
分かりますか?
分かりますよね?
うふふふふ。。。
早々
小百合より。
2008年5月1日
『メルヘンの夢とロマン』より
(2008年5月10日)
だから、これから「かどや」のゼリーフライを食べる時、僕には間違いなくその思い出の味が加わるはずです。
ニラは下宿時代に嫌いにさせられたけれど、
それに代わって、現在、小百合さんがニラに代わる思い出の味、「かどや」のゼリーフライを僕に与えてくれたようなものですよう。
うしししし。。。
そう言う訳で、小百合さん、ありがとう!
小百合さん、ばんざ〜♪〜い!
じゃあね。
デンマンでした。
『思い出を食べる(2008年5月30日)』より
私の走り書きまで持ち出されて、こうして読まされるとなんだか気恥ずかしいですわ。
何も恥ずかしがることはないじゃありませんか! 上の走り書きを読めば小百合さんが微笑ましい性格を持った女だけれど、座薬を飲んでしまうような愚かな女じゃないということがよ〜く判るのですよ。 うししししし。。。
そうでしょうか?
信じてください。 「信じる者は救われる」と言うでしょう!
【卑弥子の独り言】
ですってぇ〜。。。
また「ごくねつ」が出てきましたわ。
あたくしは「ごくねつ」という言葉を会話の中で聞いたことも使ったこともござ〜♪〜ませんわ。
あなたはいかがですか?
もし、あなたが使ったことがあるのなら、ぜひコメントに書いてくださいませ?
ええっ。。。? そんな事を書いたらデンマンに「田舎者」だと馬鹿にされるので書きたくないのォ〜?
そのような事はありませんわよ。
ええっ。。。? どうしてデンマンでもないのに、そんなことが分かるのかってぇ。。。?
だってデンマンさんは「田舎っぺうどん」が好物なのですわ。
うふふふふふ。。。
(inaka02.jpg)
だから、安心してコメントに書いてくださいね。
とにかく、興味深い話題が続きますゥ。
どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。
じゃあ、またねぇ。。。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
ためになる関連記事
■ 『きれいになったと感じさせる
下着・ランジェリーを見つけませんか?』
■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』
■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』
■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に
別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』
■ 『今すぐに役立つホットな情報』
■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』
こんにちは。ジューンです。
“天才と馬鹿は紙一重”
日本では、よく耳にしますよね。
あなただって聞いた事があるでしょう?
もちろん外国でも
似たような諺がたくさんありますわ。
ところで、英語では何と言うのでしょうか?
考えてみた事がありますか?
次のように言えるでしょうね。
There is only a thin line
between genius and stupidity.
“天才と狂気は紙一重”
これは次のように言います。
There is only a thin line
between genius and insanity.
ところで、英語の面白いお話を集めました。
時間があったら覗いてみてくださいね。
■ 『あなたのための愉快で面白い英語』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。