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小百合さんの香り(PART 1)

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小百合さんの香り(PART 1)






デンマンさん。。。相変わらずハグに拘(こだわ)ってますわね。



いけませんか?

上の写真は、これまでに何度となく使っていますわ。 ちょっとくどいのじゃありませんか?

次のような乱暴な写真よりもいいと思うのですよ。





男性がハグに拘って、しつこくハグをしようとすると上のように女性がムカついて目潰(つぶ)しにでるのですわ。



だから、そのような乱暴は酷(ひど)過ぎると思うのですよ。

つまり、デンマンさんも経験があるのですわね? うふふふふふ。。。

やだなあああァ〜。。。僕はまだ女性から目潰しを喰らった事はありませんよ。

ところで、どうして「わたしの香り」をタイトルにしたのですか?

うん、うん、うん。。。、「小百合さんの香り」としたのには、もちろん訳がるのですよ。。。 あのねぇ〜、例によってアメブロの僕のブログのアクセス解析を見てみたのです。 そしたら次のような「リンク元URL」のリストに出くわしたのですよ。


(ame21108b.gif)



これは10月10日から11月8日までの30日間の記録です。 要するにアメブロの僕のブログ(http://ameblo.jp/barclay/)にやって来る前に、ネットサーファーがどのページにいたか?ということを調べたものですよ。



つまり、1番目の「お気に入り、またはブックマークなど」というのは、4,561人が30日間に「お気に入り」や「ブックマーク」からデンマンさんのブログを読みにやって来たということですか?

その通りです。 17番に注目してください。

GOOGLEの画像検索ですわね?

そうです。 GOOGLEで画像検索して、その結果の中のリンクをクリックしてやって来たサーファーが 6人居たということですよ。

17番のURL をクリックすると、どのページが表示されるのですか?

次のページです。


(gog21114.gif)

『実際の画像検索結果』



この写真に興味を持った人が6人居たということですか?



そうです。 30日間に6人居たということですよ。





もちろん、もっと多くの人が上の写真を検索結果の中に見たはずです。 検索結果の中の特定の写真をクリックする確率は、だいたい 3%と言われているのですよ。 だから、おそらく 200人ぐらいのネットサーファーが検索結果の中の上の写真を見たはずです。



その内の 6人が写真をクリックしてデンマンさんの記事を読んだということですか?

その通りですよ。 そのことが次のリストの中の17番に表示されているわけです。


(ame21108b.gif)



。。。で、どのようなキーワードを入れて検索したのですか?



残念ながら、キーワードまでは判らない。 おそらく、「肌の香り」とか「浴用石鹸の香り」とか。。。そういうキーワードだと思うのですよ。

。。。で、上の写真はどの記事に掲載されているのですか?

次のスクリーンの赤枠で囲んだリンクをクリックするとその記事が表れます。


(gog21114.gif)



小百合さんのためにクリックして表示された画面をソフトカメラで撮っておいたのでここに貼り出します。


(ame21103v.gif)

『実際のページ』



あらっ。。。 『肌から立ち上る香り』という記事ですね。 去年の11月3日に書いたのですか?



そうです。 小百合さんも覚えているでしょう?

上のスナップショットを見ただけでは思い出せませんわ。

やだなあああァ〜。。。忘れてしまったのですか? 僕は強烈に覚えていますよ。 ちょっと出だしの部分を読んでみてくださいよ。





Subj:小百合さん、おはよう!

バンクーバーは

紅葉がきれいですよ。

きゃはははは。。。



From: denman@infoseek.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date:Wed., Nov 02, 2011 10:25 am.
日本時間:11月3日 午後2時25分


小百合さん、元気ですか?
バンクーバーは紅葉がきれいですよ。
でも、真っ赤に染まったメープルの葉はダウンタウンの街路樹の中にはほとんどありません。
今朝もバークレー・ストリートを歩いてバンクーバー中央図書館にやって来ましたが歩道はまるで黄色い絨毯を敷き詰めたように厚く落ち葉が降り積もっていましたよ。



歩くたびにサクサクと乾いた音が立ち上がって耳をくすぐります。
気温は5度。
これからまだまだ寒くなるから5度はそれほど寒くは感じられない。



10月25日には館林のつつじが岡公園で“十月桜”が咲いているのを見たばっかりだから黄色い絨毯の上を歩いていると別世界にやって来たのだということを実感します。
実家に居る時には応接間でテレビを見ているのが日課のようになっていました。
それにしても民放では、どうしてあれ程おバカ番組が多いのか!といつも呆れさせられました。
コマーシャルが煩わしいので、ついついNHKを見ることになります。
NHKの番組のすべてが素晴らしいとは言わないけれど、民放と比べると受信料金を取っているだけのことがあって良い番組を作っていますね。

バンクーバーのマンションにはテレビがないから図書館から借りてきた本を読むのが日課ですよ。
ブログの記事を書き続けて一息入れる時にはDVDを借りてきて映画を見ます。
今日は1993年度のアカデミー賞をもらった Al Pacino主演の“Scent Of A Woman”を観ました。



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主人公は手榴弾の事故で盲目になってしまった50代の退役中佐で、この男は頑固で激しい気性の持ち主なのですよ。



感謝祭の連休に同じ敷地に住んでいる姪夫婦が親子水入らずで旅行に出かけてしまう。
おじいさんの主人公だけが家に残される。
その主人公の週末だけのお相手に進学高校生のリチャードが“盲導犬”の代わりにアルバイトで雇われるのです。

どうして“Scent Of A Woman”というタイトルなのか?
それは退役中佐とリチャードがニューヨークの一流ホテルで夕食を取ろうとしていると、ちょうど後ろの席に黒いイヴニングドレスを着た20代の女性が一人で座っているのです。
彼女はボーイフレンドを待っているのだけれど、その時盲目の男は女性の肌から匂い立つ浴用石鹸の香りを嗅ぎ取る。
その石鹸のブランド名まで言い当てる。



“おい、リチャード。 どんな女なの?”
“若くてきれいな女性ですよ。 一人だけでテーブルに座っています。”
“そのテーブルまで俺を連れてってくれよ。”
“マジっすかァ〜?”

そう言う訳で退役中佐は20代の女性に話しかけるのですよ。
黒いイヴニングドレスを着た、明らかに良家に生まれ育ったという雰囲気を漂わせている女性です。
彼女はエチケットも良識も持っているから無碍(むげ)に50代のスケベオヤジを拒絶しない。
退役中佐も外見上は上等のスーツを着ている。
しかも場所はニューヨークの一流ホテルのダイニングホール。



生のバンドがタンゴを演奏している。
タキシードを着た男とイヴニングドレスを着た女性がダンスフロアの周りのテーブルに座ってディナーを楽しんでいる。
踊っている人は誰も居ない。

女性はイヴニングドレスを着る前に入浴した。
その時に使った浴用石鹸のブランド名を言い当てられて女性は感銘を受けたように退役軍人を見つめる。
女性の扱いにはめっぽう慣れている退役中佐は“タンゴを一緒に踊っていただけますか?”と申しでる。

相手は盲目の50代の男です。
女性は一瞬あっけに取られているけれど、女性の扱いになれている退役中佐の口調に乗せられるようにタンゴのお相手になるのでした。
もちろん、このような設定が現実に起こる訳がない。
確立は0.001%もないかもしれない。
でも、そこは映画ですよ。

<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/D2y3UOZ5MM4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

生バンドの演奏で一組だけがダンスフロアでタンゴを踊るのです。
決して上手ではないけれど、それでも盲目の50代の男のタンゴとしては素晴らしい。
踊り終わると周りの紳士淑女から拍手が沸き起こる。

まず間違いなく、この場面から“Scent Of A Woman”というタイトルが取られたはずです。
確かに印象に残るシーンでした。

そのシーンにかぶさるように小百合さんが思い浮かんできたのですよ。
きゃはははは。。。
10月25日小百合さんとつつじが岡公園、それから茂林寺へ行きました。





そして Mister Donut へ行って通りに面した青空の下のテーブルに座ってダベリました。
カフェオレを飲みながら食べたフレンチクルーラーは館林の思い出の味になりましたよ。

「デンマンさん、大長寺ではHよりも感じるハグができるけれど
館林の駅前ではできませんよね。うふふふふ。。。」

それまで僕はハグするのを控えようと思っていたのだけれど、
反射的に小百合さんをハグしたのでした。
駅前にはたくさんの人が居ました。
小百合さんは斜(はす)に構えて困ったような表情を浮かべていましたが僕がベアハグすると諦めたように大人しくじっとしていましたよね。



熟女の表情に浮かんだ乙女の恥じらいを見たような気がしました。
きゃはははは。。。

今度小百合さんがバンクーバーにやって来た時には、バンクーバーホテルのボール・ルームでタンゴでも踊りましょうね。
楽しみにしています。
じゃあね。





『肌から立ち上る香り』より
(2011年11月3日)


 (すぐ下のページへ続く)



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