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自殺の名所(PART 1)

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自殺の名所(PART 1)
 
 

(toujin02.jpg)

  東尋坊クルーズ

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デンマンさん。。。 あんさんは自殺しようと思いはってるん?



なんで、わてが自殺せにゃあかんのやァ〜?

そやかて「自殺の名所」というタイトルにしてますやん。 あんさんは自殺がしたくなったさかいに「自殺の名所」を探してますのややろう?

ちゃうねん。。。 たまたま夕べ次の本を読んだのやがなァ。


ぶら下がり天国

不況、価値観の崩壊が原因で自殺が流行っているという。
本当なのだろうか?
こればかりは当人に話が聞けないので類推するしかない。

自殺にもさまざまなスタイルがある。
決行場所で大まかに分けると、約5割が在宅で首吊り、薬物。
4割が近場の高層ビルや線路などで投身。
残りの1割弱が海、山へ出かける。
海山へ遠路はるばる自殺に出かけることは精神医学用語で「出張自殺」と呼ぶ。


(aoki03.jpg)


(aoki04.jpg)

富士山北麓に広がる青木ヶ原樹海。
昭和40年代以降、この森は人気の出張先である。
華厳ノ滝(明治末期)、伊豆の大島の三原山(昭和初期)など、出張先にも流行り廃れがあるが、ここだけは年間30体から50体と、さしたる増減もなく、廃る気配がない。


(mihara05.jpg)

昭和32年のニュース

伊豆大島の三原山が噴火

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(kegon02.jpg)

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 (中略)

そもそもこの森が自殺の名所となったのは、1959年に松本清張が社会派不倫小説『波の塔』を雑誌「女性自身」で連載したのがきっかけである。
正義感に燃える若い検事と、政界黒幕の妻、頼子の恋の物語。 (略) 結局、ふたりは政界の闇に巻き込まれ、恋は実らず、頼子は本物の「どこへも行けない道」(樹海のこと)へひとり旅立ち、睡眠薬を飲んで静かに森へ入ってゆく---おしまい。

とってつけたような話だが、後に映画、テレビドラマ化され、有馬稲子や佐久間良子などの大女優が頼子役を演じたことから、国民的ヒット作となった。
以来、『波の塔』の本を枕に睡眠薬自殺する若い女などが現れ、この森は、「生きては還れない森」として定着したのである。

(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより
読み易くするために改行を加えています)



224-225ページ 『からくり民主主義』
著者: 高橋秀実
2002年8月2日 第5刷発行
発行所: 株式会社 草思社




潜在的に、あんさんは自殺しようと思いはってるねん。



そないなことはあらへん。。。 わてはこれまでの人生で自殺しようとしたことは一度もあらへん。

そないに言う人の中から自殺しようとする人が出てくるねん。

めれちゃんは、他人事のように言うけど、わてが「自殺の名所」というタイトルで記事を書こうと思ったのは、めれちゃんのせいなのやでぇ〜。。。

わたしのせい。。。?

そやないかァ!。。。 めれちゃんは次のような詩を書いてたのやでぇ〜。。。


存在を否定してくれ



みんなわたしを否定してくれ
わたしの存在を否定してくれ

自分ひとりじゃ間に合わないんだ
みんなでわたしを否定してくれ

石ころのように扱ってくれ
虫けらのように踏みつけてくれ

やりきれない喪失感に
苛まれて生きるのはもうたくさんだ
自分のすべてを否定したいんだ
自分が存在することに吐き気がするんだ

命を断とうとしたさ
何度も何度も自分を破壊しようとしたさ
マヌケな命はそれでもこの世に
未練がましくのさばってるのさ

存在を消してしまいたい
誰からも見られたくない
 
 
めれんげ

August 28, 2009 15:19



『極私的詩集 存在を否定してくれ』より

『愛のコラボ (2009年9月29日)』に掲載




めれちゃんは、「命を断とうとしたさ 何度も何度も自分を破壊しようとしたさ」と明言してるのやでぇ〜。。。



そないなことがありましたかいなァ〜?

なにを惚(とぼ)けてるねん! 上のリンクをクリックすれば『極私的詩集』サイトに、今でも上の詩が掲載されてるのやでぇ〜。。。 何よりの証拠やないかいなァ。

2009年といえば、もう3年も前やんかァ〜。。。 ネットの世界で3年は一昔でおますう。 たまには誰でも、こないな気持ちになりますねん。

めれちゃん。。。 自分の物差しで他人を計(はか)ったらあかんでぇ〜。。。 わてのように一度も自殺を考えたことのない人間もおるのやでぇ〜。。。

わたしは、たまたま一度だけ上の詩を書いたのですやん。 あんさんは、こないにしてわたしの詩を晒しますけど、たまたま一度だけ上のような詩を書いたまでですう。。。

そないなことはあらへん。。。 次の詩は上の詩の1ヵ月後に書いたものやがなァ!


人生に期待するな




「人生に期待するな」

それがわたしの座右の銘だ

ほら、そのとおりになったじゃないか

夢も希望も持たずに生きてきたのは

間違いじゃなかったんだ

おかげで失望にも出会わなかったさ

あとは死に場所を探すだけだ

 
 
by めれんげ

September 26, 2009 18:40



『極私的詩集 人生に期待するな』より

『平成の小野小町』に掲載
(2009年10月3日)




めれちゃんは「あとは死に場所を探すだけだ」と、ごっつい事を言うてるやないかいなァ!



あんさんは、わたしの書いた詩をすべて保存してはるのォ〜?

あきまへんか? (微笑)

どないなわけで、そないなエゲツナイことをしやはるん?

エゲツナイことではあらへん。 めれちゃんが勝手な事を言う時のために証拠となると思うさかいに、こうして保存しておいたのやがなァ〜。。。

2009年の8月から9月にかけて、わたしはたまたま鬱の状態でしたさかいに、こないな詩を書きましてん。

あのなァ〜、めれちゃん。。。 いい加減な事を言うたらあかんでぇ〜。。。 めれちゃんは2004年にも次のように、ごっつい事を書いていたのやでぇ〜。。。




不安と焦燥感と寂しさ

2004/10/03 18:28

もう、このままで生きてるんなら、

命いりません。

ドナーカード持ってるから、

心臓でも角膜でも、

なんでも持っていって下さい。

家族はいません。

承諾とらなきゃいけない人は

誰もいません。
 
 
by レンゲ





『愛と孤独』より
(2011年8月31日)




あんさん。。。 これはわたしでのうてレンゲさんが書いたものですやん。



めれちゃんも同じようなことを書いていたのやがなァ。

あんさんは、いったい何が言いたいねん。

あのなァ〜、最近の日本の自殺の傾向を見てたら、わてはめれちゃんの事がマジで気になりだしたのやがなァ〜。。。

最近の日本の自殺の傾向。。。?

そうやがなァ。。。 次のグラフを見てみィ〜なァ。


(suicide04.gif)
(SOURCE:厚生労働省大臣官房統計情報部 人口動態・保健統計課)

『自殺死亡の年次推移』



あらっ。。。 最近では、毎年3万人以上の自殺者ですやん。



そうやがなァ〜。。。 青木ヶ原樹海では、最近でも白骨死体が見つかっておるのやでぇ〜。。。


(aoki02.jpg)


(aoki03.jpg)

富士青木ヶ原樹海−白骨死体発見

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(aoki01.jpg)



つまり、あんさんは、わたしが近いうちに自殺をするかも知れへんと思いはったん?



そうやァ〜。。。 上の本を読んだり、上の統計を見たりしたら急に心配になったのやがなァ〜。。。

あんさんは心配性な人やのねぇ〜。。。 わたしが自殺するはずないやん。

そやかてぇ〜、自殺したいという詩をようけい書いてるやんかァ〜。。。

それは3年も前の話ですやん。 最近では命の大切さを身にしみて感じ取りましてん。

ホンマかいなァ〜。。。?

次の詩を読んだら、わたしの最近の心境があんさんにも解ると思いますう。


 (すぐ下のページへ続く)


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