奇跡の回復(PART 1)
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デンマンさん。。。 またオイラを呼び出して馬鹿にするのですか?
どうして僕がオマエを馬鹿にしなければならないのォ〜?
だってぇ〜、最近、オイラのことを「医者の卵」と呼んで馬鹿にしている記事をデンマンさんはたくさん書いているではありませんか!
■『医者の卵と評判』
■『院長の愚かなムスコ』
■『結婚できない医者の卵』
■『愚かな医者の卵』
僕は決してオマエを馬鹿にしてないよ。
馬鹿にしていないとしても、オイラを晒し者にして結婚できないようにしているのですよ。
僕がオマエを晒し者にしたと言うの?
そうですよ。 大体次のような誤解を招く記事を載せれば、たいていの人がオイラを江戸川病院の院長のヤバい息子だと考えてしまうのですよ。
医療ミス「認めぬ江戸川病院、
逃げ回る医師」
内部告発で火葬直前に警察解剖
2012/10/25 15:15 J-CASTニュース
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「とくダネ!」は1年近くも取材していた。
東京・江戸川区の江戸川病院で、昨年11月(2011年)に死亡した患者が「医療ミスによるもの」と内部通報があったのだが、病院は否定し医師も無言で逃げ回るばかりだ。
カテーテル抜去数分後に倒れ死去―執刀医は「よくあること」
死亡したのは60代の男性で、重度の腎不全で昨年10月29日に妹をドナーに腎移植手術を受けた。
11月3日に医師がカテーテルを抜いた直後に心肺停止状態となり7日に死亡した。
家族によると、手術の経過はよく、男性がベッドに座って家族と話をしていたとき、執刀の医師が来て首についていた透析カテーテルを抜いた。
男性はその数分後に倒れ込み、心臓マッサージなどをしたが回復しなかった。医師は家族に「よくあること」といっていたという。
死亡診断書には「肺梗塞」とあったが、原因は空欄だった。
遺族は患者の最後の様子から「医療ミスではないか」と主治医に聞いたが、「医療事故なんかじゃありません」と否定され、そのまま解剖もせず火葬に回された。
ところがその直前、匿名で「医療事故です。いますぐ警察に司法解剖を依頼してください」と遺族に通報があって、火葬を中止して警察に知らせた。
解剖の結果は肺動脈空気塞栓症。血管に空気が入って毛細血管に達すると、血流が止まり肺組織が壊死する。
これが「肺梗塞」で病院の死因と同じだったが、解剖では原因は「カテーテルの抜去」とされた。
専門家によると、カテーテルは太いので空気の流入を避けるため、通常は座ったままでは行なわないという。
医療ミスが疑われるケースだが、取材に病院は一切答えなかった。
主治医も答えず、いまは鹿児島にいる執刀の医師(カテーテルを抜いた)も電話に「不適切ではなかった」とだけしかいわない。
「とくダネ!」にも電話「隠蔽体質だ。医療者としてどうかなと思って…」
実は「とくダネ!」には早い時期に別に内部告発があった。
複数の関係者が、「いいたくなるほどずさんだということ。
世間に知ってもらわないと 病院もことの重大さを認識できない」「隠蔽体質だ。医療者としてどうかなと。やることが悪いし遅い。結果に責任を持たない。これでは医療は成り立たない。やっていけない」と話していた。
この1月に病院は事故を受けた新たなマニュアルを作って「患者を臥床させる」「抜去時セキをしないよう説明」などとしていた。
しかし、病院はこうしたことを一切公表せず、逆に院内での密告者探しが行なわれて、電子カルテを開いた記録を洗ったりしたという。
日本移植学会は江戸川病院に対して、原因が判明するまで生体腎臓移植をしないようにと異例の勧告を出している。
病院も9月に事故調査委員会を開いてはいる。
取材にも加わった医療ジャーナリストの伊藤隼也は、「近年珍しいくらいひどい事件だなと思う」
司会の小倉智昭 「カテーテルの抜き方に問題があったわけですよね」
伊藤「重力がありますから寝かして慎重に抜くのが基本。委員会も構成メンバーに問題があったり、当の医師が出て来ていないとか。守秘義務を振りかざしたりもしている」
小倉「しかも(内部告発の)犯人探しをしてる」
伊藤「ミスを認めて改善するという常識がない。告発の電話がなければ、お葬式して終わりだった」
これではやはり病院の名前を覚えておきたくなる。
SOURCE :2012/10/25 15:15 J-CASTニュース
この記事を読んでネット市民の皆様が江戸川病院の院長の息子がオマエだと信じてしまうと言うのォ〜?
その通りですよ。
それはオマエの考えすぎだよ。
とにかく、何度も何度もオイラの事を取り上げて、こうして記事で晒さらされると、オイラは間違いなく結婚できなくなるのですよ。
オマエ、やっぱり結婚したいのォ〜?
もちろんですよ。 オイラも人並みに結婚したいのですよ。
だったら次のような非常識で愚劣な、人から憎まれるようなコメントを書くべきではなかったのだよ。
オイラが非常識で愚劣な、人から憎まれるようなコメントを書いたと、デンマンさんは言うのですか?
そうだよ!
その証拠でもあるのですか?
あるじゃないか! オマエは何を言い出すのだよ! そもそも、こうしてオマエを取り上げるようになったのは、人並みの常識を欠いているオマエが次のような愚かなコメントを僕の記事に書いたからなんだよう。
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■『実際の記事はここをクリック!』
デンマンさんはオイラが書いた上のコメントのことで未だに恨みを抱いているのですか?
僕は個人的にオマエを恨んでいるとか憎んでいるとか。。。 そのような無駄なエネルギーは使わないことにしているのだよ。 僕がこうしてクドクドとオマエを記事で取り上げているのは、オマエに人並みの常識を持って欲しいからなんだよ。
上のようなコメントを書くことは、オイラに人並みの常識がないということなのですか?
だってぇ、そうだろう!? だいたいオマエは医者になるために慈恵大学で勉強しているのだよ。 そういう人間が「おめー、バ.カじゃねーの。死.ね。」と書いたら問題になるのだよ。
どうしてっすかァ〜? たまたまデンマンさんの記事を読んでバカバカしいと思ったから「おめー、バ.カじゃねーの。死.ね。」と書いただけですよ。
だから、そう言う事を衝動的に書くことが「人並みの常識」を欠いていることなんだよ。
衝動的にコメントを書いてはヤバいのですか?
ヤバいのだよ!
どうして。。。?
あのなァ〜、僕の母親は死にそうだったのだよ。
マジッすかァ〜。。。?
ちょっと、僕の叔母からの手紙を読んでごらんよ。
デンマンさん聞いてください。
文字通り奇跡、不思議な出来事です。
今日12月9日見舞いに行ってきました。
病室の交替もあり、部屋に入るとベットに芳江さん(デンマン注: 僕の母親)がいません。
血流が止まるくらいドキッとしました。
廊下に出て係りに尋ねたところ食堂に行っているとのこと。
気持ちでは走ってゆきました。
まあ、なんと車椅子で食卓に向き合っているではありませんか。
「芳江さんよかったね」と思わず手を握ったら力強く握り返してきました。
そのあと、よかったね、よかったねの連発。百遍も言ったでしょうか。
お互いに涙です。
不謹慎な言い方かも知れませんが芳江さんは死の淵より生還。
まさに奇跡です。
でも私だけが死の淵を考えたのでしょうか?
多分、デンマンさんだって一方ではその想いはあったのではと思います。
何しろ長男としての覚悟もあってか葬儀屋さんまで行かれたのですから。。。
芳江さんの真摯でこのあっぱれな負けず魂に敬意を表し、あとは欲張らず、このくらいの状態でいいから生への記録を大きく延ばして欲しいと心の底から思っています。
病院からの帰り際「デンマンさんに手紙を書くから」と言ったら「私は元気で飛び跳ねているからと書いて」と芳江さん。
車椅子の上で両手を高々に挙げて満面の笑みでした。
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繰り返しになりますがデンマンさんとの話の中、お互いに絶望を意識していたことを芳江さんにお詫びしましょう。
清司さんや正造さんには「お母さんはきっと良くなるから」といつも元気付けてきました。
芳江さんに対して私とデンマンさんの立ち位置が違うにせよ、デンマンさんにきついことを言ったとしたら、その点申し訳なかったなあとお詫びします。
夜7時まで病室にいました。
帰宅してあの元気な芳江さんの回復振りが私の脳を刺激しっぱなしです。
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私と話しながら芳江さんは病院食を食べました。
食べるのが遅いので看護士さんに「集中して」と言われながらも話についつい夢中になってしまいました。
1時間半もかかりましたが芳江さんは完食しました。お見事です。
(略)
12月8日 (土曜日)
お昼過ぎ台所でパスタソースを作っています。
明日、芳江さんを見舞いに行く予定。
先に行田の家を訪ねるつもりでいます。
清司さんと正造さんが肩を寄せて家を守っていることに常々偉いと感心しています。
私には大きなことはできませんが勇気付ける気持ちが少しでも移入できればと想いスパゲッティとポテトサラダ、それに味噌汁、さらにパスタソースを作っているわけです。
そこに嫁の厚子さんから電話で「お母さん、デンマンさんの手紙が家に来たけど、これから届けますから」
ちょうどよかった。
パスタソースを多めに作ったので半分にする。
彼女と一時間あまり雑談。
かくしてデンマンさんの手紙は12月8日に受け取りました。
(注: 今度は住所を間違えないでね)
12月9日 (日曜日)
とうとう冬になってしまいました。
最初芳江さんを見舞ったのは9月27日、行田中央総合病院でした。
その頃は自転車をこいで行くと着く頃は額に汗、半袖の晩夏でした。
今日は最高8度、最低2度。
これはカナダ並ですが、相変わらず赤城おろしのすさび場所。
寒いです。
途中、佐間のBELCで食材を購入。 午後1時半に行田に着きました。
テーブルの上に弁当が並べてあり、たまに弁当を食べるのであればご馳走ですが毎日この種類のものだと体に良くないあ、と思います。
正造さんが大宮に出かけるというので先に味噌汁を作ったら「料理は苦手だから。。。」と言いながらおいしいと何度も言ってくれました。
余談ですが私はこの言葉に弱くて、また作って差し上げたいと思う。
息子の家の良太君と太一君の二人が「多佳子さんの"から揚げ"は最高だよ」と、ついついその言葉につられて月一度の割合で作っています。
午後4時に料理終了。 その足で病院へ。
(以下、冒頭の場面に続きます)
P.S.: 【虹のかなたに】
Israel Kamakawiwo'ole
Over the Rainbow/What a Wonderful World
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ついに歌手がわかりました。神秘な歌声。
これに恋してDVDを何度か借り、この曲だけを聴きました。
他に2曲、全3曲のハーモニー。 音楽家ってすごいです。
なぜかうるうるになります。
ハワイに関係したTV放映で耳にしたことがありますがうなずけます。
TV局に問い合わせようと考えましたがデンマンさんが教えてくれてすごくうれしいです。
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Israel Kamakawiwo'ole
イズラエル カマカヴィヴォオレ
脳がだいぶ衰退したので覚えられるかどうか?
イズなら大丈夫そうです。
年明けに早々CDを買おうかな。
今年も20日余りで終わります。
一年が早い。
芳江さんも快方に向かっているので気を引き締めながら明るく行きましょう。
欧米式にクリスマスおめでとう。そして良い2013年を!
健康に気をつけてください。
九条多佳子
2012年12月9日は過ぎ10日の日付に変わっています。
勝手な生活をしているので昼夜逆転しても大丈夫です。
『虹のかなたの奇跡』より
(2012年12月20日)
あれっ。。。デンマンさんのお母さんは奇跡的に助かってしまったのですか?
「助かってしまったのですか?」はねぇ〜だろう!? まるで僕の母親が死んでくれた方いいような言い方じゃないか! そう言う非情というか、冷淡というか、不人情というか。。。そのようなオマエの非常識な面がコメントにも、ありありと表れているのだよ!
いけませんか?
いけないよ! オマエは人の命を助ける医者になろうとして東京にある慈恵大学で勉強しているのだよ。 そうだろう?
そうですう。
だったら、人の命を助けるべき医者になるオマエが「おめー、バ.カじゃねーの。死.ね。」と書くのは大問題だよ! オマエは、そう思わないのォ〜?
うへへへへへへ。。。 まさかデンマンさんがオイラが慈恵大学の学生だということを突き止めるとは思ってもみませんでした。
だから、オマエは愚かだと言うのだよ! 最近では頭のいい小学生でも、くだらないコメントを書けばIPアドレスで身元がバレるということを知っているのだよ。
マジっすかァ〜。。。?
その程度のことも知らなくてオマエは慈恵大学を卒業できると思っているのォ〜?
大丈夫です。 オヤジが大学には充分に寄付していますから。。。 うへへへへへ。。。
オマエ、ほどほどにしないと、不正入学した事もいつかバレてしまうよ!
デンマンさんがネットで公開しなければバレませんよう!
バカだねぇ〜、オマエは。。。 僕の記事はこうしてネットで公開されているのだよ!
止めてくださいよう! オイラが退学処分になったらデンマンさんの責任ですよ! その覚悟はできているのでしょうね!? オイラは最高裁判所まで訴えるつもりですよ!
あのなァ〜、もともとオマエが非常識で、愚劣で、くだらないコメントを書いたから、このようなことになってしまったのだよ!
つまり、すべてオイラが悪いとデンマンさんは断定するのですか?
だってぇ、そうだろう! オマエが下らないコメントを書かなければ、このような事にならなかったのだよ!
その事を言うために、またクドクドとオイラをイジメる記事を書こうと思ったのですか?
違うよ! 僕はオマエの事を取り上げたくなかったのだよ。
それなのに、どうしてまたオイラを呼び出したのですか?
僕のお袋から2月4日に手紙が届いたのだよ。
あれっ。。。 デンマンさんのお母さんはまだ生きているのですかァ〜?
オマエは僕の母親が死んだ方がいいと思っているのォ〜?
いや。。。 何と言うか。。。 そう言う訳ではないですけれど。。。 悲劇的な結末を迎えた方がこの記事が面白くなると思いましてぇ〜。。。 (微笑)
オマエは「他人の不幸は蜜の味」だと思っているのォ〜?
うへへへへへ。。。 デンマンさんにも解りますかァ〜?
判るよう! オマエが書いたコメントを見れば、オマエが座右の銘として「他人の不幸は蜜の味」だと信じて生きていることがすぐに判るよ!
つまり、「他人の不幸は蜜の味」だと言いたくて、この記事を書き始めたのですか?
違うってばあああァ〜。。。! オマエは何と言うことを言い出すのだよ! 僕はオマエに命の大切さを言いたくて、この記事を書く気になったのだよ。 とにかく、僕の母親から届いた手紙をオマエも読んでごらんよ。
(すぐ下のページへ続く)