小百合さんと幻想のルビー(PART 1)
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デンマンさん。。。 「幻想のルビー」なんてぇ、ロマンチックな言葉をタイトルに使ってますけれど、どういう訳ですか?
あれっ。。。 小百合さんは心当たりがないのですか?
心当たりってぇ、「幻想のルビー」のことですか?
そうですよ。
「幻想のルビー」と言われても。。。、あの宝石のルビー以外には、特に何も思い当たりませんわ。
やだなあああァ〜。。。 小百合さんは、もう忘れてしまったのですか?
何を。。。?
何をってぇ〜。。。 小百合さんが僕に送ってくれたバレンタインの小包の中に「幻想のルビー」を入れたのですよ。 忘れてしまったのですか?
私が、あのバレンタインの小包の中にルビーを入れたとデンマンさんは言うのですか?
そうですよ。
宝石など入れた覚えはありませんわ。
もちろん、宝石ではありませんよ。
でも、「幻想のルビー」を入れたとデンマンさんは言ったばかりではありませんか!
やだなあああァ〜。。。 小百合さんはすっかり忘れてしまったのですね。
だから、私が何を忘れてしまったのですか?
小百合さんは次の物をバレンタインの小包の中に入れたのですよ。 じっくりと見てくださいよ。
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やだわァ〜。。。 私が入れたロッテのチューインガムではありませんか!
そうですよ。
「幻想のルビー」なんてぇ言うから分からないのですわ。 「ロッテのチューインガム」と言えばいいではありませんか。
「ロッテのチューインガム」なんてぇタイトルに書いたら身も蓋もないではありませんか! 「幻想のルビー」と書くからタイトルにするだけの意味があるのですよ。 小百合さんだってぇ、「幻想のルビー」という言葉に駆られて、このガムを選んだのでしょう?
いいえ。。。
やだなあああァ〜。。。 そう簡単に否定しないでくださいよう。
だってぇ〜、「幻想のルビー」と書いてあったから選んだわけではありませんわ。
やだなあああァ〜。。。 小百合さんがバレンタインの小包の中にわざわざチューインガムを入れたのですよ。 当然、バレンタインに因(ちな)んだガムだと受け取る人は思うじゃありませんかァ!
あらっ。。。 でんまんさんは「幻想のルビー」とバレンタインを結びつけたのですか?
もちろんですよ。
どうして。。。?
やだなあああァ〜。。。 小百合さんがバレンタインの小包に同封した手紙には次のように書いてあったのですよゥ!
前略
元気ですか?
デンマンさんがロブソン通りを
ルンルン気分で図書館まで
歩いてゆけるように
心躍る甘酸っぱさの
フルーティMINTIA!
を入れました。
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最近、私もカバンに入れて
持ち歩いてます。
1年に一度ぐらいは
女の子の気持ちになって
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ルンルン気分で
スキップしながら
舐めてみてください。
うふふふふ。。。
グリコ・アーモンドチョコも
入れました。
うららかな春のバンクーバーの
街を歩きながら。。。
また、フードストアに向かう
買いものついでに舐めてください。
それから、思いつくままに
お煎餅や、即席スープ
即席ラーメン、山菜そばも入れました。
日本の味を懐かしみながら
食べてみてくださいね。
では。。。
早々
小百合より
2013年1月29日
『軽井沢タリアセン夫人のバレンタイン』から引用
(2013年3月7日)
やだわァ〜。。。 またこの手紙を公開するのですかァ〜?
なにも嫌がることはないじゃありませんかァ!
ネットで公開されるのであれば、もっと違う書き方をしましたわ。
あれっ。。。 小百合さんも本音と建前を使いわけるのですかァ〜?
だってぇ〜、日本人ですもの。。。うふふふふふ。。。
あのねぇ〜、上の手紙は小百合さんらしい素直ないい手紙なんですよゥ。
でも。。。、たぶん、デンマンさんが自作自演していると思い込んでいるネット市民の皆様が大半だと思いますわ。
小百合さんが送ってくれたバレンタインの小包まで僕が自作自演しているということですか?
そう思っている人だってきっといますわよう。
それはないでしょう! ブログの記事を書くためにバレンタインの小包まで僕が自作自演していると思っている人が居ると、小百合さんは言うのですか?
中には居ると思いますわ。。。 で、上の手紙を持ち出してきてデンマンさんは何が言いたいのですか?
あのねぇ〜、上の手紙はバレンタインらしい実に微笑(ほほえ)ましい文面なのですよ。 だから、小包の中に入っている物だって当然バレンタインに因(ちな)んだ物だと受け取る人は思うものですよ。
そうかしら。。。?
あのねぇ〜、こう見えても僕は結構ロマンチックなタイプなんですよ。 うへへへへへへ。。。
そのようには見えませんわァ。
やだなあああァ〜、お世辞でも「そうでしたわねぇ〜」ぐらいのことを言ってくださいよゥ。
それでロマンチックな人は私が入れたロッテのチューインガムをどのように考えるものなのですか?
つまり、小百合さんがわざわざ「幻想のルビー」と書いてあるチューインガムを選んでバレンタインの小包の中に入れたのですよ。
だから。。。?
だから、当然「幻想のルビー」とバレンタインは深い繋(つな)がりがあると僕は思うわけですよ。
どのような。。。?
やだなあああァ〜。。。 そこまで僕に言わせるつもりなのですか?
だってぇ〜、デンマンさんが何を言いたいのか?私には全く見当がつきませんわ。
マジで。。。?
とにかく説明してくださいな。
あのねぇ〜。。。、やだなあああァ〜。。。 小百合さんは知っていて知らない振りをしているのではありませんか?
私が何を知っているとデンマンさんは思っているのですか?
小百合さんはマジで何も知らないのですか?
だから、グダグダと余計な事を言わずに細木数子のようにズバリ!と言ってくださいな。
あのねぇ〜、小百合さんも知っているでしょう! ルビーというのは日本語で言えば「紅玉」ですよ。 コランダム(鋼玉)の変種です。 赤色が特徴的な宝石ですよ。
ええ。。。 その程度のことは知っておりますわ。
天然ルビーは産地がアジアに偏っていて欧米では採れないのですよ。 アジアで採れるといっても、宝石にできる美しい石が採れる場所は極めて限定されている。 3カラットを超える大きな「紅玉」はなかなか採れない。 だから3カラット以上の「紅玉」は非常に貴重なものと考えられている。
あらっ。。。 3カラットを超える大きな「紅玉」は、それほど貴重なのですか?
そうですよ! ダイヤモンドの研磨法が発見されるまでは全宝石中で最も貴重な宝石とみなされていたのですよ。 それ以降でも、「紅玉」は火炎溶融法による人工合成がされるまではダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われていたのですよ。
それは知りませんでしたわ。 デンマンさんは、この事が言いたかったのですか?
違いますよ。 やだなあああァ〜。。。 それとバレンタインとは関係ないでしょう?
だから、何が言いたいのですか?
あのねぇ〜、ルビーは7月の誕生石なのですよ。
それは知っていますわ。 だったら「石言葉」も知っているでしょう?
あらっ。。。。 「花言葉」ではなくて「石言葉」ですか?
そうですよう。 ルビーだから花言葉じゃなく石言葉なのですよ! ルビーの「石言葉」は「熱情・情熱・純愛」なんです。
あらっ。。。 そうでしたの? うふふふふふ。。。
やだなあああァ〜。。。 うふふふじゃありませんよう! 小百合さんは惚(とぼ)けているのでしょう!? ルビーが熱情・情熱・純愛を意味することぐらい知っているでしょう!?
そう言われれば、確かに、そのような事を聞いたことがありますけれど、バレンタインの小包を用意している時には思い浮かびませんでしたわ。
マジで。。。? つまり。。。、つまり。。。、ルビーが熱情・情熱・純愛を意味するとは思わずに「幻想のルビー」の Glamatic チューインガムを小百合さんは選んだのですか?
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そうですわ。。。 特にバレンタインと「幻想のルビー」を結び付けたのではありませんわァ。 うふふふふふ。。。
あのねぇ〜、こういう時には冗談でもいいから僕と口車を合わせてくださいよ。 せっかく小百合さんのバレンタインらしい手紙を公開しているのに、その辺に置いてあった余り物のチューインガムを入れたじゃァ話にならないでしょう! 身も蓋もありませんよう! んもおォ〜。。。!
だから、そういう時には、デンマンさんの都合の言いように書いてしまえばいいではありませんか!
あのねぇ〜、僕も小百合さんに負けないくらいに根が素直で正直なのですよゥ。 本当の事実を書くしかできないのですゥ。 これが僕の性格なのですよ。 第一、自作自演でこんな事を書いても全く面白くも可笑しくもないのですよ。 小百合さんだって、そう思うでしょう?
まあ。。。 そうですわねぇ〜。。。 私だって、自作自演でこんな長ったらしい記事は、とても書けませんわ。 (微笑)
そうでしょう!? だから、せめて僕に花を咲かせる意味でも「デンマンさんのために熱情・情熱・純愛を意味する『幻想のルビー』を選んで入れたのですわ。 うふふふふ。。。」ぐらいの事を言って欲しかったのですよう。
分かりましたわ。 今度から気をつけますわ。 うふふふふふ。。。
。。。じゃないとねぇ、僕だって、このように長い記事を書く張り合いがないのですよ。 とにかく、小百合さんが今度から熱情・情熱・純愛を意味する物をドンドンバレンタインの小包の中に入れてくれることを期待しますよゥ。
(すぐ下のページへ続く)