クオリアふたたび(PART 1)
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デンマンさん...、 あんさんは、ようけい画像を貼り付けはってぇ〜、いったい何を始めるつもりやのォ〜?
。。。ん? 画像をたくさん貼り付けるのはあきまへんかァ〜?
遅いパソコンを使いはってる人は画像を表示するのに時間がかかってぇ、なかなかページが表示されへんから迷惑しておると思いますわァ。
めれちゃんのパソコンは遅いのかァ〜?
わたしのパソコンは問題あらへんけど、このページを見ているネット市民の皆様の中には、なかなかページが現れへんからムカついて他のブログへ飛んでしもうた人もおると思いますねん。
あのなァ〜、なるべく多くの人に読んで欲しいと思うけど、えろう遅いパソコンを使っておる人のことまで考えていたら、文字だけのページしか作れへんのやでぇ〜。。。
あんさんのページは画像が多すぎるのどすえ〜。。。
なんで急に京都弁が出てくるねん。
そないな事よりも「クオリアふたたび」ってぇ、いったいどないなことやのォ〜?
あのなァ〜、久しぶりに意味のあるコメントをもろうたのやがなァ〜。
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■『実際のページ』
赤い枠で囲みやはったのが、その意味のあるコメントやのォ〜?
そうやァ。 めれちゃんもこのページ覚えておるやろう?
そう言われてみれば、あんさんと脳科学者・茂木健一郎のことで語りおうたことがありましたなァ〜。。。
そうやがなァ。 知らない人のために核心部分を貼り付けるさかいに、めれちゃんももう一度読んでみたらええやん。
脳科学者・茂木健一郎は
NHKの番組を降板すべきではないか
「仕事に追われて」は理由にならない
たまげた人が多かったはずだ。
脳科学者の茂木健一郎(47)が、東京国税局に約4億円の申告漏れを指摘された件だ。
茂木の一般的なイメージは、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で見せる柔和な笑顔か。
NHKで知名度が全国区となり、最近は「世界一受けたい授業」(日テレ)などバラエティーの出演も増えている。
「茂木のギャラはNHKで1本50万円前後です。
民放はゲスト出演で15万円以上、ゴールデンなら50万円程度。
テレビだけで年間5000万円以上稼いでいる計算です」
(マスコミ関係者)
NHKの売れっ子は講演会でも引っ張りダコ。
ある講演会運営会社によると、昨年の茂木のギャラは1回あたり約90分の講演で90万円。
月3回なら年間の稼ぎは3000万円以上になる。
驚くのはまだ早い。
最大の“ドル箱”は出版である。
2007年の「脳を活かす勉強法」、2008年の「脳を活かす仕事術」は、それぞれ100万部を突破し、茂木は2億円以上の印税を手にした計算だ。
「茂木の執筆ペースの速さは西村京太郎や赤川次郎らベストセラー作家も顔負けです。
共著を含めて今年6月、8月、9月にそれぞれ4冊出版しました」
(出版関係者)
勤務先のソニー関連会社の給与の他にこれだけ雑所得があれば、「確定申告しなきゃ」と焦るのが普通の感覚だろう。
しかし、茂木は「日々の仕事に追われて」4億円をほったらかしにしていた。
多忙なら税理士に税務処理を依頼すれば済む話で、このルーズさはどういうことか。
茂木は番組のHPで「深くお詫び申し上げます」としているが、手厳しい意見もある。
芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。
「茂木はNHKで番組を持ち、NHKの受信料の中で育てられた脳科学者で、今やタレントです。
“時間がない”なんて理由で、申告漏れが許されるわけがない。
そもそも納税は国民の義務。
時間があるないの問題ではない。
NHKは即刻、茂木を降板させるか、番組を打ち切るべきです」
脳科学者の頭の中をのぞいてみたいものだ。
出典: 日刊ゲンダイ (2009年11月12日)
『専門馬鹿にならないように』に掲載
(2009年11月24日)
結局、NHKはしばらく番組を中断してから、茂木さんを外(はず)して番組を再開しましたなァ。
うん、うん、うん。。。 NHKに番組の視聴者からたくさん電話がかかってきたそうやでぇ〜。。。
茂木さんを番組から降ろせってぇ〜?
その通りやがなァ。 おそらく誰かて、そう思うとちゃうかァ〜? コメントを書いてくれた人も言うている。 「教えている側の人間ですから、お金の管理もきちんとしてほしい」と。。。
わたしも、その通りやと思いまねん。
NHKも番組の視聴者の意見を無視するわけにはゆかずに茂木さんを降ろしたと思うでぇ〜。。。
。。。で、あんさんは、その事が言いたくて再び『心のクオリア』を取り上げはったん?
いや、ちゃうねん。。。 『心のクオリア』は2012年1月31日に投稿した記事やんかァ。 つまり、もう1年以上前に書いた記事やねん。 このコメントを書きはった人が、いったいどのような経緯でこの記事に到達したのか? その事を調べ始めたのやがなァ。
それで、どないして調べはったん?
次のように生ログを知れべたのやがなァ。
(liv30423.gif)
あらっ。。。 『心のクオリア』にアクセスしている人がおるやんかァ。 でも、検索して読みにやって来たのではあらへんわァ。
そうやァ。。。 それで、わてはさっそくIPアドレスを調べたのやがなァ。 その結果を見て欲しいねん。
(liv30423e.gif)
あらっ。。。 バンクーバーの市立図書館からアクセスしてますやん。
そうやァ。
つまり、日本語が解るジューンさんが書きはったん?
ジューンさんならちゃんと「ジューン」と名前を残すがなァ。
つまり、あんさんの他のお友達が書きはったん?
ちゃうねん。 これは、わてがアクセスした記録やがなァ。
なんやァ。。。 あんさんかいなァ。 どうして4月22日の生ログを調べはらへんかったん?
わてが調べた時には「生ログ」の20ページの最後の記録が『床上手と肥後ずいき』を読んだ人やったのやァ。 つまり、4月22日の「生ログ」を調べるためには、もっと以前に調べなァあかんかったのやがなァ。
要するに、調べることができへんかったということやんかァ。
残念ながら遅すぎたのやァ。
つまり、この事が言いたくて、わざわざこの記事を書き始めはったん?
ちゃうねん。 最近、知識人の道徳意識が低下していると思うてなァ。
“時間がない”なんて理由で、
申告漏れが許されるわけがない。
そもそも納税は国民の義務。
サラリーマンの人たちは給料から無条件に税金を持ってゆかれているねん。 そやから、サラリーマンの視聴者にとって茂木さんが“時間がない”という理由で、申告をしていなかったなんて聞いたら絶対にムカつくに決まっておるがなァ。
そうですなァ〜。
これに似た話がアメリカで起こったのやがなァ。 めれちゃんも知っていると思うでぇ〜。。。
どないなことやのォ〜?
あのリーマンショクで破綻した証券会社の数社がアメリカ政府の巨額の救済資金で生き延びたのやァ。 この救済資金というのは国民から集めた税金やがなァ〜。 ところが救済を受けて生き延びたウォールストリートの証券会社の幹部が2008年に160億ドルのボーナスを自分たちに出したのやがなァ。 アメリカ国民はいっせいにムカついたのやァ!
当然ですやんかア!
オバマ大統領もムカついて次のように言ったのやァ。
ここはアメリカです。
われわれは富を軽蔑しません。
他人の成功を妬(ねた)んだりしません。
そして、成功を称えるべきだと確信しています。
しかし、人々が当然にも憤慨しているのは、失敗した経営者が報酬(ボーナス)を得ていることです。
その報酬を納税者がまかなっているとなれば、なおさらです。
企業救済の倫理をめぐる最も過激な発言の一つは、アメリカ中部出身の財政保守派、チャールズ・グラスリー上院議員(共和党、アイオワ州選出)によるものだ。
ボーナス論議がもっとも盛り上がっていた頃、グラスリーはアイオワ州のあるラジオのインタビューで、何よりイライラするのは経営者たちが失敗の責任を取らないことだと語った。
「彼らが日本の経営者のようにアメリカ国民の前に姿を見せ、深く頭を下げて『申し訳ありませんでした』と謝り、それから二つのことの一つ---つまり辞職か自殺をすれば、少しは気が収まる」のだそうだ。
(shazai2.jpg)
グラスリーは後に、自分は経営者に自殺をしろと言っているのではないと釈明した。
ただ、失敗の責任を認め、悔悟(かいご)の念を示し、公(おおやけ)に謝罪してもらいたいという。
「私はCEOの口からそうした言葉を聞いたことがないし、そのせいで、私の地元の納税者が税金を払い続けるのがとても難しくなっている」と、彼は語った。
グラスリー議員のコメントは私の直感と一致している。
つまり企業救済への怒りの主因は、強欲に関するものではないのだ。
アメリカ人の正義感を最も損なったのは、失敗に報酬を与えるために税金が使われていることだったのである。
(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより。
読み易くするために改行を加えています)
25-26ページ
『これからの「正義」の話をしよう』
著者: マイケル・サンデル
訳者: 鬼澤 忍
2010年6月25日 第28版発行
発行所: 株式会社 早川書房
当然ですやん。。。 証券会社の重役が経営に失敗して、アメリカ国民の税金で生き延びている。 それにもかかわらず救済基金の中からボーナスを得ているなんて絶対に許せんと思うわァ。
うん、うん、うん。。。 他人事と言えどもムカつく話やなァ〜。。。 そやけど、日本人の経営者がペコペコ頭を下げて、それで一件落着というのも考えもんやでぇ〜。。。
(すぐ下のページへ続く)