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ヘチマ野郎(PART 2)

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ヘチマ野郎(PART 2)


【卑弥子の独り言】



ですってぇ〜。。。
コーンフレーク (corn flakes) は、とっても便利な食べ物でござ〜ますわ。
トウモロコシを加熱調理した上で長さ1cm程度の薄い破片に成型、砂糖などで味付けをした食品ですわ。
あなたも食べたことがあるでしょう?

器に盛って牛乳や豆乳をかければすぐに食べることができますわ。
あたくしもバンクーバーに行った時には朝食によく食べましたわ。

どうしてこのような食べ物が生まれたのかしら?
そのような疑問が浮かんできたことはござ〜ませんか?

時は1894年。
ミシガン州バトルクリーク(Battle Creek)のバトルクリーク・サナトリウム(Battle Creek Sanitarium)を監督していたケロッグ博士は、セブンスデー・アドベンチスト教会の教義に合致した、厳格な菜食主義の病人食を作っていたのですってぇ〜。。。
ケロッグと弟のウィル(Will Keith Kellogg)は、小麦粉を練ってローラーで引き延ばし、薄いパン生地の病人食を作っていました。
ところが、しばらく放置された結果、パン生地になるはずの小麦が乾燥してしまったのです。

捨てるのはもったいないので、生地をそのままローラーで引き延ばしたところ、フレーク状のものができました。
これを患者たちに与えたところ好評だったのです。

これは1894年4月14日の出来事とされています。
兄弟は同年5月31日に、「グラノース(granose)」という名前でこの食品の特許を登録したのです。


(cornflake3.jpg) 

これがコーンフレークの始まりですってぇ。。。

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ。






ィ〜ハァ〜♪〜!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

ところで「かぎろい」という言葉を聞いたことがありますか?

『万葉集』巻(まき)1の48番に柿本人麿(かきのもとひとまろ)の有名な「かぎろい」の歌があります。

東(ひむがし)の

野に炎(かぎろひ)の

立つ見えて

かへり見すれば

月傾(かたぶ)きぬ

あまりにも有名な歌ですよね。

あなたも聞いたことがあるでしょう?

次のような意味です。




東方の野には曙(あけぼの)の光がさしそめるのが見えて西を振りかえると月が傾いて淡い光をたたえている。



(『万葉集』日本古典文学大系、岩波書店)


「かぎろい」は『古語辞典』(岩波書店)では、まず「揺れて光る意。 ヒは火。 炎」とあり、また「立ちのぼる水蒸気に光があたり、光がゆらめいて見えるもの」とし、「陽炎(かげろう)、地面が熱せられたときに見られる」の意をあげています。

さて日の出前には日中、私たちがよく見る陽炎のようなものは出現しないので、「陽炎説」は成立しません。

「かぎろい」は万葉集では「炎」という字があてられていることに注目してください。

「かぎろい」には、これまで天文学的に意味のある説が二つあります。

その一つは、戦前、中山正実画伯が「かぎろい」にちなむ大作「阿騎野(あきの)の朝」を描くにあたってなされた考証にもとづくものです(中山説)。

それによれば柿本人麿の「かぎろひ体験」は、場所(東経135°.9、北緯34°.4)だけでなく、日時をも特定できるという驚くべき説で、持統天皇の朱鳥(しゅちょう)6年11月17日(ユリウス暦ではA.D.692年12月31日)、午前5時50分(日本標準時、日の出前約1時間)、月は望(満月)をわずかに過ぎて西の地平線の上10°の高さにあったというのです。

中山説は、このときの東の空の現象が「かぎろい」だとするものです。

驚きですよね。

どうして、1300年以上も前の時刻まで突き止めることだできるのでしょうか?

実は、誰でも簡単に突き止めることができるソフトがあるのです。

「天文シュミレーション・ソフト」とか「プラネタリウム・ソフト」と呼ばれているプログラムです。

関心があったら、次の記事を読んでみてください。


■ 『かぎろいの謎』

■ 『かぎろいの誘惑』


ところで、これまで書いた小百合さんの記事を集めて

デンマンさんが一つにまとめました。

もし、小百合さんの記事をまとめて読みたいのならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

『小百合物語 特集』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしてくださいね。

じゃあね。


 

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