レモンと胡椒と愛情(PART 1)
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小百合さんの声は20年前とほとんど変わらないですね。
あらそうですか?。。。 ということは私の体型はずいぶんと変わったということですか?
やだなあああァ〜。。。 そういう風に嫌味(いやみ)に受け取らないでくださいよう。 小百合さんは体型も声も20年ほど前とほとんど変わりませんよう。
素直に喜んでいいのかしら?
素直に喜んでください。 そのつもりで僕はありのままをこうしてネットで公開しているのですから。。。
でも、私を見たことのない人にとっては、どうでもいいことですわ。
いや。。。 次の写真を見れば、無関心ではいられなくなりますよう。
デンマンさん。。。 この写真を私だとマジで思い込むような単細胞で素直な日本人は居ませんわよう。
日本もこの20年間に変わったということですか。。。?
世界はめまぐるしく変わっているのですわ。 ネットでちょっとばかりサーフィンするだけでも世界がずいぶんと変わったことに気づかされますわ。
ほおォ〜。。。 たとえば、どうな風に。。。?
たとえば、こんな風に感じる女性が居るのですわ。
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うん、うん、うん。。。 最近、こういう風に落ち込んでいる女性をネットで僕もよく見かけますよ。
でしょう? GOOのサイトへ行くと、こういう女性をたくさん見かけるのですわ。 うふふふふふ。。。
。。。で、この女性がどうだというのですか?
このような女性がたくさんデンマンさんの記事を読むのですわ。 するとジューンさんが出てきて次のようなことをしゃべるのですわよう。
ランジェリーの美学
こんにちは。
ジューンです。
卑弥子さんが言ってましたよね。
“贅沢な素材を使った、
ちょっと高めのランジェリーを
身に着けると、
なんとなく自分がいつもよりも
きれいになったような
感じがしませんか?”
確かに、そう言われてみると
そんな気がしますよね。
わたしはランジェリーには余りお金をかけないのですけれど、
例えば、2倍も高いランジェリーを買って身に着けると、
その分だけ自分が引き立つような気分になりますよね。
でも、実際には外からでは見えないのだから、
ランジェリーを身に着ける人の気分の問題ですよね。
ところで、私が仲良くしているお友達にパリからやってきたフランス人が居るのです。
カトリーヌさんというのです。
彼女はびっくりするほどランジェリーにお金をかけるのですよね。
カトリーヌさんはミス・フランスのラナーアップになったくらいの人だから、
確かにきれいな人なのですけれど、
それ程の人が、なぜ高価なランジェリーにこだわるのか?
きれいな人だから、普段外では目に見えないランジェリ−などにお金をかけなくても、美人として充分に目立つ人です。
そういう人が高価なランジェリーにこだわるのですよね。
私はカナダ生まれでカナダ育ちですから、生粋のカナダ人です。
だから、外からでは見えないランジェリーにお金を使うのが馬鹿馬鹿しいと思えるのですよね。
パリからやってきたカトリーヌさんから見ると私は田舎者に見えるかもしれません。
でも、聞くは一時の恥だと思って、尋ねてみたのです。
そうしたら、何と答えたと思いますか?
“ファンデーションに高いお金をかけたら、その上にダサいものは着れないじゃない。”
つまり、カトリーヌさんは美人なのですが、
ファンデーションにお金をかけると、その上に着るものは、みっともないものは着れないと言うのですよね。
つまり、さらに服装で自分を際立(きわだ)たせようとする。
パリジャンヌというのは、そうやって“美しさ”にこだわるようです。
カトリーヌさんに刺激されて、私もいつもよりも高めのランジェリーを買ってみました。
どうでしょうか?
少しは際立って見えるでしょうか?
下着とランジェリーは
女の繊細さと美しさを
際立たせる
最後の砦ですわぁ〜
卑弥子さんが上のような事を言いましたけれど、
平安時代の女性は、さすがに奥深い事を言うものですわね。
あなたも、たまにはこのような可愛いランジェリーで
勝負してみてはいかがでしょうか?
『ランジェリーの美学』より
(2006年8月8日)
それで、なるほどと思うのですわ。
なるほどってぇ、どういう風に思うのですか?
つまり、下着とランジェリーは女の繊細さと美しさを際立たせる最後の砦だということを知らされて、しかも次のようなビデオクリップを見るのですわ。
<iframe width="500" height="350" src="http://www.youtube.com/embed/qy1WMZQqSSc" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
すると、女は単純なところがありますから、少しばかり高価なランジェリーを身につけてルンルン気分になれるのですわ。
なるほどねぇ〜。。。
そうなると、口コミでデンマンさんのサイトが海外に居る日本語が解るおばさんたちの間で広まるのですわ。 それでデンマンさんのちょっと見ると、下らなさそうなサイトが海外からのアクセスを呼び込むのですわ。
海外からのアクセス
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■『Denman Blog』
デンマンさん一人でやっているサイトに、これだけ海外からのアクセスがあるなんて、20年前には考えられなかったことですわ。
なるほどォ〜。。。 なるほどォ〜。。。 確かに小百合さんの言うように世界はめまぐるしく変わっているようですね。
感心している場合ではありませんわ。 私にこれだけしゃべらせておいて、デンマンさんは楽(らく)をしようとなさるのですかァ〜?
いや。。。 僕としてはサボるつもりはありませんよう。
いつまでも私にしゃべらせないで、「レモンと胡椒と愛情」という本題に入ってくださいなァ。
そうでした。。。 小百合さんが調子に乗って喋(しゃべ)り捲(まく)るので、ついつい聞きほれていたのですよう。 やっぱり、小百合さんの声は20年前と少しも変わりがありませんよう。 かわゆいですよう。。。(微笑)
そのような、とってつけたお世辞はいいですから、「レモンと胡椒と愛情」について話してくださいなァ。
あのねぇ〜、小百合さんが電話をかけて、パスタにかけるホワイトソースが欲しいと。。。 その後、しばらくしたら急にレモン・ペパーの振り掛け調味料も欲しいと言い出して。。。 それで、僕は、あれっ。。。 とちょっと驚いたのですよう。
どうして。。。?
僕はその時、lemon-pepper flavored flaked tuna の缶詰で夕食を済ませたばかりだったからですよ。
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そしたら、小百合さんが貧乏人の夕食をさも哀れむように「あらっ。。。 ツナじゃなくてサーディーンでしょう?!」と言ったのですよう。 確かにサーディーンの缶詰はどれも不味(まず)いのですよ。
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それがデンマンさんの気に障(さわ)ったのですか?
いや。。。 別に気に障ったという程の衝撃はありませんでしたけどォ〜。。。 小百合さんは悪気があって、そう言ったわけではないと解っていましたから。。。 だけど、小百合さんのオツムには、あの不味(まず)いサーディーン(sardines)の缶詰しかイメージが湧(わ)かないのか。。。!? 僕の頭には咄嗟(とっさ)に、その事実が去来(きょらい)したのですよ。
つまり、私が軽い気持ちで言った一言を結構、デンマンさんは深刻に受け止めてしまったのですわね?
深刻と言うほどの事は無かったけれど。。。 なんと言うか。。。 満ち足りた気分でlemon-pepper flavored flaked tuna の缶詰で夕食を済ませた気分が、心なしか落ち込んだ気分になったと言うかァ〜。。。
デンマンさん! 。。。 その程度の事を言われたくらいで落ち込まないでくださいなァ。
いや。。。 落ち込んだと言うのはオーバーだけれど。。。 小百合さんが当然知っているはずだと思っていたことが。。。 実はそうではなかったと。。。 何と言うか。。。 そのギャップは、やっぱり、カナダ在住の年数の違いなんだろうか?と。。。
デンマンさんは些細(ささい)な事を深刻に受け止めるタチなのですわねぇ〜?
そうですかァ〜。。。? 小百合さんには、そう思えるのですかァ〜?
だってぇ〜、そうじゃありませんか! わたしは 13年間ほどバンクーバーの隣町のバーナビーの「湖畔の別荘」で夏休みを過ごしてきましたけれど、lemon-pepper flavored flaked tuna の缶詰なんてぇ、一度も見たことがありませんでしたわ。
だから、そこですよ。 僕にとって、lemon-pepper flavored flaked tuna の缶詰は日常茶飯事になっているのですよ。 でも、小百合さんにとって、この缶詰は全く縁が無かった。
lemon-pepper flavored flaked tunaってぇ、それ程おいしいものですか?
だってぇ、小百合さん自身、レモン・ペパーの振り掛け調味料が欲しいと言ったのですよう。
(すぐ下のページへ続く)