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宮沢百恵(PART 1)

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宮沢百恵(PART 1)



(miya08.jpg)


(yama102.jpg)




ケイトー。。。 今日のタイトルはなんだか芸名のようね?


(kato3.gif)

あれっ。。。 シルヴィーはカンがいいねぇ〜。。。 上のタイトルから芸能人が思い浮かぶのォ〜?

私は日本に住んでいるわけじゃないから日本の芸能人のことはよく知らないけれど、ケイトーはかつて『宮澤理恵@Macao』という記事を書いたじゃない。 宮沢というのは宮澤と同じでしょう?

そうですよ。 “澤”というのは“沢”の旧字体です。 シルヴィーは結構、日本語に詳しいんだね。

別に詳しいわけじゃないわ。。。 『宮澤理恵@Macao』を読んだ時に調べたのよ。 でも、なんで“宮沢りえ”じゃなくて“宮沢百恵”なのォ〜?

あのねぇ〜、今日は、実は、『宮澤理恵@Macao』の続きなのですよ。

でも、続きというには、ずいぶんと月日が経ってるじゃない。。。 『宮澤理恵@Macao』を投稿したのは、確か、今年の2月28日だったでしょう!?

そうです。。。 その通りです。

それに、“宮沢りえ”じゃなくて“宮沢百恵”というのも可笑しいじゃない? 

それにはわけがあるのですよ。

でも、どうして半年以上も経ってから続きを書くのォ〜?

あのねぇ〜、実は、8月22日にバンクーバー市立図書館からDVDを借りて“007 Skyfall”を観たのですよ。


(lib30913.gif)

『実際のカタログ・ページ』



観終えてから赤枠で囲んであるコメントを書いたの?



そうですよ。 ちょっと日本語に訳してみますね。


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これはジェームズボンド・シリーズの第23作目で、監督はサム・メンデス。
脚本はジョン・ローガン、ニール・パーヴィス、それにロバート・ウェイド。
ダニエル・クレイグがジェームズボンド役で出演している3作目。
悪役・ラウル・シルヴァを演じるのがハビエル・バルデム。

この映画の見所は、まず、最初のアイキャッチングシーン!
ジェームズ・ボンドは新人女性エージェントのイヴとともにトルコでの作戦に参加していた。
その最中、MI6の工作員が殺され、各国のテロ組織に潜入している全てのNATOの工作員の情報が収められたハードディスクが奪われた。
ボンドはディスクを取り戻すべく、実行犯であるフランス人傭兵パトリスを追跡する。
MI6部長・Mの指令により、ボンドと列車の上で格闘しているパトリスを狙ってイヴが撃った。
しかし、銃弾はボンドに当たり、ボンドは峡谷に落下し行方不明となる。
まず、生存は不可能とされた。

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もちろん、誰もジェームズボンドが死んだとは思わないよね。
死んだら、映画にならないものね。
ダイアモンドが永遠のように、ジェームズボンドも永遠に生きることになるのですよ。




。。。で、このジェームズ・ボンド映画と“宮沢りえ”がどうして関係あるのよ?



あのねぇ〜、僕が2月28日に投稿した記事のタイトルは『宮澤理恵@Macao』ですよ。

だから、どうだと言うのォ〜?

マカオでは“宮沢りえ”さんは“宮澤理恵”と書かれていたわけですよ。 その新聞を手に持って、なるほど、マカオには新体字も、かな文字も無いのだと改めて実感したのですよ。




僕は1991年の11月6日にバンクーバーから香港に向かった。 その後、9日にフェリーに乗ってマカオに行ったのです。


(macau01.gif)



1991年と言えば、まだ香港もマカオも中国に返還になる前ねぇ〜 。。。で、麻薬の取引のために香港とマカオに行ったのォ〜?



やだなあああァ〜。。。 誤解を招くような事を言わないでくださいよ。  僕はヤクに手を出した事はありません!

じゃあ、どうして香港とマカオに行ったのォ〜?

僕のお客さんに、ご挨拶に立ち寄ったのですよ。

そのお客さんってぇ〜、麻薬の密売をしている人なのォ〜?

シルヴィー! んもおォ〜。。。 誤解を招くような事を言わないでと言ってるでしょう! シルヴィーはどうして麻薬にこだわるのォ〜?

だってぇ、香港、マカオと言えば、たいてい麻薬に関係あるじゃない?

それはシルヴィーの思い込みですよ。 僕はお客さんに、ご挨拶するために香港に立ち寄ったのですよ。

。。。で、そのお客さんというのは香港に住んでいる大金持ちなのォ〜?

いや。。。 それほどの大金持ちではありません。 香港で宝石屋さんとブテックをやっているジャスミンさんという女性ですよ。 この人がマカオを案内してくれるというので僕はご好意に甘えたのですよ。

。。。で、マカオのどこへ行ったのォ〜?


(macau26.gif)



ジャスミンさんは、まず「セント・ポール大聖堂」の跡地に連れて行ってくれたのです。


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これは有名なところね。 マカオと言えばたいてい、この天主堂のファサードがガイドブックやビデオに出てくるわよね。。。で、写真に写っている女性がジャスミンさんなのォ〜?



その通りですよ。

この人がマジで香港で宝石屋さんとブテックをやっているケイトーのお客さんなのォ〜? 。。。 香港でナンパしてマカオへ連れて行って、ケイトーはこの女性をサーカスへ売り飛ばそうとしたのじゃないのォ〜?

シルヴィー!。。。 誤解を招くようなことを言わないでと言ってるでしょう!? んもおォ〜! 売り飛ばされそうな女性ならニコニコ笑って写真に写らないでしょう!

。。。で、 「セント・ポール大聖堂」からどこへ行ったのォ〜?

セナド広場へ行ってジャスミンさんの写真を撮ったのですよ。


(macau22b.jpg)



チャイナドレスがいいわねぇ〜。。。



写真と撮ったら腹が減ってきたので近くのポルトガル・レストランで昼食を取った。 その後で、今度は「モンテの砦」へ行ったのです。


(macau24b.jpg)



あらっ。。。 ナンパしたにしては、いい女の子をつかまえたじゃない?



シルヴィー! 何度言ったら分かるのォ〜? ナンパしたんじゃなくて、ジャスミンさんは香港で宝石屋さんとブテックをやっている僕のお客さんなのですよ。

女性経営者にしては、ちょっと若すぎるんじゃない?。。。んで、宮沢りえさんはいつ出てくるのよ?

あのねぇ〜、この大砲の群れを見てからジャスミンさんは、僕が歴史に興味を持っていると言ったら「マカオ博物館」に連れて行ってくれたのですよ。


(macau25c.gif)



この上の背景に写っているのが、その博物館なのォ〜?



そうです。

それにしても写真を撮る時にジャスミンさんは、どうしていつも同じポーズをとるのォ〜?

ジャスミンさんが気に入っているポーズだからですよ。 そのような個人的な好き嫌いはどうでもいいのですよ。 シルヴィーは宮沢りえさんがどのようにして現れたかを知りたいのでしょう?

そうよ。。。 いったいどこでケイトーは宮沢りえさんを見たのよ。

上の写真の向かって右側にあるベンチに注目してください。

ごく当たり前の、何の変哲(へんてつ)もないベンチじゃない!

ところが、上の写真ではベンチの上に何も写ってないけど、この写真を撮る前に僕とジャスミンさんは、このベンチに並んで腰掛けていたのですよ。

それで二人は愛を囁(ささや)き合ったと言いたいのォ〜?

シルヴィー! 。。。誤解を招くような事は言わないでと言ったばかりでしょう! んもおォ〜! ジャスミンさんは僕のお客さんなのですよ。 ナンパしたミーハーじゃないんですよう。 んもおォ〜。。。!

。。。で、ベンチで何をしたのよ?

別にエッチな事をしたわけじゃないのですよ。 あのねぇ〜、僕がベンチに座ろうとすると、その上に誰かが読んで置きっ放しにした『澳門日報』という新聞が散らかっていたのです。

つまり、その新聞に宮沢りえさんの写真が載っていたと言いたいのォ〜?

その通りですよ。


(miya21.jpg)



あらっ。。。 ケイトーはその時拾った新聞を大切に保存しておいたのォ〜?



そうですよ。 いつか役に立つ時が来るのではないかと、僕は大事にしまっておいたのですよ。



『宮澤理恵@Macao』より
(2013年2月28日)




でも、ジェームズ・ボンドが出てこないじゃない?



出てくるはずが無いでしょう!。。。 あのねぇ〜、“007 Skyfall”映画の中にマカオが出てきたのですよ。


(macau90.jpg)

マカオのカジノ

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カジノでの格闘
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このシーンを見ながらマカオも20年経つと、ずいぶん変わっってしまったんだなあああァ〜としみじみ思ったのですよ。 映画に出てきたカジノは20年前には無かったですよ。



。。。で、「宮沢百恵」ってぇ、どういうことなのォ〜?

あのねぇ〜、マカオから香港に戻って1991年11月10日に僕は上海に向けて飛び立ったのですよ。

今度は麻薬の売人に会うため。。。?

シルヴィー!。。。 誤解を招くような事を言わないでねぇ。。。 香港から直接、成田に行くのはもったいないと思い、僕は、かねて憧れの和平飯店(Peace Hotel・旧cathay Hotel)に泊まる目的で上海へ立ち寄ったのですよ。


(peace01.jpg)


(peace02.jpg)


(peace03.jpg)



このホテルが麻薬の売人の溜まり場なのォ〜?



やだなあああァ〜。。。 シルヴィーはどうして。。。、どうして、麻薬にこだわるのォ〜? 

別に拘(こだわ)っているわけじゃないけれど、なんだか、やばい雰囲気のホテルじゃない!? なんだか、アメリカの禁酒法時代のアール・カポネが泊まっていそうなホテルじゃないのォ〜!

あのねぇ〜、実は、このホテルは昔。。。 つうかあああァ、1920年代、30年代には "Cathay Hotel"と呼ばれて世界的に有名なホテルだったのですよ。 その当時のアメリカ映画などにもよく出てきます。 上海市の中心部・外灘(ワイタン、The Bund)に面して建っていて、かつて世界的なユダヤ人の財閥、サッスーン・ファミリーが所有していたビルですよ。

あらっ。。。 ケイトーってぇ、詳しいのねぇ〜。。。

僕は歴史にはまっているので、かつてゾルゲ事件を調べたことがある。 そしたら、リヒャルト・ゾルゲの仲間の一人、もと近衛内閣のブレーンで、日中戦争を推進した朝日新聞記者の尾崎秀実や、アメリカ人のジャーナリスト、アグネス・スメドレーなどがこのホテルのバーなどにやって来ては情報を交換していたのですよ。

でも、それが“007 Skyfall”の映画と関係あるのォ〜?

あるのですよ。 上海が映画に出てくるのですよ。

 (すぐ下のページへ続く)


 

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