愛情はふる星のごとく(PART 1 OF 3)





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ケイトー。。。 なんだかロマンチックなタイトルじゃない!?

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シルヴィーもそう思う。。。
でも、どうして急にロマンチックな気分になたのォ〜?
あのねぇ〜、僕は急にロマンチックな気分になったわけじゃないのですよ。 この話題は9月14日に書いた次の記事の続きなのですよ。

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このホテルが麻薬の売人の溜まり場なのォ〜?

やだなあああァ〜。。。 シルヴィーはどうして。。。、どうして、麻薬にこだわるのォ〜?
別に拘(こだわ)っているわけじゃないけれど、なんだか、やばい雰囲気のホテルじゃない!? なんだか、アメリカの禁酒法時代のアール・カポネが泊まっていそうなホテルじゃないのォ〜!
あのねぇ〜、実は、このホテルは昔。。。 つうかあああァ、1920年代、30年代には "Cathay Hotel"と呼ばれて世界的に有名なホテルだったのですよ。 その当時のアメリカ映画などにもよく出てきます。 上海市の中心部・外灘(ワイタン、The Bund)に面して建っていて、かつて世界的なユダヤ人の財閥、サッスーン・ファミリーが所有していたビルですよ。
あらっ。。。 ケイトーってぇ、詳しいのねぇ〜。。。
僕は歴史にはまっているので、かつてゾルゲ事件を調べたことがある。 そしたら、リヒャルト・ゾルゲの仲間の一人、もと近衛内閣のブレーンで、日中戦争を推進した朝日新聞記者の尾崎秀実や、アメリカ人のジャーナリスト、アグネス・スメドレーなどがこのホテルのバーなどにやって来ては情報を交換していたのですよ。
でも、それが“007 Skyfall”の映画と関係あるのォ〜?
あるのですよ。 上海が映画に出てくるのですよ。

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Skyfall 上海シーン
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あのねぇ〜、僕は当然のことながら和平飯店(Peace Hotel・旧cathay Hotel)が出てくるのではないか? そう思いながら見ていたのだけれど、出てこなかった。 この20年の間に、上海の中心が外灘(ワイタン、The Bund)から浦東(Pudong)に移ってしまったようですよ。

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映画の中のホテルは浦東にあるホテルです。 しかも、僕が上海に行った当時は虹橋(ホンチャオ)空港に着陸した。 新しい上海国際空港はまだ無かった。

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この上の虹橋(ホンチャオ)空港が唯一の国際空港だった。 でも、今では、浦東新区に立派な浦東新区ができている。

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僕が1991年当時、浦東(Pudong)を散歩した時には、高層建築は一つも無かった。 スラム街のような、町工場が密集しているような場所で、どこもかしこも工事中だったのですよ。 もちろん上海国際空港もまだ無かった。 それが20年の間に次のような高層建築ができてしまったのだからビックリしましたよ。
『宮沢百恵』より
(2013年9月14日)

上の記事のどこが「愛情はふる星のごとく」と関係あるのよ? 007ジェームズボンドとは関係なさそうだし。。。

あのねぇ〜、戦前・戦中の昭和史に関心のある人ならばすぐに解るのです。
私は太平洋戦争には興味はないから ちょっと解らないわ。
実は、上の記事の中に出てくる尾崎秀実と関係があるのですよ。
(すぐ下のページへ続く)