釜飯の思い出(PART 1)
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件名: 小百合さんにご馳走になった
釜飯が懐かしいですよ。
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差出人: デンマン (green@infoseek.jp)
送信日時: 2013年11月16日 10:02:05
宛先: 小百合 (sayuri@yahoo.co.jp)
小百合さん、元気でやってますか?
行田の市役所でのムカつく出来事とロシアの役人の非常識な対応のことで記事を書きましたよ。
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■『お役所仕事@ロシア』
面白いからぜひ読んでみてね。
たまには息抜きしてブログの記事でもゆっくり読んでみてね。
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APITAで小百合さんにご馳走になった釜飯が懐かしいですよ。
お茶漬けにして食べるのが意外でした。
でも、あのかけた おつゆはうまかったですよ。
また、小百合さんと一緒に食べたいものですね。
きゃははははは。。。
小百合さんが行ったロンドン・ドラッグの反対側の店は
Breka Bakery & Cafeという名前の店になってしまいました。
以前の店よりも大きいのです。
テーブル席が通りから眺めると60席ぐらいありますよ。
そのうちチーズケーキを食べに行こうと思います。
そのことで記事を書きますね。
小百合さんも楽しみにして待っててね。
じゃあね。
バイバイ。
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デンマンさん。。。 APITAの「四六時中」レストランで食べた釜飯が それほど懐かしいのですか?
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そうですよう。 小百合さんは忘れてしまったのですね。
何をですか?
2008年に軽井沢の小百合さんの別荘に行ったのですよ。 もう忘れてしまったのですか?
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2008年ですか? もう5年前ですわね。。。 言われてみれば、確かにそのようなことがありましたわ。
その時、実家へのお土産に 横川で釜めし弁当を買って帰ろうと言ったら、 軽井沢で電車に乗ると横川には停まらないと。。。 小百合さんはそう言ったのですよ。
そうですわ。 もう軽井沢からどの電車に乗っても横川には停まらないようになってしまったのですわ。
それで「どうしようか?」と思っていたら 小百合さんが軽井沢の駅から横川に行くバスが出ていると言ったので 僕はそのバスに乗って碓氷峠を降りて横川に行ったのですよ。
それで横川の駅で釜飯弁当を買ったのですか?
そうですよ。 僕は釜飯を食べた後で急に懐かしくなって かつての記事を探したら 小百合さんは次のようなメールを僕に出していたのですよ。
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Subj: 明けましておめでとうございます。
Date: 01/01/2008 3:12:13 AM Pacific Standard Time
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com
お正月に何を書こうと迷いましたが
思いつくままに最近感じた軽井沢の不満
について書こうと思います。
題して“軽井沢不満たらたら編”ですう。
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私は群馬で上州だから
学生の時から夏は軽井沢に良く出かけました。
(軽井沢は信州ですが)
那須とか日光には、めったにいきません。
私が学生のころ、高崎から横川へ碓氷峠を登り
軽井沢駅まで普通電車で安く行けました。
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今は電車は横川止まりです。
子供達はバスで峠を登り軽井沢駅につきます。
大人は高崎から新幹線のホームへ向かい高いお金を払って、
峠を越えるというか、山の中をくぐってワープします。
長野オリンピックで便利になったけど
あの峠を新幹線でアットいう間にすりぬけてしまって、
釜めしは食べる時間もなく
軽井沢の駅の売店で買って食べたりして、
時間の流れが違ってしまいます。
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子供のころ軽井沢ってほんと遠いな〜というか
高い聖地にある町だな〜と思い
楽しみに電車に乗って峠の風景をみていたものです。
私の子供にも経験させたかった。
碓氷峠にはいろいろ思い出があります。
東京も横浜も好きでよくいきますが、
スキーもできてVancouverのように
涼しい軽井沢がいいです。
佐野はあつい〜。
夏は昼間出かけられません
労働意欲もなくなります
思いつくままに取りとめも無く書きましたが、
どうかデンマンさんも良いお正月を迎えてくださいね。
2008年元旦
小百合より
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『釜飯と小百合さん』より
(2008年1月3日)
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Subj: 小百合さんも
軽井沢の夢とロマンに向けて
2008年をのんびりと
鈍行列車で走ってくださいね。
癒しとロマンの旅を忘れずに!
Date: 01/01/2008 3:37:16 PM Pacific Standard Time
From: barclay1720@aol.com
To: fuji@adagio.ocn.ne.jp
小百合さんから受け取った新年最初のメールが軽井沢というのは意味が深いですよね。
\(@_@)/
New Year's Resolution でしょうか?
軽井沢の夢とロマン!
でも、もしお父さんが健康でカナダへ行けるほど元気であれば、
小百合さんはバーナビーの“山の家”を手放さなかったでしょうね。
しかし、“人間万事塞翁が馬!” ですよ。
悪い事ばかりではありません。
悪い事があれば必ず良いことがある。
つまり、人生はコインのようなものですよね。
裏と表があります。
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小百合さんが夏を過ごしたバーナビーの“山の家”
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Deer lake in Burnaby, Canada
バーナビーの“山の家”がコインの裏だとすれば、
軽井沢の“別荘”はコインの表?
でも、どちらが表か裏かは、見る人によって違ってくるでしょうね。
子供のころ軽井沢ってほんと遠いな〜 というか
高い聖地にある町だな〜と思い
楽しみに電車に乗って峠の風景をみていたものです。
うん、うん、うん。。。
そうでしょうね。
それに館林で生まれ育った小百合さんにとって軽井沢は
あの“皇太子と美智子さんのロマンスの場所”
として市民の間で語り継がれていたのではないですか?
軽井沢を“聖地”と考えている人が小百合さんの世代にもいたのですね?
小百合さんまでの世代かも知れませんよね?
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あの峠を新幹線でアットいう間にすりぬけてしまって、
釜めしは食べる時間もなく
軽井沢の駅の売店で買って食べたりして、
時間の流れが違ってしまいます。
釜飯! 懐かしいですねぇ〜〜
あの釜飯を食べるのが僕にとっても楽しみでしたよ。
でも、今では上野駅でどこの駅弁も買えるようになりましたよね。
うしししし。。。
\(^-^)/
10月に日本へ帰ったときも
上野駅で懐かしい塩釜と仙台と山形の駅弁を買って
それを土産にしたのですよ。
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カナダの土産はタネぎれですよ。んもお〜〜
まさか、サワークリーム&オニオン味のポテトチップを
バンクーバーの“お土産”とは考え付きませんでしたからね。
\(⌒∀⌒)ノキャハハハ。。。
日本では“各地の名産”が限りないほどありますが、
カナダでは“名産”が極めて少ないですよね。
バンクーバーの名産なんて、すぐに思い浮かばないですよ。
だから、土産はいつも困ったものです。
それで、最近では上野駅に立ち寄るのですよ。
そこで昔懐かしい駅弁を買うのです。
日本はとにかく何事も便利すぎるようにできていますよ。
あまり便利すぎるようになると、
釜飯は横川では食べられなくなって
上野駅で釜飯を買う、というようになってしまうのでしょうね。
“釜飯”は食べることができても、
横川駅で買って鈍行列車の車内で食べる“情緒”が消えてゆくのですよ。
レンゲさんが感じる“心の奥の虚しさ”でしょうか?
便利になるのも“裏と表”があるようですよ。
うしししし。。。
#´ー`) フッ
小百合さんも軽井沢の夢とロマンに向けて
2008年をのんびりと鈍行列車で走ってくださいね。
癒しとロマンの旅を忘れずに!
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では。。。
by デンマン
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『釜飯と小百合さん』より
(2008年1月3日)
どうですか、小百合さん? 。。。 思い出しましたか?
ええ。。。 思い出しましたわ。 長野オリンピックで便利になったけど あの峠を新幹線でアットいう間にすりぬけてしまって、“釜めし”は食べる時間もなく 軽井沢の駅の売店で買って食べたりして、時間の流れが違ってしまいましたわ。
あのねぇ〜。。。 小百合さんのオツムのどこかに 潜在的に横川の“釜めし”がこびりついていたと思うのですよ。
でんまんさんは、どうしてそう思うのですか?
だってぇ、「デンマンさんは、何を食べるの?」と店の前で ガラスケースを見ながら小百合さんが尋ねた時に、僕は「茶蕎麦があれば茶蕎麦がいいなァ〜」と言ったのですよ。
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そしたら小百合さんが「釜めしはどォ?」と言ったじゃありませんかア!
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「ふ〜♪〜ん。。。 釜めしねぇ〜。。。」 僕はガラスケースの“釜めし”を見つめながら なぜか軽井沢駅からバスに乗って 碓氷峠を下りながら見た横川の風景がオツムに浮かんできたのですよ。 そして横川の駅で買った釜飯弁当。
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