バレンタインの唄声(PART 2)
【デンマンの独り言】
ですってぇ〜〜。。。
一度送ったバレンタインの小包が行方不明になったとしたら、
あなたは、もう一度 手間・暇かけて バレンタインの小包を送る気になりますかァ〜?
たぶん、めんどうだし、第一、あなたは、次のように思うかもしれません。
(angry13.gif)
「どうして行方不明になったりするのよゥ んもおおおォ〜!。。。
きっと性格の悪い船員が壊れた小包から飛び出したチョコや、他の食べ物を食べてしまったに違いないのよ!
ムカつくわあああァ〜!
マジでアタマにくるのよねぇ〜。。。
せっかく、買い物をして、それから小包をこしらえて、それから郵便局まで持って行って。。。
時間と労力を考えれば、中に詰めた品物の3倍ぐらいの費用がかかってるのよゥ!
それが、すべて無駄になってしまったのよねぇ〜。
まったく、アタマにくるわよねぇ〜!」
たぶん、あなただって、そう思うでしょう?
ところが、小百合さんは、もう一度送ると言うのですよゥ!
信じられますかァ〜?
あのねぇ〜、実は、夕べ本を読んでいたら次のような箇所に出くわしたのですよ。
報いを求めない人
(lost200.jpg)
どうして我われは、善良で、公正で、寛大で、熱心でなければならないのだろうか。
どうして我われは、隣人を愛し、自分の金銭を投じ、力を尽くさねばならないのか。
それによって、何か利得をえられるのだろうか。
何か報いられるのだろうか。
唯一正直な答えは否である。
それらの徳もしくは価値が報いられるなどとはかぎらないし、優れたものがそれにふさわしい評価を受けるともかぎらない。
鷹揚(おうよう)な人はエゴイストにつけ入られるし、信じやすい人は泥棒に盗まれるし、温和な人は狭量な人に沈黙を強いられる。
何かを送った人は、それに見合う返礼を受けない。
(中略)
地獄も天国も信じない、覚めた我われの時代においては、合理的な説明でもって、善良であることを示し、その科学的な例証をしなければならない。
しかし、善良であることを例証するいかなる損益計算表もありはしない。
“なんの得にもならない。”
それでは、なぜそうでなければならないのか。
唯一の答えは次のよなものである。
我われは天性、だれかによいことをしたいからである。
息子に、友人たちに、都市に、自然に、出会う人に善行を施したいからである。
もし、生得の、自由な、動機のない、無償の、この“よいことをしたい”という意思がないならば、我われの人間性、我われの自由からじかに生じるこの天性の資質は、いささかも道徳にかなうものではありえない。
人類の進歩が生じるのも、各人が贈り、与えることができればこそである。
世界の徳性のすべては、利己的な打算ではなく、人間を創造し、より多くのことをし、奪うのではなくより多く与えるように導く原初的活力に由来する。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
216-218ページ
『他人をほめる人、けなす人』
著者: フランチェスコ・アルベローニ
訳者: 大久保昭男
1998年3月20日 第29刷発行
発行所: 株式会社 草思社
なるほどねぇ〜。。。
そのような人もいるものだと、納得したのでした。
ところで、どうして小百合さんが「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
知ってますか?
実は簡単な事なのです。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのです。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですよ。
分からないわけではありません。
そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。
(suikyu9.jpg)
それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんだそうです。
そういう訳で、僕は小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのです。
軽井沢・雲場池の紅葉
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軽井沢のイルミネーション
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秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩
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とにかく、明日も興味深い記事を書くとつもりです。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ〜〜。
(hand.gif)
メチャ面白い、
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