キモい旅行好きのマイ(PART 2 OF 3)
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どうしてオイラはホームレスになれねばならないのですか?
だってぇ〜、オマエは札付きのスパマーなんだよう! スパマーは現在ネットで最も嫌われているのだよ!
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ヒラリーおばさんもオマエのスパムを見て激怒しているのだよ!
これってぇ、マジですかあァ〜?
見れば解るだろう!? マジだよ! ヒラリーおばさんの表情を見れば、誰だって解るんだよゥ! かな〜♪〜りムカついているじゃないかア!
ヒラリーおばさんは どうしてこんなにムカついているのですか!
オマエは出鱈目な事をやって素直なネット市民を欺いているからだよう!
その証拠でもあるのですか?
あるのだよ! オマエの飛ばしたスパムに すっかり騙されて素直に返事を書いてしまったブロガーもいるのだよ。
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オマエのスパムをマジなコメントだと思って、ネット経験の浅い素直なブロガーは こうして完全に騙されてしまっているのだよ!
騙される方が悪いのです。
騙す方が悪いに決まってるのだよ! しかも、オマエは、すぐに解るウソをついてバレないと思っている。 でも、すぐにバレて削除されてしまうのだよ。
オイラがどのようなウソをついたのですか?
ちょっと次の画像をもう一度見てごらんよ。
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■『現時点での検索結果』
オマエは千葉県に住んでいるのに東京都に住んでいるなどと出鱈目な事を書いている。 だからすぐにバレて オマエのページは削除されてしまうのだよ!
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つまりだなァ〜。。。 どうあがいても、オマエのブログは一つづつ削除されて、追い込まれ、やがてオマエは次のような生活に追い込まれるのだよう!
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。。。やだよう! オイラは絶対に ホームレスにはなりたくありません。
でも、今のまま 定型スパムを飛ばす定型馬鹿スパマーであり続ける限り オマエは救われないのだよう。
じゃあ、オイラはどうすればいいのでしょうか?
あのさァ〜、オマエは“人よりも、何よりも、金儲けが大事!”と考えているから人生を誤ってしまったのだよ! つまり、オマエは“新自由主義”に毒されている!
新自由主義が破綻を見せ始めている
新自由主義が神話であり偽善にすぎないことがいよいよあきらかになっている。
破綻の第一は、資本市場の問題。
現在世界の資本市場には300兆ドルの資金が動いている。
世界の国々の国民総生産をすべて足しても30兆ドルであり、あらゆる財物やサービスの取引を決済するのに動く金が8兆ドルであることを考えると、ひたすら利を貪ることだけを求めて世界中を飛び回っている300兆ドルの投機的資金がどのような悪影響を及ぼすか想像に難くない。
メキシコの通貨危機や、東アジアの通貨危機は記憶に生々しい。
現在通貨市場で取引される金額は、1日1兆ドルを超える。
そのうちの80%以上が投機の資金である。
(略) 100ドル札を1万枚積み上げ百万ドルの束を作ると、その高さは約6フィート、人の高さほどになる。
100ドル札で1兆ドル積むとエベレストの約200倍、1600キロメートルの高さになる。
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(中略)
目の眩むような巨額の投機が行われている一方で、目を覆いたくなるような貧困が同時に存在する。
貧困は第3世界に限らない。
先進国でも巨富と隣り合わせに失業が広がっている。
(中略)
人よりも利益が大事というグローバル資本主義は、明らかに倒錯である。
しかし、こうした冷笑主義的倒錯を止めようとすると大変な抵抗にあう。
たとえば、ノーベル賞を受賞した経済学者のジェームズ・トービンは、通貨市場を徘徊する投機資金の被害を減らし、世界の貧困を救うため 0.1%程度の取引税をかけることを提案した。
トービン税である。
しかし、世界的なトービン税運動が起きて久しいにもかかわらず、力を持つ人々や国家の慎重意見で実現していない。
投機は依然としてまったくの無税で行われている。
(中略)
グローバル資本主義は早晩死ぬ。
問題はどう葬るかである。
最も恐れるのは、戦争による暴力的な死である。
ブッシュ大統領はすでに小規模な実用的核兵器の開発を命じた。
グローバル資本主義の冥土の道連れが核戦争であってはならない。
(訳者あとがき)
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
220-223 『金儲けがすべてでいいのか』
著者: ノーム・チョムスキー 訳者: 山崎淳
2002年9月30日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋
オイラは、マジで毒されているのでしょうか?
間違いなく毒されているのだよ! それに、オマエのようなコメント・スパマーが大勢いるから 日本も、そしてカナダも、要するに世界が なかなか住みよくならないんだよゥ!
オイラが“人よりも、愛よりも、金儲けが大事!”と考えているとデンマンさんは言うのですか?
そうだよ!
オイラはどうすればよいのでしょうか?
ちょっと 次の小文を読んでごらんよ!
高貴な魂を持つ人
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高貴な魂の人々が今日でもいるのだろうか。
そういう人々を見つけ出し、さもしい心の人びとから区別し、それを描写してみよう。
自分の中に閉じこもらない人物、自分の自我、自分の利害だけに心を労するのではなく、他人のことにも思いを傾け、他人の要求にも関心を向けるための内的な活力と豊かな心を持った人は、高貴な魂の持ち主である。
つまりは、自分を労し、自分を与える人である。
したがって、心の寛(ひろ)い人である。
しかし、そのほかにも何かが必要である。
善良で正直な心をもちながら、精神の地平がかぎられた人がいる。
そういう人びとは、自分の政党が最良であり、自分の宗派が最良であると信じこんでおり、何がよくて何が悪いかをいつも知ろうとしている。
実際には、そういう人は一面的な自分の観点から出ることができない。
これと反対に、知的に寛容で、心が開かれていて、自分の世界においても他人の観点を理解し、自分の観点をも他人の観点と同様に相対的に見られる人がいる。
高貴な魂の人は、自分を過大に評価することなどなく、学ぶことを知っており、謙虚である。
貧しくさもしい心の人は、もっぱら自分の目的だけに目を据(す)えている。
自分に有益なものを、公正・正義と混同している。
誰かがその欲求を妨げたりすれば、その人を憎み、罵り、中傷し、その人にたいしてどんな不当なことでもしかねない。
高貴な魂は、目的達成に努めるが、相手方を憎んだりはしない。
むしろ、相手を尊敬し、その価値と尊厳を認める。
闘いが終われば、怒りを忘れ、胸中に復讐の念など宿さず、許す。
高慢と品格はしばしば混同される。
高慢とは、他の人びとの上に自分を置くことである。
品格とは、ある資質には価値があり、それは守らなければならないことを知っていることである。
品格をもつ人は、卑劣な行為に手を染めるまでに身を落とすようなことはない。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
220-221ページ
『他人をほめる人、けなす人』
著者: フランチェスコ・アルベローニ
訳者: 大久保昭男
1998年3月20日 第29刷発行
発行所: 株式会社 草思社
上の文章を読めば解るように、オマエは自分の小さな世界の中に閉じこもっている。 そして自分の自我、自分の利害だけに注目している。 他人のこと、他人の要求には関心を向けない! つまり、オマエは高貴な魂の持ち主ではない!
つまり、オイラは貧しくさもしい心の人だと、デンマンさんは言うのですか?
その通りだよ! オマエはもっぱら自分の目的だけに目を据(す)えている。 そして、ネットで迷惑を振りまいている。 つまり、オマエは卑劣な行為に手を染めるまでに身を落としてしまったのだよう! そのようなことでは、オマエの目的は達成することができない。
どうして。。。?
賢明なネット市民の皆様は、オマエのスパムに騙されなくなるからだよ。。。
解りました。。。んで、オイラにどうしろ!とデンマンさんは言うのですか?
ニーチェのおっさんが次のようなことを言ったのだよ!
(すぐ下のページへ続く)