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デンマンの死@玉淀(PART 2)

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デンマンの死@玉淀(PART 2)



(tamayo10.jpg)

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上の映画は、あの有名な黒澤明監督の『羅生門』だけれど、妻を奪われ殺されてしまう貴族の男の証言を得るため、裁判の白洲で巫女が呼ばれる。 上の写真はそのシーンですよ。 ここで死んだ男は巫女の口を借りて“恨み節”をタラタラとしゃべるのだけれど、僕もちょうど気分的にはあんな感じですよ。 沈んでゆきながら、薄れてゆく意識の中で“恨み節”をつぶやいているのですよ。 「どうして。。。どうして。。。なぜ。。。こうなるのォ〜。。。」



。。。で、そのまま意識が薄れてゆくと死んでしまったわけですよねぇ〜。

その通りですよ。

T君は、デンマンさんに関わっていたら一緒に死んでしまうと思ったので、離れていったわけですよね。

そうですよう。。。 後で考えたら、まったく馬鹿馬鹿しい限りですよう。 要するに、T君は、僕にすがり付いていたらどうせ死んでしまうからというので、やっと自我に目覚めて 自分でどうにかしなければならないと思って、僕から離れていったのですよう。 全く、馬鹿馬鹿しいのですよう。

。。。で、デンマンさんはどうなさったのでござ〜ますかァ〜?

あのねぇ〜、僕は神様を信じていないけれど、神様のような人が僕を見ていたのでしょうね。 T君を助けようとすれば 結果的に一緒に溺れてしまうのに、そんな事も考えずに反射的に自分よりも大きくて重たいT君を助けようとして、僕は無我夢中で速い流れに飛び込んで助けに行った。 その事を“神”さまは見ていたのですよう。

長い話はいいですから、一体何が起こったのですか?

あのねぇ〜、僕は意識が薄れるままに川底に沈みながら流されていったのですよ。。。 そして、意識がなくなろうとするその瞬間ですよ。 ゴツッ! 一撃を腰に喰らったのですよ! イテッ〜〜! 痛いのなんのってぇ〜。。。 これからグッスリと永遠の眠りにつこうとしている僕を神様が起こしたのですよう。 気づくと川底の岩に腰をぶつけた僕がいる。 意識が戻って、ハッとした時には水面に顔を出していた。 つまり、岩に腰をぶつけたときに浅瀬に乗り上げていたのですよう。

偶然ですわねぇ〜。

そうですよう。。。 今から考えれば偶然なのですよう。 しかし、川底の深みが続いていたら僕もT君も、間違いなく死んでいたのですよう。 とにかく、助かったという思いは意識に戻ってきたけれど、しばらくは死んだも同然で、話すこともできず、歩くこともできず、真っ青な顔をしてしばらく横たわっていたそうですよ。

。。。で、わざわざ この記事を書く気になったのはどうしてでござ〜ますか?

あのねぇ〜、人が溺れて助けようとする時には、絶対に飛び込んで助けようとしては駄目だということですよう。

じゃあ、どうすればよいのでござ〜ますか?

縄か紐か、木の枝でもいい。。。 とにかく、子供を助けるならばいざ知らず、水の中に入って大人が大人を助けるのは無理です。 溺れる者の馬鹿力は想像を絶するものですからね。。。 だから、縄か紐を投げて溺れたものを引き寄せるか、枝を差し延べて、つかまらせて引き寄せるか。。。 そうでもしないと、二人とも力が尽きて死んでしまうのですよう。 とにかく、僕が力尽きて、川底に沈んでゆく時に、T君が やっと僕から離れてゆく時には、後で考えたら、馬鹿馬鹿しいほど人間というのは自分勝手なものだと しみじみと思いましたよゥ。



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ですってぇ〜。。。
あなたは、どう思いますか?

“溺れる者は藁をもつかむ”と言いますけれど
T君でなくとも、助けに来たデンマンさんにすがり付いてゆくでしょうね。
でも、助けに来た人が溺れそうになったら、それまで助けられようとしていた人が離れてゆくのは、なんとも現実的で、人間というものの身勝手さが面白いようですよね。
うふふふふふふ。。。

ところで、『羅生門』の映画を上のクリップで全編見ることができますけれど、
あの平安時代というのは 上の映画でも観れば解るように決して平安ではなかったのでござ〜ますわ。

『平安時代は決して平安ではなかった』

たまには、古代史の記事も読んでくださいね。
そういうわけで あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ 覗いてみてください。
では。。。

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ〜。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『曲屁(きょくべ)』

『天神様と東日本大震災』

『日本は良い国か?』

『日本を良い国に…』

『エロい熟女』

『アッと驚くマキアベリ!』

『良寛さんの顔』

『あなたの中の阿修羅』

『蝦夷って悪い意味?』

『伎楽は呉の音楽?』

『呉越の謎』

『紅のボートピープル』

『蕎麦屋と忠臣蔵』

『ピンクと桃色』

『妻の不貞』

『卑弥子さん、ご指名ですよ!』

『カン違い大岡越前』

『エロい徳子を探して』

『紫式部と皇国史観』

『エロい道鏡と薬師如来』

『天平の麗しき淑女』

『元からの饅頭』

『なぜ唐に留まったの?』

『下着美人』

『一所懸命』

『ねぇ、ねぇ、ねぇ効果』

『遊女と三つ子』

『布袋さんの魅力』

『今、エジプトに?』

『鍋かむり祭り』

『日本人はどこから来たの?』

『卑弥子の源氏物語』

『源氏物語もエッチなのに』

『失意の紫式部』

『めちゃムカつく足枷』

『床上手な女になりたい』

『日本へ、紀元前のメイフラワー号』

『日本の死海文書』

『今さら聞けない、床上手』

『兄妹の恋と大乱』

『えっ、ヒトラーはベジタリアン?』

『外人に乗っ取られた日本?』

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『軽井沢夫人@日本王国』

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『カナダはカエデの国なの?』

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『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

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『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

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軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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