アタマにくる一言をかわすには(PART 2)
とんちんかんなことわざを使う
(question.gif)
あなたを攻撃しても無駄だということを、敵にわからせてやりましょう。
それはごく初歩的なコミュニケーションの原理を応用すればよいのです。
コミュニケーションが成り立つのは、話す言葉にちゃんとした意味があるからです。
だから私たちの脳は、けんめいに相手の言葉の意味をさぐります。
誰がなにか言うと、私たちの脳はつねに自動的に作用して言葉の意味をわかろうとします。
そしてようやく相手がなにを言ったのかを理解するのです。
こうした脳の自動作用をうまく活用するのです。
つまりこれを逆手にとって、相手に反応してやるのです。
何の意味もないことを言ってみるのです。
たとえば相手の攻撃に対してことわざで返すのです。
けれども、それは相手の攻撃とは まったくなんの関連もないことわざでなければなりません。
たとえばこうです。
攻撃側 「いったいなんてまぬけなことを考えているの。 もうすこしましな頭だと思っていたのに」
あなた 「それだったら、おあつらえむきの言い方があるわ。 早起きは三文の得って言うでしょ」
(riser02.gif)
何の意味もありません。
とくにそれが午後だったりするとなおさらです。
敵はなぞをかけられたような気がするでしょう。
ふつう敵は私たちがまっとうな反応をするものと思っています。
けれども敵が受け取る言葉はことわざで、しかも状況にそぐわないものなのです。
当然のことながら、むこうはその意味をさぐってきます。
けれども、なんのことだかわまりません。
これであなたは敵を精神的混乱におとしいれたことになります。
(赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
イラストはデンマン・ライブラリーより)
88-89ページ 『アタマにくる一言へのとっさの対応術』
著者: バルバラ・ベルクハン 訳者: 瀬野文教
2003年3月24日 第51刷発行
発行所: 株式会社 草思社
どうですかァ、卑弥子さん!。。。 これならば卑弥子さんだってぇ、お嫁に行けないと心配する必要はないでしょう!?
そうですわねぇ〜。。。 確かに、これは面白そうですわねぇ〜。。。 でも。。。、でも。。、もし、相手がことわざの意味をきいてきたらどうするのでござ〜ますか?
そしたら、また、とんちんかんなことわざで答えるのですよ。 例えば、「あのねぇ〜、あたくしが言いたかったのは、“家に斧があれば大工はいらないってことなのでござ〜ますわァ。 わかったァ〜!?”」。。。 こう言って相手を更に煙に巻いてしまうのですよう。
(laugh16.gif)
【卑弥子の独り言】
(himiko22.gif)
ですってぇ〜。。。
確かに、とんちんかんなことわざで応じるというのは面白そうでござ〜ますわァ。
あたくしも試してみようと思います。
あなたも、もし誰かにムカつくような事を言われたら、
この方法で相手を無視してくださいませ。
ところで、たまには、古代史の記事も読んでくださいね。
参考になるような ことわざが見つかるかもしれません。
そういうわけで あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ 覗いてみてください。
では。。。
■定慧出生の秘密
■藤原鎌足と長男・定慧
■渡来人とアイヌ人の連合王国
■なぜ、蝦夷という名前なの?
■平和を愛したアイヌ人
■藤原鎌足と六韜
■古事記より古い書物が
どうして残っていないの?
■今、日本に住んでいる人は
日本人でないの?
■マキアベリもビックリ、
藤原氏のバイブルとは?
とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ〜。。。
(hand.gif)
(30june.jpg)
(surfing9.gif)
(sayuri5.gif)
ところで、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
■『曲屁(きょくべ)』
■『天神様と東日本大震災』
■『日本は良い国か?』
■『日本を良い国に…』
■『エロい熟女』
■『アッと驚くマキアベリ!』
■『良寛さんの顔』
■『あなたの中の阿修羅』
■『蝦夷って悪い意味?』
■『伎楽は呉の音楽?』
■『蕎麦屋と忠臣蔵』
■『ピンクと桃色』
■『妻の不貞』
■『カン違い大岡越前』
■『ロマンのカシオペア』
■『カシオペアの現実』
■『エロい徳子を探して』
■『紫式部と皇国史観』
■『エロい道鏡と薬師如来』
■『天平の麗しき淑女』
■『元からの饅頭』
■『なぜ唐に留まったの?』
■『下着美人』
■『一所懸命』
■『ねぇ、ねぇ、ねぇ効果』
■『遊女と三つ子』
■『布袋さんの魅力』
■『今、エジプトに?』
■『鍋かむり祭り』
■『日本人はどこから来たの?』
■『卑弥子も待ってます』
■『卑弥子の源氏物語』
■『源氏物語もエッチなのに』
■『失意の紫式部』
■『めちゃムカつく足枷』
■『床上手な女になりたい』
■『日本へ、紀元前のメイフラワー号』
■『日本の死海文書』
■『今さら聞けない、床上手』
■『兄妹の恋と大乱』
■『えっ、ヒトラーはベジタリアン?』
■『外人に乗っ取られた日本?』
■『失われたバレンタイン』
■『軽井沢夫人@日本王国』
■『都知事になれなかった男』
■『落選男の正体?』
■『カナダはカエデの国なの?』
■『海外飛躍遺伝子』
■『ふるさとは遠きにありて…』
■『芭蕉と遊女の出会い』
■『芭蕉と遊女が…あれぇ〜!』
■『宮沢りえと3723人の観客』
■『血のつながり』
■『チョー有名な三角関係』
■『日本の真ん中』
■『デンマンの死@玉淀』
■『血の絆』
■『イジメられたら?』
(godiva05.jpg)
(byebye.gif)