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人間としての誇り(PART 1)

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人間としての誇り(PART 1)

 



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あらっ。。。 なんだか意味シンなイラストですわねぇ〜。。。。 うふふふふふふふ。。。


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ジューンさんにも解りますかァ〜?

つまり、人類は進化し過ぎたのはいいけれど、心は昔のままで。。。 闘争本能に駆られて、ゆくゆくは原爆か水爆で自滅する。。。 それならば、まだ豚に進化した方がましだということですわねぇ〜。。。

ジューンさんは、意外に推察力があるのですね。

そのくらいのことは、この記事を読んでいる日本語が解る世界のネット市民の皆様にも簡単に解りますわよう。

でもねぇ〜。。。 意外にオツムが良いと思われている人の中に、こんな簡単なことが理解できない人がいるのですよう。

あらっ。。。 マジで。。。?

ちょっと次のリストを見てください。


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『拡大する』



最近の僕の記事では次の記事がダントツで“いいね”をもらったのですよ。


(ame40816e.png)

『実際の記事』



上の記事を読んだ人が他の記事と比べて たくさんの“いいね”を付けたということが「人間としての誇り」と関係あるのですか?



もちろんですよう。。。 それを言うために わざわざ“いいね”リストを貼り出したのですから。。。

でも、“いいね”を付けたのは たったの11人でしょう!?

あのねぇ〜、確かに 11人は多いとは言えない。 でもねぇ〜、他の記事と比較する時に 多くの人が『とっちゃん坊やも日本を滅ぼす』という記事を読んで賛成の意を表してくれたのですよ。 そう思いませんか?

なるほどォ〜。。。 そう言われてみれば、そうですわねぇ〜。。。 で、その“とっちゃん坊や”というのは誰なのですか?

やだなあああァ〜。。。 上の記事で僕と対談しているのがジューンさんなのですよ。 もう忘れてしまったのですか?

この記事を初めて読む人もいるでしょう! だから、わたしが その人たちに成り代わってデンマンさんに尋ねているのですわ。 (微笑)

ジューンさんも、なかなか芸がこまかいですねぇ〜。。。 じゃあ次の小文を読んでみてください。


「日本人の誇り」を回復するのに

何が必要か


(tokko09.jpg)

「日本人の誇り」を回復するための必然的第一歩は、戦勝国の復讐劇にすぎない東京裁判の断固たる否定でなければなりません。

 (中略)

その上で第二は、アメリカに押し付けられた、日本弱体化のための憲法を廃棄し、新たに、日本人の、日本人による日本人のための憲法を作り上げることです。 (略) 国家の主柱たる憲法に嘘があるからです。
「嘘があってもいいではないか。
戦後の経済発展は軍備に金をかけず経済だけに注力したからではないか」
という人もいます。
これも真っ赤な嘘です。
戦前のドイツ、日本、戦後の韓国や台湾、近年の中国など、毎年GDP比10%、あるいはそれ以上の軍備拡大をしながら目覚しい経済発展を遂げたからです。
軍備拡大とはある意味で景気刺激策とも言えますから、むしろ当然です。

次いで、第三は、自らの国を自らで守ることを決意して実行することです。 (略) 少なくとも一定期間、自らの力で自国を守るだけの強力な軍事力を持った上で、アメリカとの対等で強固な同盟を結ばなければなりません。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)



246-247ページ 『日本人の誇り』
著者: 藤原正彦
2011年4月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋




つまり、上の本の著者の藤原正彦さんは、日本を滅ぼす“とっちゃん坊や”の一人だとデンマンさんは言うのですか?



いや。。。 僕が言っているというよりも、『とっちゃん坊やも日本を滅ぼす』という記事を読んだネット市民の皆様の中に、そう思った人たちがいたのですよ。 その人たちが“いいね”をつけてくれたわけです。 ジューンさんが指摘したように 11人は確かに少ないけれど、でもねぇ〜、他の記事と比べたらダントツですよ。 

それで、改めて デンマンさんは、こうして再び記事で取り上げる気になったのですか?

いけませんか?

。。。で、「日本人の誇り」じゃなく、「人間としての誇り」としたのはどういうわけですか?

あのねぇ〜、いつまでも日本人に拘(こだわ)っている場合じゃないのですよ。 今やネットの世界を見ても、国境を越えて ネット市民の皆さんが丸く手をつなごうとしている。 それは僕のブログ一つだけをとってみても言える事です。

 

海外からのアクセス

 


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『とっちゃん坊やも日本を滅ぼす』

on Denman Blog



つまり、105ヵ国に住んでいる日本語が解るネット市民の皆様がデンマンさんの記事を読んでいる。 その方たちは“日本人の誇り”というよりも“人間としての誇り” “ネット市民としての誇り”を持って世界のネットをやっているとデンマンさんは言いたいのですか?



上のリストが充分にその事実を語っているとジューンさんは思いませんか?

でも、ちょっと飛躍しすぎているのではありませんか?

じゃあねぇ〜、とりあえず藤原正彦さんが書いた次の小文を読んでみてください。


苦境を克服してこそ

高みに達する


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今度の東北関東大地震でも、このような混乱時にはどこでも起こる略奪が極めて少なく、秩序がきちっと保たれていること、冷静にじっと耐える被災者を国民がこぞって助けようとしていること、などは世界中から賞賛されています。

原発への放水の際に見せた消防隊や自衛隊の決死的行動は海外の新聞で「ヒーロー」と一面トップを飾りました。
「これから原発に行く」とメールで妻に告げた消防隊長に、「日本の救世主になって下さい」と一行の返答が届いたそうです。
日本人は、まだ日本人だったのです。

日本人特有のこの美感は普遍的価値として今後必ずや論理、合理、理性を補完し、混迷の世界を救うものになるでしょう。
日本人は誇りと自信をもって、これを取り戻すことです。
これさえあれば我が国の直面するほとんどの困難が自然にほぐれて行きます。
さらに願わくば、この普遍的価値の可能性を繰り返し世界に発信し訴えてゆくことです。

スマイルズは前述の書で次のように言いました。
「歴史を振り返ると、国家が苦境に立たされた時代こそ、最も実り多い時代だった。
それを乗り越えて始めて、国家は更なる高みに到達するからである」(藤原訳)

現代の日本はまさにその苦境に立たされています。
日本人の覚醒と奮起に期待したいものです。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)



248-249ページ 『日本人の誇り』
著者: 藤原正彦
2011年4月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋




藤原さんは「日本の救世主になって下さい」という妻の意識が日本人特有のこの美感と言うけれど、これは決して日本人に限ったことではない。 言わば、全人類の「人間特有の美感」なのですよ。



その証拠でもあるのですか?

ありますよ。 実は、7月8日に僕はバンクーバー市立図書館で DVD を借りて次のドキュメンタリーを観たのですよ。


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『実際のカタログページ』


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この「日本のために祈る」のは日本人だけじゃないのですよ。 世界の人たちの祈りなのです。 実は、この記録映画は日本人が制作したのじゃなくて、アメリカ人のStuart J. Levyさんがプロデューサー兼監督として作ったのです。 この映画に協力した人、また映画に出演した人たちはすべてボランティアで、しかも、この映画の売り上げは、すべて震災の復興のために寄付されるのですよ。

<iframe width="500" height="350" src="//www.youtube.com/embed/E831WHWPV-c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>



そういうわけで、この映画には日本に住んでいる外国人、日本に永住権を持っている海外からの移民の人たちがたくさん出てくるのです。



つまり、海外からの暖かい援助の手もたくさん差し伸べられているということですか?

そういうことですよ。 要するに、国境を越えた人々のつながりがすでにある。

でも、戦争や紛争が絶えないですよね。

あのねぇ〜、よ〜く考えてください。 一番戦争をしたいのはアメリカのエスタブリッシュメントなのですよ。

なんですか。。。 そのアメリカのエスタブリッシュメントというのは。。。?

ケネディー大統領を暗殺した“アメリカン・エスタブリッシュメント” またの名を Military-industrial-Pentagon complex。 この人たちは軍事力こそ、平和のシンボルだと考えている。 だけど、それこそ地球を滅ぼす考え方なのですよ。 よ〜く考えてみてください。 もし戦争をやめよう、仲良くしよう。 そうやって、世界の市民が結束したらどうなるか?

どうなるのですか?

アメリカは膨大な軍事力を抱えている。 平和になって、軍隊がいらなくなったら、数千万のアメリカ兵は失業してしまう。 しかも、何兆円という利益を上げている軍需産業が要らなくなたら、軍需工場で働いている何千万という人たちは失業してしまう。 国防総省(Pentagon)も要らなくなたら、そこで働いている役人の行き場がなくなる。 戦争のない平和な世界が出現すると、アメリカは膨大な失業者を抱えることになるのですよ。

要するに、平和を維持してゆくという大義のために、アメリカは軍隊を保持しなければならない! そのことをアメリカ国民に説得するためにも、世界は紛争と騒乱に満ちていた方がよい。 CIAが、そのために、各地で工作していると、デンマンさんは言うのですか?

いや。。。 僕が言っているわけじゃなくて、CIAの歴史をちょっとばかり見れば、そういうことだとすぐに解るのですよ。 例えば、ケネディー大統領はベトナム戦争を何とかして終わらせなければならない! そういう方針を立てた! ところが、そうなっては困るというPentagon のお偉方が、中心になって暗殺計画を立てた。 未だに、ケネディー大統領の暗殺関連ファイルは、公開されていない。 なぜか。。。?

でも、情報公開法に基づいて公開されたと聞いていますわ。

一部はねぇ〜、でも重要なファイルは未だに公開されてない。 FBIが証拠隠しに賢明に協力していた! おそらく、公開されてはまずいファイルは、もうすでに焼却されているでしょう。 第一、アメリカのエスタブリッシュメントがケネディー大統領暗殺に関わっていなかったら、とっくの昔に、暗殺関連ファイルは公開されていたはずですよ。 ジューンさんは、そう思わないのですか?

なるほどォ〜。。。

知っている人はすでに知っているのですよ!


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だから、藤原さんが言うように「自らの力で自国を守るだけの強力な軍事力を持った上で、アメリカとの対等で強固な同盟を結ばなければなりません」という事を主張することは、アメリカの思う壺にはまることに他ならない!



じゃあ、どうすればよいのですか?

だから、世界のネット市民は地球人として国境のない“非暴力”の世界を望んでいるのですよ。


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だから、ネット市民の私たちも、“非暴力主義”で、武器を排除し、平和な世界を目指して、国境を越えてネット市民の輪を広げてゆこうということですか?



その通りですよ。



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 (すぐ下のページへ続く)







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