思い出のベンハー(PART 3 OF 3)
マリアさんの神々(こうごう)しいお姿をあんさんは初めて見やはったん?
そうやァ。 1959年制作の映画には「後光」はないねん。 マリアさんは、ごく普通の大工の妻として出てくるだけやねん。 それになァ〜、最後の晩餐のシーンまであるねん。
レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた「最後の晩餐」と違(ちご)うてキリストさんは横を向いて顔を見せへんのやァ。 (微笑)
あんさんは、そないな、どうでもええことばかり見てたん?
どうでもよくあらへんがなァ。 ごっつう大切なところやでぇ! 1925年制作の映画はキリスト教信者には涙が出てくるほどありがたい映画やと思って見る事ができるねん。
あんさんは涙が出てきやへんかったん?
出てくるかいなァ! あのなァ〜、悲嘆にくれた若い母親が死んだ赤ん坊をキリストさんの前に差し出すねん。 すると、キリストさんが赤ん坊の頭の上に手をかざすのやァ。
すると、どうなるん?
死んだはずの赤ん坊が見事に生きかえってしまうのやがなァ。 わてのように宗教心の薄い者には、なんだか喜劇映画のようになってしまうねん。 (微笑)
要するに、1959年制作の映画の方が泣かせる映画になってるのォ〜?
そうなのやァ。
つまり、あんさんは、この事が言いたかったん?
ちゃうねん。 わては『ベンハー』の主題について改めてめれちゃんと話したかったのやァ。
相容れぬならば
語ることもなし
ひとはひと
己の思う
愛があり
相容れぬならば
語るは愚か
by めれんげ
2009.03.08 Sunday 12:34
【即興の詩】
『相容れぬならば語ることもなし』より
めれちゃんは、こないな短歌を詠んでいたのやァ。
あんさんは、よう覚えてますなァ〜?
わてはコメント欄に次のように書いた。。。
う〜♪〜ん。。。
めれちゃんが言うとることは
『ベンハー』の本質に近いでぇ〜
「愛があり
相容れぬならば。。。」
めれちゃんは、このように言うてるけれど、
本当の愛があるならば
「相容れぬ」 ことにはならへんでぇ〜!
なぜならば“愛”の基調は「許し合う」ことにあるからなんやでぇ〜
実は、めれちゃんの短歌の裏には隠された主題がある。
それは何か?
ひとはひと
己の思う
考えありて
愛なかりせば
憎しみ合うなり
by めれんげ
めれちゃんの言いたい事はこのことに尽きるのやでぇ〜
わては、めれちゃんの、そのテーマに返歌を詠みますがなぁ〜
ひとはひと
十人十色と
言うなれど
愛あるならば
許し合うなり
by 心の恋人 (デンマン)
これが『ベンハー』の主題やがなぁ〜!
めれちゃんの心に響きますやろか?
どうでっしゃろか?
うしししし。。。
実は、めれちゃんが書いた次の短歌を使わせてもらって
仙台の思い出を書いたのやがなぁ。
【ひとを選びて】
木々の芽は
未だ固く
閉じれども
ひとを選びて
その花を誇る
by めれんげ 2009.03.07 Saturday 23:32
デートで『ベンハー』を観に行ったことやがなぁ〜
結構、面白い記事になったでぇ〜
めれちゃんにとっても面白く読めるはずやでぇ〜。
いつものことやけれどォ、
めれちゃんから、たくさんのインスピレーションをもらいましたがなぁ!
本当におおきにィ〜!
3月10日のライブドアのブログに
すでに予約投稿してあるよってにィ、
時間があったら読んでなぁ。
題して『杜の都のデート』ですうゥ。
■ 『杜の都のデート (2009年3月10日)』
楽しみながら読んでぇ〜なァ。
頼んだでぇ〜
おおきにィ〜
\(^_^)/ キャハハハ。。。
じゃあねぇ〜
by 心の恋人 (デンマン)
2009-03-09 07:07 AM
【即興の詩】
『相容れぬならば語ることもなし』のコメント欄より
『その詩が戯作なら人生も戯作やでぇ〜』に掲載
(2009年3月11日)
“愛”の基調は「許し合う」ことにあると、あんさんは言わはるのォ〜?
めれちゃんも分かってるやん!
そやかてぇ、わたしに、そう言わせるように、あんさんは書いてますねん。
さよかァ〜?
【レンゲの独り言】
ですってぇ〜。
あたしもDVDで『ベンハー』を観ましたけれど、確かに感動的な映画でした。
でも、受け止め方は人それぞれではないでしょうか?
デンマンさんのように“愛”の基調は「許し合う」ことにあると受け留める人がいるかも知れません。
憎しみよりも愛が勝(まさ)っていると言う印象を持つかもしれません。
でも、中には憎しみは消えないと信じている人も居るでしょう。
見解の相違と言ってしまえばそれまでですけれど、
十人十色です。
考え方が違っていて当たり前です。
あなただってぇ、そう思うでしょう?
とにかく、まだ面白い話題が続きます。
あなたもどうか、また、あさって読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
『ベンハー』の事が出てきましたけれど、
わたしもDVDでこの映画を見ました。
確かにデンマンさんが書いているように
キリストの顔は一度もスクリーンに
表れませんでした。
キリストの役をやった俳優の名前も
配役の画面に表示されなかったのです。
でも、あの役をやった人物は記録に残されています。
実は、俳優さんではなかったのです。
なんと、あのキリストはオペラ歌手の
クロード・ヒーター(Claude Heater)さんだったのです。
前にも後にも演技したのは『ベンハー』だけだったそうです。
どうしてキリストの顔を見せなかったのでしょうか?
General Lew Wallace
原作者のルー・ウォーレス(Lew Wallace)さんが
そのような表現を望んでいたからだと言うことです。
ところで、英語の面白いお話を集めました。
時間があったら、ぜひ覗いてください。
■ 『あなたのための 楽しい英語』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。