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プーフィードレス(PART 1)

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プーフィードレス(PART 1)

 


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(june001.gif)

デンマンさん。。。 今日はちょっとばかり格調の高い話題ですわねぇ~。。。


(kato3.gif)

ジューンさんは そう思いますかァ~?

あらっ。。。 もしかして、デンマンさんは、オシモの話題をまた持ち出すのですかァ~。。。

あのねぇ~、今だから、ちょとばかり格調が高いタイトルとは思うのだけれど、“プーフィードレス”という言葉を初めて見た時、僕は その意味がよく解らなかった。 もちろん、ドレスは解りますよ。。。 でもねぇ~、ドレスを修飾する形容詞の“プーフィー”がイマイチ解らない。 日本語的には“プー”という響きから“オナラ臭い”という意味に受け取れるのだけれど、 まさか“オナラ臭いドレス”という意味ではないだろうとは思った。

もちろんですわ。

でもねぇ~、英語的に考えても、格調高い意味がオツムに浮かんでこないのですよ。

どうしてですか?

だってぇ~、poofy (プーフィー) の poo は 英語では“ウンチ”という意味ですよ。 だから、英語的に考えると、poofy dress は“ウンチ臭いドレス”になってしまうのですよ。

それは、デンマンさんの英語の語彙が貧弱だからですわ。。。 でも、どうして poofy dress という言葉を持ち出してきたのですか?

実は、夕べ バンクーバー市立図書館で借りた本を読んでいたのですよ。


(lib50413a.png)

『拡大する』


(wild006.jpg)



上のリストの赤枠で囲んである"The Wild Truth"という本を 夕べ読んだのですか?



そうです。

でも、どうして上の本を読む気になったのですか?

あのねぇ~、本の著者の Carine McCandless さんというのは"Into the Wild"という映画の主人公のモデルになった、 Chris McCamdless さんの実の妹なのですよ。


(wild007.jpg)



左の坊やが小学校に上がったばかりのChris君で ランチボックスを持って、これから小学校に出かけるところです。 右の女の子が 3歳年下の 4歳の頃のCarine ちゃんですよ。 この写真はお母さんの実の妹の Jan叔母さんが撮ったものです。



デンマンさんは"Into the Wild"という映画を見たのですか?

もちろんですよ。 バンクーバー図書館で DVD を借りて観たのです。。。 


(tramp01.jpg)

Into the Wild (Trailer)

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映画を見てから、その事で記事を書いたこともあるのですよ。


(tramp02.jpg)

"Roly-Poly in the Wild"

(2012年1月5日)



あらっ。。。 もう3年も前ですわねぇ~。。。 



そうです。。。 Chris君は大学を卒業した後で 放浪の旅に出て アラスカの原野で亡くなってしまうのです。


(trampmap2.jpg)


(wild001.jpg)



この上の写真の古びたバスの車体の中で死体となって見つかったのですよ。



どういうわけで亡くなったのですか?

野生の球根のようなものを食べて、食中毒になって亡くなったらしいのですよ。 上のリンクをクリックして読めば、もう少し詳しいことが解るはずです。

つまり、"The Wild Truth"という本は、実の妹さんが Chris君がアラスカで亡くなった その真の理由について書いたのですか?

一言で言えば、そういう本なのですよ。

。。。で、"poofy dress"というのは "The Wild Truth"という本の中に出てきたのですか?

そういうことです。 本の145ページに次のように出てくるのですよ。


Jon Krakauer called me often from the road as he discovered new information that led to new questions, all while Mom and I shopped for my dress and chose flowers, cake, and caterer.

I wrestled woth my loyalties: my mom and dad were providing me with a beautiful wedding while I was telling Jon what terrible parents they were.

On the surface, the possibility of reconciliation with my parents seemed promising.

Mom and I laughed together for the first time in years when I tried on dresses that were ridiculously poofy.




(wild005.jpg)

("Into the Wild"を書くことになる著者の)ジョン・クラカウワーは (私の兄の放浪の旅の足跡を追いながら)新しい情報をゲットするたびに私に電話してきたのです。

そのたびに、また(兄についての)新しい疑問が生まれるのです。 

その当時、私と母といえば、(私の初めての結婚式のために)ドレスや、ケーキ、花束や披露宴の食事を提供してくれる会社選びで忙しかったのです。

でも、私の心境は複雑でした。

なぜなら、私の両親は 素晴らしい結婚式を用意してくれているのに、私はと言えば、ジョンに、「私の両親はなんてひどい両親だったことか!」と、報告していたからです。

表面的には、両親との和解は可能なように思われました。

母と私は 結婚式の時に着るドレスを選びながら、それがバカバカしいほどに poofy だったので、数年ぶりに笑い合っていたのです。

【デンマン意訳】




デンマンさんが訳した上の文章から考えても poofy が“オナラ臭い”とか“ウンチ臭い”には ならないと思いますわ。



こうして読んでみれば、確かに、この時 ドレスを選ぶのに 身に着けたわけだから、新品のドレスが“オナラ臭い”とか“ウンチ臭い”ことはないと思うのですよ。

もちろんですわ。

でも、poofy という単語は 僕が持っている英和辞書にも 英英辞書にも出てないのですよ。

それで諦めてしまったのですか?

もちろんネットで調べてみましたよ。 Wiktionary には次のように出ています。


(wik50406.png)

『拡大する』



poof と puffy を 結びつけて poofy という俗語が誕生したのではないかと書いてあるのですよ。



そうだと思いますわ。 デンマンさんのように poo と puffy を結びつけたわけではないのですわよ。

でも、そういうように解釈すれば “ふわふわしたウンチ”になりますよねぇ~。。。 (微笑)

デンマンさんは すぐにオシモの話題に結びつけるのですねぇ~。。。 そういう解釈の仕方は女性に嫌われますわァ~。。。

そういうものですか? Urban Dictionary には次のように出てますよ。


(urb50406.png)

『拡大する』



Fluffy with fur, hair, shrubbery, etc. つまり、“毛皮や 髪の毛や 藪(やぶ)のようにふわふわした”という意味なのですね。



ふわふわして膨(ふく)らんでいる感じでしょうねぇ~。。。

試しに "poofy wedding dress"と入れて画像検索してみました。 その結果を見てください。


(poofy02.png)

『拡大する』



なるほどねぇ~。。。 どのウェディング ドレスも ふわふわして膨らんでいる感じですねぇ~。。。 赤枠で囲んだドレスはすごいですよ。


(poofy03.png)

『拡大する』



確かに、このドレスは間違いなく “プーフィー(poofy)” ですよ! つまり、上の文章を訳すと次のようになるのでしょうね。


母と私は 結婚式の時に着るドレスを選びながら、それがバカバカしい程にふわふわして膨らんでいるので、数年ぶりに笑い合ったのでした。


(poofy05.jpg)




デンマンさんは、上のようなドレスが好みなのですか?



いや。。。 ジューンさんが結婚式に着ていたドレスが 僕の好みですよ。


(poofy08.jpg)



(laugh16.gif)


 (すぐ下のページへ続く)


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