言葉狩りと欺瞞(PART 1 OF 3)
んっもおォ〜!
デンマンさん。。。あんさんはムカついてはりますけど、7月21日に投稿しやはった記事が、また言葉狩りをされはったん!
いや。。。驚いたことに言葉がりされへんで公開されおったのやがなァ。
■『またまた言葉狩り』
(2011年7月21日)
つまり、あんさんの憶測が間違っていたということですやん。 卑弥子さんが書きはった次の英語の文章の中に禁止語があると、あんさんは言うてましたでぇ〜。。。
【Himiko's Monologue】
Kato and Diane talked about the Net Revolution.
As you see, we're living in the age of the internet.
Apparently, English is supposed to be the language for everybody.
However, non-English speakers sometimes create a funny joke without knowing it.
Here are some hilarious jokes:
FUNNY ENGLISH NOTICES
AROUND THE WORLD!
Here are some signs and notices written in English that were discovered throughout the world.
In a Rome laundry:
Ladies, leave your clothes here and spend the afternoon having a good time.
In a Czechoslovakian tourist agency:
Take one of our horse-driven city tours - we guarantee no miscarriages.
Advertisement for donkey rides in Thailand:
Would you like to ride on your own ass?
Oh, well..., laughing with hilarious jokes is one thing; romance is another.
Come to think of it, I've never met a decent man in my net life.
How come I'm always a loner?
I wish I could meet a nice gentleman at the library in my town as Kato met Diane.
Well, they say, there is a way where there is a will.
Have a nice day!
Bye bye ...
"Net Revolution"より
(2011年7月14日)
あんさんは上の英文の中の ass が禁止語に違いないと言うてましたのやでぇ〜。
そうなのやァ。 てっきり ass やと思うていたのやァ。
あんさんの憶測がマジではずれてしまいましたなァ。
そうなのやァ。 ところがなァ、7月20日に投稿した記事が言葉狩りに遭(お)うて、また未公開にされてしまいおった。
マジで。。。?
その証拠を見せるさかいに、目の玉をムキムキして、あんじょう見て欲しいねん。
■『とんかつとピアノ (PART 1)』
(2011年7月20日)
あらっ。。。『とんかつとピアノ』の PART 1 が言葉狩りに引っかかりはったん?
そうなのやァ。。。この記事にはどこにも禁止されるような言葉はないねん。 他のサイトでは全く問題があらへんかった。
■『とんかつとピアノ (全文)』
(2011年7月20日)
禁止されるような言葉が記事の中にあらへんのに、どないな訳で禁止語に引っかかりはたん?
そやから、わてもいろいろと考えたのやがなァ。
それで、何か思い当たることでもあったん?
そうなのやァ。。。じっくりと考えてみただけのことがあったのや。
もったいぶらないで言うてみィ〜なァ。
あのなァ〜、アニセンのブログ(http://denman.anisen.tv/)でも禁止語に引っかかったことがあるねん。
あらっ。。。ホンマやわァ。
ただし、投稿した時に、投稿画面に言葉狩りのメッセージが表示されたのや。 ところが、アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/barclay/)では投稿した時には禁止語を検出しておらへん。
つまり、アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/barclay/)では、投稿した後でチェックしていると、あんさんは言わはるの?
その通りや。 つまり、未公開にされたわての記事は、禁止語がチェックされたのではのうて、画像をチェックされたのやがなァ。
要するに、あんさんの記事の中にポルノ画像が含まれていたのやねぇ。
めれちゃん。。。なんつうことを言うねん! わてはポルノ画像などを記事に貼り付けたりせ〜へんでぇ〜。。。
そやけど、あんさんが、そないに言うてますやん。
あのなァ〜、『とんかつとピアノ』の中の画像は芸術作品なのやァ。。。ところが、アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/barclay/)の愚かで教養のない管理人はポルノだと思い込んでしまったのやァ。
マジかいな。。。?
めれちゃんのために、その画像を貼り出すさかいに、もう一度、目の玉をムキムキしてあんじょう見て欲しいねん。
とんかつの聖地へ
あともどりがきかない味がある。 いったん思い出すと困り果てる。 たとえば、とんかつ、焼き鳥、鮨。
この三つばかりはいったんスイッチがはいってしまうと代替えがきかず、軌道修正がむずかしい。
きょうはとんかつのスイッチがはいった。 いや、予感はあった。
(中略)
空腹のとき電車に乗っていると、おなじような現象に襲われることがある。
(とんかつ、食べたい……)
三つ四つさきの駅に、好みのとんかつ屋がある。 その味が舌のうえに飛来する。 ぐーっと耐えたのち、辛抱たまらん。
電車が止まった瞬間に腰が浮き、開きかけたドアのあいだをすり抜けて息も荒くホームに降りたつ。
ひとまず動悸をしずめると、つぎつぎやってくる味の記憶。 まず喉の奥のほうに香ばしい匂い、はげしい熱、ちくちく舌を刺す感触。 喉の奥、舌のつけ根、まんなか、舌の先。 歯ぐき、歯の裏側。 いじわるに滲み広がっていき、ひたひた、ひたひた伝染してゆく。 こんがり金いろの衣。 ピンク色の肉。 揚げたてのふくよかな香り……
身をよじりながら責め苦に悦ぶわたしは、巨大な蛸に吸いつかれた北斎漫画の主人公だろうか。
とはいえ、そんな歓喜の渦に巻きこんでくれる味にはおいそれと出合えない。 だからこそ、掃除機片手に喉をかきむしったり、電車からホームに飛び出してみたりする。
(中略)
「燕楽(えんらく)」のとんかつはラードで揚げる。 それも、内臓のまわり、腸間膜から抽出されたふわふわまっしろの新鮮なラード。 それを鍋いっぱいに溶かしてつくった揚げ油なのだ。
豚肉は山形の三元豚(さんげんぶた)の霜降り。 パン粉は、ホテル仕様の食パンでつくる生パン粉。卵は宮城県栗駒高原の自然卵……
いや、「燕楽」のとんかつにこんなうんちくなどかえって失礼というものだ。 たとえおなじ素材を使っていたとしても、この店のこの揚げかたでなければ、あの味になるはずもない。
カウンターの外から、一部始終を眺める。 ふわりと生パン粉をまぶされた厚い肉が、てらてら光って揺れるラード油のなけへ滑りこむ。 ずん、と爆(は)ぜる重い音。 しかし、あわてず低めの低温のなかでそのまんま。
触らずいじらず、こちらが心配するほど放置する。 3分は経ったろうか、ようやくひっくり返されたその片面は、うっすら優しげなきつね色に染まっている。
(注: 写真はデンマン・ライブラリーより
赤字はデンマンが強調)
57 - 60ページ 『焼き餃子と名画座』
著者: 平松洋子
2009年10月13日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 アスペクト
『とんかつとピアノ』に掲載
(2011年7月20日)
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