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Channel: デンマンのブログ
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花火大会(PART 2 OF 3)

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花火大会(PART 2 OF 3)



Veau et foie gras

(仔牛の肉とフォアグラ)


(june001.gif)

デンマンさんが久しぶりにご馳走してくれると言うので
イングリッシュベイを散歩しながらシルビアホテルの近くの
イタリア・フランス料理専門レストランへ行きました。


(ebeach2.jpg)


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(sylvia9.jpg)

デンマンさんが、何が食べたいの?ときくので、ちょっとおねだりして仔牛とフォアグラのローストをリクエストしました。


(din005.jpg)

う~♪~ん。 期待していた通りですう。

仔牛は、フランス語で「ヴォー」veau、
英語では「ヴィール」vealですよね。
まだ脂肪が少なくて赤い色も薄い感じです。

特徴は香りやクセがなく、とても柔らかいのですわ。
その分、バターなどコクのある食材とあわせる場面が多いようです。

今回は春キャベツで包んだ乳飲仔牛とフォアグラのローストです。
マルサラ酒とリコッタチーズのソースがとっても合っていました。

2色のアスパラガスが添えてあって、落ち着いた感じを与えています。

フレッシュでクセの無い乳飲仔牛に合わせるのは贅沢にも濃厚なフォアグラですう。

やわらかな春キャベツと季節のアスパラは、お肉とぴったりと相性が合っていましたよ。

ソースはしっかり目に全体をまとめていました。

普段、口にする機会がないヴィールとフォアグラなので、とっても期待していました。

デンマンさんが特別に注文してくれたカクテル「楊貴妃」が、まず出てきました。


(youkihi9.jpg)

わたしが首を長くして待っている間
デンマンさんは楊貴妃の大理石像を見るために
わざわざ中国の西安に行ったときの事を、いろいろと話してくれました。


(youkihi2.jpg)

料理が出てくるのを待ちながら、
わたしは「楊貴妃」をチビリチビリお口に運びました。

いつものようにデンマンさんは、
かなり詳しい歴史のお話をしてくれましたが、
わたしは半分、上の空で聞いていました。
うふふふふ。。。


(din002.jpg)

次に出てきたのはイタリア料理のバヴェッティーネでした。

焼穴子、あさりと松茸に、たっぷりの芽葱(ネギのスプラウト)があしらってありました。

食べた瞬間、京都の老舗(しにせ)で味わうような上質の和食を連想させる優しい味わいでした。


(din001.jpg)

そして、デザートにはクレームエペスでした。

クレームエペスと言うのは、フランス・ノルマンディー地方の生クリームの一種です。
乳酸発酵させた爽やかな酸味と芳醇なコクが特徴です。
クリーミーなヨーグルトといった感じの味わいですわ。

エペス(epaisse)とはフランス語で「厚い」「濃い」という意味の形容詞で、その味わいを表現しています。

なぜか、どこか懐かしいキュートなテイストでしたわ。
フレッシュな巨峰との相性が抜群でした。

お酒を絶対に口にしないデンマンさんが、
その場の雰囲気にすっかり酔ってしまったように、
わたしにちょっとベタベタした一幕もありましたわ。


(dinner32.jpg)

「ジューンさん、ボーイフレンドと別れてから、寂しくない?」

「あらっ。。。、どうして別れたことをご存知なのですか?」

「僕は地獄耳を持っているからね、うへへへへ。。。ちょっと、このあと、僕のマンションに寄らない。。。?」

「ええ。。。そうしたいのですけれど。。。わたし、明日は仕事で朝が早いのですわ」

「僕が起こしてあげるから。。。うしししし。。。」

「でも、デンマンさんのところには目覚ましがないから、わたし、やっぱり自分のマンションにまっすぐに帰りますわぁ」

デンマンさんはガッカリしていましたわ。

でも、思慮分別のある心の広い方ですから、
キレることもなく、ムカつく事もなく、
私のマンションまでエスコートしてくださいました。

ただし、お休みのキスは、かな~♪~りディープになって長かったのですわ。

あまり長くなるとちょっと問題ですので、
「もうやめて」と言うつもりで、舌を咬ませてもらいましたわ。
うふふふふ。。。


(chiwawa5.gif)

日本時間: 2008年5月10日 午後1時13分
バンクーバー時間: 5月9日 午後9時13分



『仔牛とロマン』より
(2008年5月14日)




ジューンさんは、もちろん、恋愛にも関心があるけれど、食べることを心から楽しむ人なのですよ。。。その点、真由美ちゃんと通ずるものがあります。



私も仕事がら、食べることには おおいに興味を感じますわァ。。。 

うん、うん、うん。。。 僕も真由美ちゃんと食べ歩きして、真由美ちゃんが食べることを心から楽しむ女性だと思いましたよ。




あのねぇ~、バンクーバーはオランダと似ているところがありますよ。



どういうところが似ているのですか?

思い出してください。。。 5月3日の日曜に、真由美ちゃんと一緒に“コール・ハーバー (Coal Harbour)”の "Lift Bar & Grill" でブランチを食べたでしょう。。。

ええ。。。 そうでしたねぇ~。。。 


(lift02.jpg)


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(vanmap02.png)


(coalh03.jpg)

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真由美ちゃんは、この Bar & Grill が気に入ったようでしたよねぇ~。。。



ええ。。。 素敵なところでしたわァ。。。 なんだか、マジで優雅な生活をしているような気になりましたわ。。。 でも、ここがオランダと似ているのですか?

似てますよ。。。 アムステルダムにも、こんな感じのカフェがあるのですよ。 次の写真を見てください。


(amsterda2.jpg)



なるほどォ~。。。 アムステルダムにある運河沿いのカフェですねぇ~。。。



そうです。。。 感じが似てるでしょう!?

確かに、言われてみれば、似てますわねぇ~。。。 でも、偶然に似ているだけではありませんかァ~。。。

あのねぇ~。。。 他にも似ているところがあるのですよ。。。 "Lift Bar & Grill" でブランチを食べてから 真由美ちゃんと一緒にスタンレーパークをそぞろ歩いて、The Teahouse に行ったでしょう!?

ええ。。。 そうでした。。。、そうでしたわァ~。。。


(teahouse01c.jpg)


(teahouse02.jpg)


(teahouse07.jpg)


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この The Teahouse の感じが風車のそばで チューリップを見ながらティー飲むことができる 次の写真のカフェに似ているのですよ。


(amsterda3.jpg)



The Teahouse と 上のカフェが似ていますか?



真由美ちゃんは似てないと思うのですか?

似ていると思えば似ているようでもあり、似てないと思うと似てないようにも見えますわァ~。。。 なんだか、デンマンさんが無理やり結び付けているように思えますわァ~。。。

じゃあ、他にも似ている場所を紹介しますよ。 次のカフェもアムステルダムにあるのです。


(amsterda5.jpg)



このテラスのあるカフェが真由美ちゃんと一緒にブランチを楽しんだ バンクーバー美術館の裏のカフェと 実によく似ていますよ。


(vga10.jpg)


(vga08b.jpg)



つまり、たまたまアムステルダムのカフェが バンクーバーのカフェや Teahouse に似ているので、“オランダ移住”というタイトルにしたのですか?



『オランダ移住』より
(2015年5月27日)




でも、上の文章だけでは、私が心から食べることを楽しんでいるということが伝わってこないと思うのですけれど。。。



そんなことはありませんよう。。。 真由美ちゃんが心から食べることを楽しまない女性なら、バンクーバーでも とりわけ高級レストランの“Top of Vancouver”に案内することはありませんでしたよ。


(top03.jpg)

The Vancouver Lookout

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(top02b.jpg)


(top01b.jpg)

The Top of Vancouver

Revolving Restaurant

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このレストランで食事ができたことは、本当に素晴らしい思い出になりましたわ。。。 バンクーバー市内のパノラマを2時間かけてゆっくりと 2度眺めながらいただいたディナーは最高でした。



。。。でしょう?。。。 僕も真由美ちゃんが、そう感じると思いましたよ。

でも、あのレストランで食事をしたら、誰でもそう思うのではありませんか?

いや。。。 2時間も粘(ねば)るお客は、そうそう多くはないと思いますよ。。。 日本だったら、ウェイターやウェイトレスがやってきて、皿を片付け始めますからね。。。 2時間も粘らせませんよ。

つまり。。。、つまり。。。、2時間も粘ったということは、デンマンさんと私が心から食べることを楽しんだという証拠だと言うのですか?

その通りですよ。。。 真由美ちゃんといろいろと話をしながら食べて、僕も充分に楽しみました。。。 食材や料理の話を聞きながら 僕は真由美ちゃんが“食の詩人”だと思いましたよ。

そんな風に煽(おだ)てないでくださいな。。。でも、また ぜひデンマンさんと一緒に食べ歩きがしたいですわ。

うん、うん、うん。。。 そうしましょう。。。そうしましょう。。。



(laugh16.gif)

 (すぐ下のページへ続く)

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