エロ 建礼門院(PART 1)
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(tokuko05.jpg)
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(shibagaki4b.jpg)
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(himiko22b.gif)
デンマンさん。。。 どういうわけで急にエッチなタイトルにしたのでござ~♪~ますかァ~?
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(kato3.gif)
いけませんか?
いけませんわよう。。。 エッチなお話の時には あたくしを呼び出して欲しくないのですわ。
あれっ。。。 卑弥子さんは エッチな話が好きだったじゃありませんかア~♪~!
デンマンさん!。。。 んもおおおォ~。。。 たくさんのネット市民の皆様が見ている前で、そのような誤解を招くような事を言って欲しくありませんわ。
つまり。。。、 卑弥子さんは マジでエッチな話が嫌いなのですかァ~?
そんな事よりも、どういうわけで“エロ 建礼門院”を持ち出してきたのでござ~♪~ますか?
実は、気にかかっていたことがあったのですよ。
何が気にかかっていたのでござ~ますか?
ちょっと次のリストを見てください。
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(ame50813k.png)
■『拡大する』
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これはアメブロの僕のブログの8月13日の「人気検索キーワード」のリストです。。。 赤枠で囲んだ 1番に注目してください。
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あらっ。。。 「エロ 建礼門院」と入れて検索してデンマンさんのアメブロのブログにやって来たネット市民が3人居たのですわねぇ~。。。
そういうことです。
つまり、アメブロの検索エンジンで検索したのですか?
違うのですよ。。。 僕も試してみました。。。 その結果を見てください。
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(ame50827s.png)
■『拡大する』
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あらっ。。。 ameba検索では見つからなかったのでござ~ますわねぇ~。。。
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どうやら、ameba検索では最近の記事しか検索しないようなのです。
。。。んで、やっぱり デンマンさんのブログにやって来たネット市民の民様はGOOGLEで検索したのでござ~ますか?
そのようです。。。 僕も「エロ 建礼門院」と入れてGOOGLEで検索してみました。 その結果を見てください。
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(gog50827a.png)
■『現時点での検索結果』
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あらっ。。。 トップに Denman Blog の『建礼門院徳子』が出ているではありませんか。
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これはタグ(tag)のページなのですよ。。。 つまり、“建礼門院徳子”というタグのついた記事をすべて表示しているページです。
。。。んで、アメブロのデンマンさんの記事を読んだ人は赤枠で囲んだ10番目のタイトルをクリックしたのでござ~ますか?
そうです。。。 次の記事を読んだのですよ。
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(ame30418e.png)
■『実際の記事』
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でも、どうしてエロい建礼門院徳子さんを探すのでござ~ましょうか?
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だから、エロい徳子さんが人気があるのですよ。
どのようなわけで。。。?
次のようなエロい話が伝わっているのですよ。
私に合わせて腰を上下に
徳子が結婚したのは18歳、夫はわずかに12歳だったし、その夫婦生活もたったの9年だから、真の快美を知らぬのも無理はなかった。
まして閨技など、義経に教えられるまで、こんな世界があるなんて思いもよらない。
「私は怨むわ。 あなたのお節介を。 でも、これを知らないで死んだら、どんなにか悔いることでしょうね」うわごとのように、くり返す。
義経は半身を起こして、玉唇の紫龍をくわえる様を、つらつらと眺める。
徳子は恥ずかしく、脱いだ衣を集めて半身をおおう。
義経はわざと激しく出没させる。
「ああ、やめて」と止めるのも聞かず、かえって一の指を玉中に加え、「私のは細いから、これでちょうど良くなりましょう」とからかう。
徳子は両手で顔をおおい、悶えた。
「痛い。 裂けるわ。 やめて」
「お産の時は、もっと広げたでしょうに」
「恥を捨てて任せたのに、更に辱めるのですか」
「とおっしゃるなら、別の方法もありますよ。 教えてあげよう」
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(bond010.gif)
右手に徳子の腰を、左手に肩を抱えて身を起こす。
自分はあぐらをかき、その上に徳子の尻を載せ、跨(またが)らせる。
「ああ、何をするの?」
義経は手をのばし襯衣(シャツ)を取り、徳子の背にかぶせた。
徳子の方は夜具を引き、これまた義経をおおう。
義経は襯衣(シャツ)の外から背を抱き、もう一方の手で尻を、こちらは襯衣(シャツ)の内から抱えた。
徳子は両手で義経の首につかまる。
彼の顎をおのが肩に載せさせる。
顔を傾ければ唇は斜めに義経の口に接した。
舌と舌で互いの口中を洗う。
股間の陽は陰をつき、陰は陽を噛まんとする。
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(注: 赤字はデンマンが強調。
イラストはデンマン・ライブラリーより
読み易くするために改行を加えています)
44-46ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 新潮社
『徳子はエロカワ?』に掲載
(2013年1月25日)
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でも、このエロいお話は史実ではないのでしょう?
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もちろん、これと同じような場面が実際にあったとは僕も思いませんよ。
それなのに、どうして、このような淫(みだ)らなヤ~らしいお話が現在にまで伝えられているのでござ~ますか?
実は、理由は簡単なことですよ。
もったいぶらないで、そのお話を聞かせてくださいなァ。
その理由を説明するには小督(こごう)さんという女性の悲話を話さねばならないのですよ。
出し惜しみしないで、さっそく話してくださいなァ~。。。
次のような悲しい物語が伝わっているのです。
小督哀話
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『嵯峨野の月』(月岡芳年『月百姿』)源仲国と小督時は平氏全盛の平安朝最末期、時の帝であった高倉天皇は最愛の寵姫を亡くし悲嘆に暮れていた。
見かねた中宮(清盛の娘である建礼門院徳子)は天皇を慰めようと、美貌と音楽の才能で名高かった中納言・藤原成範の娘を紹介する。
宮中に上がった成範の娘は小督局と呼ばれ、天皇の寵愛を一身に受けた。
しかし、中宮の父である平清盛は、天皇が中宮である娘を差し置いて小督に溺れる事に怒り狂い、小督を宮中から追い出してしまった。
小督は清盛を恐れて嵯峨に身を隠し、天皇とも音信不通となってしまう。
天皇の嘆きは深く、密かに腹心の源仲国(宇多源氏・源仲章の兄)を呼び出して小督を秘密裏に宮中に呼び戻すよう勅を賜った。
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(kogo3.jpg)
ちょうど仲秋の夜のこと、月が白々と照る中を嵯峨野に出かけた仲国は、小督が応えることを期待して得意の笛を吹いた。
すると、見事な「想夫恋」の調べがかすかに聞こえてくるので、音のするほうに向かうと、果たして粗末な小屋に小督が隠れ住んでいた。
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(kogo2.jpg)
最初、小督は清盛を恐れて宮中に帰るのをしぶるが、「想夫恋」の曲で彼女の真意を悟っていた仲国に押し切られこっそりと天皇の元に帰ってきた。
2人はひっそりと逢瀬を重ねるが、清盛におもねる者から秘密が漏れて、小督は無理やり出家させられてしまう。
能の「小督」はこのうち嵯峨野の場面に取材したもので、伝金春禅竹作の四番目物。
現在も比較的盛んに上演される、美しくも哀切な名作である。
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出典: 「小督(こごう)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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確かに、悲しいお話ですわ。 小督さんには何の落ち度も無いのに宮中から追い出されて、しかも天皇とこっそりと逢っているのが知れると平清盛によって無理やり尼さんにされてしまう。 本当に悲しいお話だと思いますわ。
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ほおォ~。。。 卑弥子さんが目に涙まで溜めて悲しむなんて珍しいですねぇ~。。。
だってぇ~、 小督さんの身になって考えると本当に悲しいことですわ。。。んで、あたくしに悲しいお話を聞かせて涙ぐませるために小督さんの悲話を持ち出してきたのでござ~ますか?
いや、違いますよ。。。 そうじゃないのですよ。
では、なぜ。。。?
あのねぇ~、徳子さんにはエロ話があって、小督さんにはない。。。 同時代の女性なのに、なぜ徳子さんにはエロ話があって小督さんにはないのか?
だから、なぜなのでござ~♪~ますか?
あのねぇ~、小督さんは徳子さんよりも明らかに美人で音楽の才能もあった女性ですよ。。。 言ってみれば、男にとってこれ以上の魅力的な女性は居ないと思える。 実際、高倉天皇は徳子さんよりも小督さんに惹きつけられてしまった。 だから、小督さんは美人である以上に性格も良い女性であったに違いない。 男がそれほど恋い焦がれてしまう女性にもかかわらず小督さんにはエロ話がない。
だから、どうしてなのでござ~ますかァ~?
つまり、小督さんの悲話は余りにも悲し過ぎるのですよ。 だから誰しもが同情してしまう。
でも、徳子さんのお話だって充分に悲しいと思いますわ。
確かに、徳子さんの話も悲しい物語に違いない。 でもねぇ、大きな違いがある。
その大きな違いというのは、どのようなものでござ~ますか?
小督さんの運命を狂わせたのは、そもそもが徳子さんの父親の平清盛なのですよ。 だから、徳子さんのエピソードも小督さんの哀話も悲しいものには違いないのだけれど、平清盛が徳子さんの父親であるために、民衆は小督さんの味方になったのですよ。
つまり、小督さんをネタにエロ話をするには、余りにも可哀想だと。。。 あまりにも恐れ多いと。。。 それで、徳子さんの方がエロ話のネタにされたと言うことでござ~ますか?
まず間違いなく、そういうことだと思うのですよ。
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