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エロい話が好き?

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エロい話が好き?

 


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デンマンさん。。。 まさか あたくしに上の質問をするために呼び出したのではないでしょうねぇ~!?


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卑弥子さんはエロい話が嫌いなのですか?

やっぱり。。。、やっぱり。。。、あたくしに質問するために上のようなヤ~らしいタイトルにしたのでござ~ますかァ~?

やだなあああァ~。。。、違いますよゥ。。。 わざわざ上の質問をするために卑弥子さんを呼び出したのではありませんよゥ。

じゃあ、どういうわけで 上のようなヤ~らしいタイトルにしたのでござ~ますか?

あのねぇ~、ちょっと次のリストを見てください。


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これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の10月1日から15日までの約2週間の「人気検索キーワード」のリストなのですよ。。。 赤枠で囲んだ 25番、26番、それに30番に注目してください。



あらっ。。。 「艶紫娯拾余帖」を入れて検索してデンマンさんの『徒然ブログ』にやって来たネット市民の皆様が 8名居たということですわね。

そうです。。。

。。。“艶”というのは“艶女(アデージョ)”の“艶”でござ~ますわねぇ~。。。


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“艶女”という言葉があったのですか? 僕は知りませんでしたよ。



やっぱり、デンマンさんは浦島太郎になってしまったのですわねぇ~。。。 女性誌『NIKITA』による造語なのですわ。 モテる中年女性を意味するのでござ~ますう。。。 高収入のキャリアウーマンや比較的裕福な主婦で、ファッションに気を遣い色気を有する大人の女性を指して言うのですわ。。。 で、この“艶女”の事を書いた小説が「艶紫娯拾余帖」と呼ばれるのでござ~ますか?

違いますよ。。。 だいたい“艶女”という言葉を知らなかった僕が艶女を扱っている小説を取り上げるはずがないでしょう!?

じゃあ、いったいどの記事を読んだのでござ~ますか?

次のリストを見てください。


(liv51015b.png)

『拡大する』



これは同じく『徒然ブログ』の10月1日から15日までの約2週間の「リンク元URL」のリストですよ。。。 赤枠で囲ん 19番に注目してください。



あらっ。。。 『エロい源氏物語』を読んだのでござ~ますか?

そうなのですよ。

でも。。。、でも。。。、どうして『エロい源氏物語』を読んだと判ったのでござ~ますか?

「艶紫娯拾余帖」を入れて 実際に GOOGLE で検索してみたのですよ。。。 その結果を見てください。


(gog51017a.png)

『現時点での検索結果』



上のリストには『エロい源氏物語』が出てこないではありませんか!



残念ながら最初のページには出てこないのですよ。。。 ゆっくりと一つ一つ見てゆくと 4ページに出てくるのですよ。


(gog51015a.png)



あらっ。。。 トップから数えると 『エロい源氏物語』が38番目に出てくるのですわね。。。



そういうことですよ。。。

つまり、 『エロい源氏物語』を読んだ人はトップから一つ一つ見ていって38番目の 『エロい源氏物語』にたどり着いたとデンマンさんは言うのですか?

その通りですよ。。。 『エロい源氏物語』を読んだ 6名のネット市民は とても熱心な人たちなのですよ。

でも。。。、でも。。。、どうして 38番まで時間をかけて見ていったのでござ~ますか?

だから、特定のエロい話が好きだからですよ。

どうして、特定のエロい話が好きだと判るのですか?

簡単なことですよ。。。 最初のページには クリックして一つ一つのタイトルを見ていっても とりわけエロい話が出てこないのですよ。。。 それで2ページ目も見てゆく。。。 ここにも、あまりエロい話は出てこない。。。 それで3ページを見てみる。


(gog51017b.png)



青枠で囲んだ記事も面白そうなのだけれど、赤枠で囲んだ記事の方がもっと面白そうなのですよ。。。 それで、覗いてみると次のようなことが書いてある。


春画掲載 週刊文春編集長が処分

“アウト”な内容

大ダコが全裸の海女を…


(tacoxx2.jpg)

2015.10.09

問題となった週刊文春10月8日号の記事。
刺激的な春画がありのままに掲載された。

今、若い女性を中心にブームとなっている“春画”。

とはいえ、堂々と誌面に掲載してしまったことで、週刊文春の新谷学編集長(51)が3カ月の“休養”処分となってしまった。
文藝春秋が8日明らかにした。
「週刊誌の申し子」とも呼ばれた名物編集長を休養に追い込んだ作品とは一体…。

「突然の編集長休養に驚いている。発売前に社の幹部も確認していたはずなのに。不思議だ」

同誌関係者はこう語った。
問題の記事は同誌10月8日号(1日発売)。
「空前のブーム到来」として、カラーグラビアで春画3点を掲載。

喜多川歌麿の「歌満くら」は男女のキスにとどまっているが、歌川国貞の「艶紫娯拾余帖(えんしごじゅうよじょう)」は、男女が結合部もあらわに“励んでいる”作品。
そして、葛飾北斎の「喜能会之故真通」は、大ダコが8本のアシで全裸の海女をまさぐりながら、下半身に吸い付いているという官能的な1枚だ。

注目を集めている「春画」だが、現在、東京都文京区の永青文庫で開催されている「春画展」の会場には、若い女性の姿も多いという。
さらに東京都中央区の永井画廊でも「銀座『春画』展」が開かれている。

今週発売の同誌では、春画ブームを歓迎する読者の声まで掲載していた。
それだけに、前出の関係者は「新谷編集長は優秀で、注目されるスクープを連発していたが、それだけに『やり過ぎだ』と見る敵もいた。
特別な事情があるのかもしれない」と訝しがる。

同社では、読者からのクレームを受けた対応ではなく、社として「読者の信頼を裏切ることになったと判断した」と説明。
休養については「読者の視線に立って週刊文春を見直し、今後の編集に生かしてもらう」としている。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)



「春画掲載 週刊文春編集長が処分」より




今、若い女性を中心にブームとなっている“春画”と書いてあるけれど、マジですか?



あらっ。。。 デンマンさんも、あたくしを“若い女性”だと見てくれるのですか? うふふふふふ。。。

いや。。。 あのォ~。。。 まあァ~。。。 そういうことですよ。。。 で、卑弥子さんも注目を集めている「春画」を見に、東京都文京区の永青文庫で開催されている「春画展」の会場に出向いたのですか?

京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している准教授のあたくしが なぜ注目を集めている「春画」を見に、東京都文京区の永青文庫で開催されている「春画展」の会場に出向かなければいけないのでござ~ますか?

だから、今、若い女性を中心にブームとなっている“春画”を確かめに行くわけですよ。。。 卑弥子さんが教えている腐女子たちも「春画展」を見に行っているはずですよ。。。 そう思いませんか!?

京都から わざわざ注目を集めている「春画」を見に、東京都文京区の永青文庫に行くわけがないじゃありませんかァ!

だから、それを確かめに卑弥子さんも見に行くのですよ。

つまり、この事を言うために、わざわざ上のニュースを取り上げたのですか?

いや。。。 もちろん、それだけではないのですよ。

他に、どういう理由で上のニュースを取り上げたのでござ~ますか?

あのねぇ~、もしもですよ、「艶紫娯拾余帖」を入れて GOOGLE で検索した人たちが 単なるエロい話を探していたとしたら、このページを読んで それ以上は探さなかったのですよ。

つまり、その6人が単なるエロい話を探していたとしたら、4ページの38番目に出てくる『エロい源氏物語』を読まなかったとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

そうです。。。 

どうして。。。?

あのねぇ~。。。 単なるエロい話を探している人ならば、次の浮世絵を見るだけで好奇心が満たされるのですよ。


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どうして上の浮世絵を見るだけで好奇心が満たされるのでござ~ますか?



単なるエロい話を求めている人にとって、わざわざ『エロい源氏物語』を読む必要はないのです。。。 上の春画を見た人たちは、ボカシが入ってない、大ダコが8本のアシで全裸の海女をまさぐりながら、下半身に吸い付いているという官能的な 葛飾北斎の「喜能会之故真通」の実物の写真をネットで探し始めるのですよ。

。。。つうことわァ~、3ページの 25番目まで見て、それから「喜能会之故真通」を入れて GOOGLE で画像検索を始めるとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

その通りですよ。。。 単なるエロい話を求めている人たちならば、もう『エロい源氏物語』など どうでもいいのです。

なせ。。。、なぜ。。。 デンマンさんは、そのような見てきたような事を言うのでござ~ますか?

あのねぇ~、吉田松陰先生が次のような事を150年前に言ったのです。


ことのはじまり


(shoin02.jpg)

なんでも、
「最初の決心」というものが一番重要です。

これが、どこまでもついてまわるからです。

たとえば
名誉とか利益のためにはじめたことは、
やればやるほど欲が透けて見えてきてしまって
いくら豊かな知識とか、
すばらしい言葉で飾ってもごまかしきれなくなります。

事をはじめるのに、大切なことは、
シンプルに、心の底から、
「この道をきわめたい」
と叫ぶことができるかどうか。
それだけなんです。

いまやっていることはどうでしょうか。

「最初の決心」はどんなものでしたか。

たまには振り返ってみてはいかがでしょうか。

もしずれてきているのでしたら、
勇気を出して、いまのうちに軌道修正しておきましょう。



114ページ 『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』
編訳: 池田貴将
2013年9月25日 第8刷発行
発行所: サンクチュアリ出版




分かるでしょう!? 松陰先生は「最初の決心」というものが一番重要ですと言ったのですよ。。。 つまり、「艶紫娯拾余帖」を入れて検索して僕の『徒然ブログ』にやって来た人たちは、間違いなく上のニュースも読んだのですよ。。。 でもねぇ~、次の春画を見たからといってそれで満足できなかった。


(tacoxx2.jpg)



つまり、もっと激しい、きわどい春画を求めていたと言うことでござ~ますかァ~?



やだなあああァ~。。。、違いますよう!。。。 「艶紫娯拾余帖」を入れて検索したということは、「最初の決心」というものが一番重要なのですよ。。。 要するに、上の春画を見たからといって、急に気が変わって葛飾北斎の「喜能会之故真通」を入れて検索するような“浮気な心”を起こさなかったのですよ。

要するに、上の春画を見たからといって、ボカシのない実物のコピーをネットで探すような“ナンパ”な心は持ていなかったとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

その通りですよ。。。 だから、3ページの 25番目のニュースをさりげなくやり過ごして4ページに進み、 38番目の『エロい源氏物語』を読んだということです。。。 つまり、その6人は吉田松陰先生の言葉を忠実に実行に移した素晴らしい人たちなのですよ。

つまり。。。、つまり。。。、『エロい源氏物語』には、極めてエロい春画が出てくるのでござ~ますか?

やだなあああァ~。。。、『エロい源氏物語』には卑弥子さんも登場するのですよ。。。 卑弥子さんは記事の内容を忘れてしまったのですか?

それほどエロい事を話題にしたのでしょうか!?

やっぱり忘れてしまったのですねぇ~。。。 あのねぇ~、もう一度次のリンクをクリックして卑弥子さんも読んでみてくださいねぇ~。。。


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『エロい源氏物語』



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