牛たんとずんだ (PART 2)
デンマンさん。。。これってぇ、マジでお母様に書いた手紙なのですか?
もちろんですよ。 僕の創作ではありません。
デンマンさんはお母様のことをお手紙では「母上様」と書いて、ご自分のことを「小生」と書くのですか?
うししししし。。。いけませんか?
なんだか、夏目漱石や森鴎外の手紙のようですわ。 (微笑)
そうなのですよ。。。夏目漱石や森鴎外の影響を受けていますよ。 (爆笑)
。。。で、この手紙と「牛たん」と「ずんだ」が関係あるのですか?
あのねぇ〜、うちのお袋はイモ類と豆類が好物なのですよ。 僕が仙台に居る頃は働くことばかりで、僕は海外に出るまでにお袋と一緒に外食したことが一度もない。
あらっ。。。お母さんとレストランで食事をしたことが一度もなかったのですか?
一度もないのですよ。 しかも、お袋は当時、僕が居る仙台にやって来ることもなかった。
働くのが忙しくて。。。?
そうなのですよ。 兄弟3人居ましたからね。 教育費を蓄(たくわ)えなければならないという気持ちが強くて旅行する気分どころではなかったと、最近僕に語っていました。 確かに良く働いたのですよ。 保険外交員をやっていたのだけれど、一時は教頭先生をやっていたオヤジよりも給料が良くなって、東邦生命で社長賞をもらい本社まで出かけたことがある。
あらっ。。。それほど頑張ったのですか?
そうなのですよ。 社長賞に輝いたのは女性外交員3人だったのだけれど、そのうちで「私が一番みすぼらしかったわよ」とぼやいていたことを僕ははっきり思い出したのですよ。 自分の身なりなどあまり構わずに仕事を一生懸命やっていましたからね。。。だから、同情されて成績を上げたのだと僕は思うのですよ。
その当時デンマンさんは大学生だったのですか?
そうですよ。 僕が海外に飛び出してから、会社の慰安旅行で仙台を訪ねたことがあったのだれど、「あんたが仙台に居る間にどうして行く気にならなかったのかと。。。本当にあの時には後悔したわ」。。。お袋は、そう言ったのですよ。
判りますわ。 デンマンさんのお母さんの気持ちが。。。 お母様もデンマンさんと仙台で美味しい物を食べたかったでしょうね?
僕もそのことを思い出してね。 イモ類と豆類が好きなお袋が「ずんだ餅」を僕と仙台で一緒に食べたら本当に感激したと思うのですよ。
「ずんだ」とは、枝豆をつぶして砂糖を混ぜたもので、これをもちにからめた「ずんだ餅」も仙台の名物なのだという。
ずんだ餅、ずんだシェイク、ずんだ大福。
いろいろ食べたが全部美味しかった。
「コリコリしたものが苦手」な益田ミリさんも、このように書いていたほどでしたからね。。。
今年、行田に帰省したらお母様を仙台に連れて行ってあげればよいではありませんか?
いや。。。これまでにも何度か言ったのだけれど、もう旅行するのがしんどいと言うのですよ。 それで、近くのお店で美味い物を食べるようにしているのですよ。
だったら、仙台から「ずんだ餅」を取り寄せたらいいですわ。
今年の10月に帰ってら、そうしますよ。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ〜
母親というものは男の子にとって、いくつになってもいいものなのでござ〜♪〜ましょうね?
女の子にとっては父親の方が良いと言う人も居ますわ。
あたくしは、母親も父親も、どちらもいいですわ。
ご馳走になったときには特にそう思うのでござ〜♪〜ます。
うふふふふふふ。。。
とにかく、次回も、面白い話題が続きそうでござ〜♪〜ますう。
あなたも、どうか、また読みに戻ってきてくださいましね。
では。。。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
食べる事が嫌いな人って居ませんよね。
でも、同じ食べるのでも、国によって
その考え方はさまざまなようです。
アメリカ人やカナダ人も食べる事は好きですが、
食べ物は喜びと言うよりも
生命維持と関連付けて考える事が多いです。
フランス人は食の喜びを大切にします。
人生の楽しみは食べることだと
豪語するフランス人も居ます。
他のものは節約しても、
食べ物にはお金を惜しまない。
そう言うフランス人をよく見かけます。
日本ではお礼の気持ちを
「物」や「お金」で表すことが多いようですが、
フランスでは食事でもてなすことによって
お礼の気持ちを表すことが多いようです。
お寿司を見るとわたしは思うのですけれど、
日本人は「食」を単に空腹を満たすものではなく、
立派な芸術と見なしているのではないでしょうか?
ところで、英語の面白い話を集めました。
時間があったら覗いてみてください。
■ 『あなたのための愉快で面白い英語』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。