他人の不幸は…(PART 2)
おさゐは「どうせ冥土へ行くのなら、
権三と夫婦の契りをかわしてから」と、
旅篭(はたご)で激しく愛しあう。
つまり、このような願望を日本の中年主婦が持っていると、あんさんは言わはるのォ〜?
夫に失望している妻ならば、当然やろう?
そうやろか?
そやけどなァ、おさゐも権三も殺されてしまうのや。 それを見定めて観客の中年主婦は、きっと次のように思うねん。
ああ〜 思えば、わたしだってぇ、
同じような状況であれば、
同じような事をするかも。。。
駄目な夫と生活しているけれど、
殺されるよりは
生きて旨い物でも食べていた方がええわァ。
ここで初めて常日頃不満タラタラの家庭の主婦は蜜の味を感じるのやァ。
“他人の不幸は蜜の味”
あんさん!。。。、これはかな〜り性格の悪い解釈ですぇ〜。。。
さよかァ〜。。。?
【レンゲの独り言】
ですってぇ〜。。。
デンマンさんは近松門左衛門の作品にハマっているようですわ。
かつて『心中天網島』(しんじゅうてんのあみじま)について次の記事を書きました。
■『心中と切腹』
(2010年11月25日)
同名の人形浄瑠璃は1721(享保5)年に、大坂竹本座で初演されました。
実際に1721年に起きた、紙屋治兵衛と遊女小春の心中事件を基にして書いた作品です。
愛と義理がもたらす束縛が描かれており、近松の世話物の中でも、特に傑作と高く評価されています。
また、道行「名残の橋づくし」は名文として知られています。
後に歌舞伎化され、今日ではその中から見どころを再編した『河庄』(かわしょう)と『時雨の炬燵』(しぐれのこたつ)が主に上演されています。
とにかく、次回も興味深い話題が続くと思います。
あなたも、また戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
『堀川波鼓(ほりかわなみのつづみ)』も
近松門左衛門の三大姦通劇の一つですが、
この人形浄瑠璃は1707年2月の初演以来、
上演が途絶えていたのです。
それが1964年にNHKで復活しました。
これを映画化したものが今井正監督による『夜の鼓』です。
新劇では俳優座が『つづみの女』として上演しました。
鳥取藩士小倉彦九郎の妻・たねは、
夫が江戸詰めで国許を留守にして間に、
酒席で飲みすぎて、そのはずみで
鼓師・宮地源右衛門と褥(しとね)を共にしてしまいます。
そして不義の子を身ごもるのです。
その噂のために、妹のお藤(ふじ)の縁談は
破談になってしまいます。
隠しきれなくなったたねは、
夫への忠節を示すため自分の胸を突き、
非を詫びながら夫の手で絶命します。
たねの妻仇(めがたき)を討つべく、
彦九郎は復讐に燃える妹らを連れて
宮地宅へ討ち入り、本懐を果たすという物語です。
ところで、卑弥子さんが面白いサイトを
やっています。
興味があったら、ぜひ次のリンクをクリックして
覗いてみてください。
■『あなたのための笑って幸せになれるサイト』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ