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ヌタとずんだ (PART 2)

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ヌタとずんだ (PART 2)



ずんだ

ずんだは、枝豆(未成熟な大豆)またはそら豆をすりつぶして作る緑色のペーストのこと。
「づんだ」「じんだ」「じんだん」「ヌタ」とも呼ばれる。



北東北南部の秋田県・横手盆地や岩手県南部、南東北の宮城県・山形県・福島県、および、北関東の栃木県北西部において郷土料理に用いられる。

名称の分布

地域によっては複数の呼称が存在するが、概ね以下のように名称が分布している。

「ずんだ」「づんだ」:旧仙台藩領域である岩手県南部・宮城県・福島県新地町のほか、奥羽山脈を挟んで岩手県南部と隣接する秋田県横手盆地。

「じんだ」:会津地方を除く福島県、秋田県南地方、山形県庄内地方など。

「じんだん」:山形県置賜地方など。

「ヌタ」「豆ヌタ」:山形県村山地方・福島県会津地方など。

最近では、旧仙台藩領域での呼称「ずんだ」が仙台経済圏での訴求力によりデファクトスタンダード化し、旧仙台藩領域以外でも枝豆ペーストを利用したものは「ずんだ」と呼ばれる傾向が見られる。

語源・発祥

「ずんだ」「じんだ」の語源として、以下のような説がある。

1.「豆を打つ」ことから『豆打』(ずだ)と言われ、「豆ん打」に転訛したとする説。

2.「伊達政宗が、出陣の際に『陣太刀』で枝豆を砕いて食した」とのエピソードに由来するとする説。『陣太刀』(じんたち)は、東北方言では「じんだづ」「ずんだづ」などと発音されるが、これが「じんだ」または「ずんだ」に転訛した。

3.古くはぬか味噌または五斗味噌のことを「糂汰(じんだ)」と言ったが、枝豆をすりつぶした当料理にも名称を拡大適用したとする説。

1.の「豆ん打」説が著名である。しかし、いずれの説にも典拠となる文献はない。



出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




確かに「ずんだ餅」ではなく「ぬた餅」と呼んでいる地方もあるのですよ。 館林も栃木の田舎も「ヌタ」と言えば酢と味噌をベースに、野菜や魚介類を和(あ)えた膾(なます)を作るためのソースのことでしょう?



そうですわね。 関東の「ヌタ」は「ずんだ」とは全く違うものですわ。 酢味噌を使うと沼田のように「ぬたっ」とするので、「ぬた」と呼ぶようになったのだと子供の頃「ばァ〜(おばあちゃん)」が話していましたわ。

沼田のように「ぬたっ」ですか。。。うししししし。。。

行田でも酢味噌を使ったソースを「ヌタ」と言うのでしょう?

そうですよ。 子供の頃、ヌタをかけた膾(なます)をお袋がよく作ってくれました。



葱(ねぎ)とイカの膾も食べたし。。。



葱とタコの膾も食べたし。。。





厚揚げにヌタをかけて食べたこともありますよ。 でも、考えてみれば、厚揚げにかけた「ヌタ」は「ずんだ」に酢と味噌を混ぜたようなものですよね。



「豆ヌタ」というのは、「ずんだ」に酢と味噌を混ぜたようなものをそう呼ぶのでしょうか?

山形県村山地方や福島県会津地方の人ならば知っているかもしれませんよ。


【卑弥子の独り言】



ですってぇ〜
もし、この記事を読んでいるあなたが山形県村山地方か福島県会津地方に住んでいたら、ぜひコメントに書いてくださいね。

あたくしの母は「ヌタ」のことを「酢づけ汁」と呼んでいますわ。
味噌には、米麹を多めに使用した白味噌が使って、それに酢、砂糖、和からしなどを混ぜて作るのでござ〜♪〜ます。

「五葷(ごくん)」と呼ばれる臭いの強い5つの野菜類(ネギ科ネギ属の植物であるネギ、ラッキョウ、ニンニク、アサツキ、ニラ)がヌタと相性が良いのですわ。
魚介類では貝類なら青柳の舌きり、アカガイ、魚類ではマグロの赤身、イワシなどがヌタの具材として好まれます。





ヌタは懐(ふところ)が広く、かなりのものがヌタで美味しく食べられるのでござ〜♪〜ます。
野菜類では「おひたしで食べられるもの」、魚介類では「刺身で食べられるもの」がヌタにしても美味しいのですわ。
鶏肉もヌタに合い、脂肪の少ない胸肉、ササミを霜降りにしたものもヌタに良く合います。
あなたも、たまにはヌタで膾(なます)をこしらえて食べてみてはいかがですか?

とにかく、次回も、面白い話題が続きそうでござ〜♪〜ますう。
どうか、また読みに戻ってきてくださいましね。
では。。。






ィ〜ハァ〜♪〜!

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こんにちは。ジューンです。

鱠(なます)とは、魚介類や野菜類、果物類を細く、

あるいは薄く切ったものを、酢をベースにした調味料で

和えた料理を、そう呼ぶようです。

諺や慣用句にも「膾」が出てきます。

あなたも聞いたことがあるでしょう?

「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」

熱い羹(汁物、スープ)で舌など口の中を

火傷したのに懲りて、

冷たい膾でさえも息を吹きかけて

冷まして食べるということです。

つまり、一度失敗した事に懲りて

無益な用心をすることのたとえです。

「人口に膾炙(かいしゃ)する」

膾と炙(あぶり肉、直火による焼き肉)は

いずれも多くの人が喜んで食べることから、

物事が多くの人の間で話題になることを言います。

「膾(なます)に叩く」

膾は細かに切り刻むことから、

転じて大勢で人を滅多打ちにすることを言います。



ところで、英語の面白い話を集めました。

時間があったら覗いてみてください。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。





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