サイバー戦争 (PART 1)
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ケイトー。。。、今日は、なんだか物騒なタイトルを選んだのねぇ~?
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いけませんかァ~?
だってぇ~、ケイトーは戦争絶対反対なんでしょう?
シルヴィーは 僕の心が読めるんだねぇ~。。。
別にケイトーの心を読んだわけじゃないけれど、1月26日に次の記事を書いてたじゃない。。。
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『戦争絶対反対よね』
シルヴィーも読んでくれたんだァ~。。。
でも、多くの日本人は、北朝鮮の将軍様が戦争を起こすかもしれないので、しっかりと軍備をしなければならないと考えているんじゃないのォ~?
あのオツムが なんとなく怪しげな将軍様がこれまでに何度も日本を飛び越えて太平洋に落ちるようにミサイルを飛ばしたので、たぶん、日本に住んでいる多くの日本人が しっかりと軍備をして戦争に備えなければならないと考えているかもしれません。。。
そんな時に、戦争絶対反対!なんて叫んでもシカトされるんじゃないのォ~?
でも、こういう時だから戦争絶対反対するのですよゥ。。。
でもねぇ~、上の記事を読んで、あの将軍様が日本に対して戦争を始めたとして、まず間違いなく核のボタンを押すわよねぇ~。。。 すると、多くの日本人が蒸発してしまうと思うのよ。。。 ところが、どのような結果になろうともケイトーは生き残るのよねぇ~。。。
マジで。。。?
だってぇ~、次のように書いていたじゃない!
戦後50年と私
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(終戦の)1年前、結婚して7年半だった主人は、赤紙とともに南方の島フィリピンに送られていました。
もちろんなんの消息もなく---生きているのは死んでいるのかも知れず---人づてに最初はミンダナオ島に送られたと聞いておりましたが、その後セブ島に渡ったという噂もあり、本当のところはわからずじまいです。
軍人でもない1民間人だった36歳の主人は、家計が裕福だったこともあり、趣味の油絵を勉強するために「戦争が終わったらフランスに行ってみたい……」などと、夢のようなことを言っておりました。
しかし、それも実現しないまま、帰らぬ人となってしまいました。
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出征したあの日のことは、今でも鮮明に脳裏に焼きついております。 (略)
1歳の次女を背に、6歳の長女、4歳の長男の手を引き、みんなと駅までぞろぞろ歩いては行ったものの主人の姿は見当たりません。
どうしたことかと心配していましたが、汽車の出発時間も迫ってくることですし、見送りの方々もプラットフォームに上がって来られました。
私も一緒に上がって行きましたら、なんと主人は長いホームの先端にたった一人で立っていたのです。
戦争を心底憎み、自由人でありたいと願っていた主人のやり場のない思いが、そんな行動を起こさせたのかもしれません。
軍律の厳しい軍隊の中で、その後どう生活したものかと考えると、胸がふさぎます。
終戦の翌年、昭和21年3月に、政府から正式に死亡公報が送られてきたときには、「皆さんと一緒に出発しなかったからよ」と、一人ごちたものでした。
同時に出征した町内の若者二人は無事帰還しましたが、桐箱の中に石と化した主人は、いったいどんな死に方をしたのでしょうか。
目の前で死を確かめていない別れ方は、いつまでもいつまでも中途半端な思いを引きずるものです。
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(中略)
しかし人間というものは、本当に悲しいときには涙は出ないものだということを、この主人の死によって私は身をもって体験しました。
主人の遺骨の箱を手にした時は、涙よりも先に自分の肩にずっしりとかかってくるこれからの生活と、混沌とした将来を思い、「とにかく、しっかりしなければ」と自分に言い聞かせました。
「何があってもこの家族を飢え死にさせることはできない……」と心に誓ったとき、涙の一滴も落とす余裕はなかったのです。
(中略)
(横浜のカトリック系)女学校で夢中で勉強した英語のおかげで、その後、私は外国商社で仕事をはじめました。
終戦直後、舅を送り、姑とは25年間生活をともにし最期を看取りました。
戦後のどさくさで荒稼ぎする人も多いなか、女の細腕を頼りの生活は本当に心細いこともたびたびでしたが、みんなが健康であってくれたのが何よりと思っております。
進駐軍の手から初めて日本側に戻された横浜のデパートというものを、「デパートってなあに?」と不思議がる次女に「何でも売っている所よ」と言ったら、「じゃあ、お父様を買ってきてよ」とダダをこねて私を困らせたものです。
その娘の住むトロントに移住して今年で18年が過ぎ、こちらの生活にもすっかり慣れました。
日本のように物があり余るぜいたくさはないにしても、生活に不自由しない適度な余裕を心から有り難いと思います。
そして、ここに来てからお知り合いになったご親切にしてくださる多くの方々との繋がりは、85歳という人生の先が見えている者には、何にもましての財産と日々感謝しております。
主人と、また沖縄の高射砲部隊で弟をも戦死させたこの大戦の「私の戦後」は死ぬまで消えることはないにしても、あの軍国主義の日本がなくなったことは、一日本人として全く悔いがないことを最後に付け加えたいと思います。
(赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真とイラストはデンマン・ライブラリーより)
213-218ページ
『カナダ生き生き老い暮らし』
著者: サンダース・宮松敬子
2000年12月10日 第1刷発行
発行所: 株式会社 集英社
『きびしい暮しの中のロマン』にも掲載。
(2014年7月28日)
この宮松芳子おばあちゃんのようにあの軍国主義の日本がなくなったことは、一日本人として全く悔いがないことを最後に付け加えたいと思いますというのが、あの戦争を経験した人たちの実感だと思うのですよ。 でもねぇ~、戦争の悲惨さを知らない者は、負けるのが判っているのに日本人が最後の一人になるまで戦争を続けなければならない!と思い込んでいる狂気じみた人間がいたのですよ。。。 今でも、再軍備して戦争になったら、最後の一人まで戦って日本を守るのだというような狂気に駆り立てられた日本人もいますよ。。。
でも。。。、でも。。。、再軍備してなかったら、戦争になって国を守る事ができないではござ~ませんかァ!
あのねぇ~、またアメリカと戦って勝てるわけがない! 北朝鮮と戦っても、核弾頭を搭載したミサイルを打ち込まれたら、日本全土が全滅ですよ!
でも。。。、でも。。。、日本を守らないと。。。
あのねぇ~、ほぼ負けると判っている戦争のために、再軍備など、全く無駄なことです! 日本は世界で唯一の被爆国なのですよ! あの戦争で亡くなった人々は、2度と日本が戦争に巻き込まれて欲しくないと願っているはずなのです!
でも。。。、でも。。。、戦争が起きたら。。。
だから、世界で唯一の被爆国である日本は、絶対に再軍備などしないで、戦争放棄、再軍備放棄の方針で、世界のトップリーダーになるのですよ!
でも。。。、でも。。。アメリカや北朝鮮は戦争をやりたいのですわァ。。。
やりたい国には、戦争をやらせておけば いいのですよ!!!
でも。。。でも。。。、日本も戦争に巻き込まれてしまいますわァ~!
そういう時には、戦争絶対反対を座右にして、日本人全体で座禅を組んで、冷静に毎日を過ごすのですよ。。。
でも。。。、でも。。。、北朝鮮の あの狂った将軍様が、日本に核弾頭を搭載したミサイルを撃ち込んだら、日本は全滅してしまうのでござ~ますわァ。。。
大丈夫です。。。 海外には、僕を含めて50万人の日本人が生きていますから。。。 日本が沈没しても、日本人は不滅です!
『戦争絶対反対よね』より
(2018年1月26日)
つまり、日本に住んでいる日本人が核戦争で全滅しても、バンクーバーに住んでいるケイトは生き残るわけよねぇ~。。。
あのねぇ~、たまたま僕はバンクーバーに住んでいるから、日本に住んでいる日本人が核爆発で全滅しても僕は生き残るかもしれません!
たまたまじゃないでしょう!? ケイトーはこういう事態に陥ることを考えて、30年前に日本を脱出してカナダに移住したんじゃないのォ~!
あれっ。。。 シルヴィーは、どうしてそんなことまで知ってるのォ~?
ケイトーの心の内など、10年前からお見通しだわよゥ。。。
あのねぇ~、どうして僕がサイバー戦争を取り上げたと思う?
そんなこと、私に訊いたって解るはずないでしょう? タイトルを書いたのはケイトーなんだから。。。
実は、日本に住んでいる人の中にも、これまでのような戦争をしたって無意味だということを知っている人物もいるのですよ。。。
マジで。。。?
愛媛県の松山市に住んでいる伊予野健一君は、僕の考え方を支持しているのですよ。。。
その証拠でもあるのォ~?
ちょっと次のリストを見てください。
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『拡大する』
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『CIAの黒い手再び』
これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の2月5日の午前零時44分から午前5時までの約4時間の「生ログ」です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。
あらっ。。。 日本人のほとんどが グッスリと眠っている時間に 日本のGOOGLEで検索して『CIAの黒い手再び』を読んだネット市民がいたのねぇ~。。。
そういうことですよ。。。
。。。で、IPアドレスを調べて 伊予野健一君を突き止めたわけなのォ~?
そうです。。。
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ケイトーは女性の場合には、きれいな写真を貼り付けるのに、男性の場合にはイラストにするのねぇ~?
いけませんかァ~?
せめて、若い頃のアラン・ドロンのようなハンサムな写真を貼り付けてよう。。。
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そのうちにねぇ~。。。
。。。で、伊予野健一君は、どうやって検索したわけなのォ~?
次のようにして検索したのですよ。。。。
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『拡大する』
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『CIAの黒い手再び』
あらっ。。。 「CIA 黒い手 サイバー戦争」を入れて検索したのねぇ~。。。
そうです。。。 すると、50,200件ヒットする内のトップから2番目に『CIAの黒い手再び』が出てくるのですよ。。。
伊予野健一君はトップの『CIAの黒い手』も読んだのォ~?
読みました。。。
。。。で、ケイトーの考え方に共鳴したというのは、どういうことなのよォ~?
まず次の小文を読んでみてください。。。
サイバー戦争
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サイバー戦争(cyberwarfare)とは、インターネット及びコンピューター上で行われる戦争行為のことである。
クラッカー等の集団や国家によって組織されたサイバー軍により、敵対する国家、企業、集団、個人等を攻撃する。
かつてはサイエンス・フィクションにおける架空の産物であったが、技術の進歩により現実のものとなっている。
企業間の技術革新競争、国家の利権や領土問題の国民感情が、サイバー戦争の原因になることが多い。
主に想定される「敵」やその他の第三者が管理するサーバー及びコンピューターを目標とする。
「敵」の場合には侵入、諜報、企業のイントラネットに不正アクセスして技術情報や意思決定等のデータを収集、サービスの停止、もしくは破壊が行われる。
「第三者」の場合には他のコンピューターを攻撃する為の踏み台として侵入、乗っ取り、バックドアの設置、攻撃拠点としてのプログラム、ウィルス、ワームの設置を行う。
広義には、利益誘導、世論形成、煽動を目的とするインターネットを使用したプロパガンダを含む。
部隊・軍
アメリカでは2005年3月に、サイバー戦争用の部隊であるアメリカサイバー軍(JFCCNW、Joint Functional Component Command for Network Warfare。ネットワーク戦争のためのコンポーネント機能統合司令部)を組織したことを公表した。
また2011年6月には、ロバート・ゲーツ国防長官が外国政府によるサイバー攻撃を戦争行為とみなすとする方針を表明している。
詳細は「アメリカサイバー軍」を参照
2011年5月25日、中国国防省の報道官は、定例記者会見において広東省広州軍区のサイバー軍に関する質問を受け、その存在を認めた。
詳細は「中国サイバー軍」を参照
日本では2014年3月26日、防衛省・自衛隊にサイバー防衛隊が新編された。
出典: 「サイバー戦争」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
。。。で、具体的にどのような戦争なのよ。。。? まさか上の写真のように兵隊さんがキーボードを持って突撃するわけじゃないでしょう!?
あのねぇ~、“スタックスネット(Stuxnet)”という「コンピュータワーム」がサイバー戦争のために作られた。。。
スタックスネット(Stuxnet)
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スタックスネットは、Microsoft Windowsで動作するコンピュータワームであり、2010年6月に発見された。
インターネットから隔離されたスタンドアローンのコンピュータ・システムにも、USBストレージを経由するという手段により感染する。
そのため、以前はネット経由の攻撃に対し比較的安全であろうと信じられていた産業用制御システムにおいて感染・実害を生じさせるという点が衝撃的であり、2010年6月に発見されイランの核施設を標的とした攻撃で有名となった。
また、2011年秋に出現したトロイの木馬型マルウェアであるドゥークー(英語版)やフレイムは、スタックスネットから派生したものと考えられている。
2010年6月17日、ベラルーシのVirusBlokAda(英語版)社により初めて報告され、以後、ユーラシア圏を中心に世界中で報告が相次いだ。
感染に地域的な偏りが生じていることが特徴であり、報告例の6割弱がイランに集中している。
インターネット経由で伝播し、接続されたコンピュータに感染して、潜伏する。
またネットワーク経由でなくとも、感染したコンピュータに接続したUSBメモリを経由しても発症することから、インターネットから隔絶された、スタンドアローンのネットワークに対しても侵入可能である。
Microsoft Windowsの脆弱性 (MS10-046) を利用しており、Windows Explorerで表示しただけで感染する。
また、スタックスネットは、MS10-046を含めて4件もの未知のセキュリティホール(ゼロデイ脆弱性)を悪用しており、後に配布された修正パッチを適用していない場合、感染防御は困難であった。
ドイツのシーメンス社が、同社製の遠隔監視制御・情報取得 (SCADA) システムにおいてプログラマブルロジックコントローラ (PLC) に対するMicrosoft Windows側のインターフェース・ソフトウェアとして採用しているWinCC/PCS7を攻撃目標としている。
2010年9月には、イランのエスファハーン州ナタンズに所在する核燃料施設のウラン濃縮用遠心分離機を標的として、スタックスネットを使ったサイバー攻撃が実施された。
この際には、遠心分離機を制御するPLCがスタックスネットによって乗っ取られ、周波数変換装置が攻撃されたことにより、約8400台の遠心分離機の全てが稼働不能に陥った。
またブーシェフル原子力発電所においても被害が生じたとされている。
シマンテックは「USBメモリで媒介される」として不用意な接続をしないよう呼びかけている。
作成者
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ニューヨーク・タイムズ(2012年6月1日)は、アメリカ国家安全保障局 (NSA) とイスラエル軍の情報機関である8200部隊が、このワームをイラン攻撃用に作ったと報じた。
また、元NSA職員のエドワード・スノーデンは、ドイツのシュピーゲル誌のインタビューに対し、NSAとイスラエルが共同で開発したと語っている。
出典: 「スタックスネット」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あらっ。。。 アメリカ国家安全保障局 (NSA) とイスラエル軍の情報機関である8200部隊が、このワームをイラン攻撃用に作ったのォ~?
どうやら、その情報の出所は元NSA職員のエドワード・スノーデンらしいのですよ。。。 でもねぇ~、当然のことながら、まだ誰も「自分が作ったのだ!」と名乗り出てないのです。。。
つまり、CIAが絡(から)んでいると考えているネット市民もいるわけねぇ~。。。?
そうです。。。 だから、そのように思っているネット市民がネットで検索して“CIAの黒い手”を読んだわけです。。。
だけど、スタックスネット(Stuxnet)は2010年6月に発見されたのでしょう! 8年近く経ってるのよゥ。。。
でも、僕が知ったのは つい最近なのです。。。 だから、ネット市民のなかにも、僕と同じように最近 知った人たちがネットで、誰が作ったのか? もしかしたらCIAも絡んでいるのではないか?。。。 そう思って伊予野健一君はネットで検索して『CIAの黒い手』と『CIAの黒い手再び』を読んだのですよ。。。
。。。でも、『CIAの黒い手』では、スタックスネットのことも、サイバー戦争についても、全く触れてないでしょう?
確かに、触れてはいない。。。 でもねぇ~、CIAがサイバー戦争に乗り出すことは、当然のこととして考えられることですよ。。。 CIAは「アメリカの政治的、経済的利益を推進する」ことにも深く関わっている。 これは、もちろん、今に始まったことじゃない。 政治の世界は表面で建前を装(よそお)いながら、裏では本音で動いてますからね。
その証拠でもあるの?
歴史的事実がそれを物語っています。
冷戦が終わって状況が一変した。
CIA、 NSA(国家安全保障局)を中心とするアメリカの巨大情報網が、主ターゲットを対共産圏から経済戦略に切り替えたのである。
当時の世界経済は日本の一人勝ちであった。
1989年には CIA長官ウェブスターが「今後、日本を含む経済ライバル国家が、情報活動の対象となろう」と言明した。
1990年に国務長官のジェーム・ズベーカーが「冷戦での戦勝国は日本だった。 冷戦後も戦勝国にさせてはならない」と語った。
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相前後して CIA が「ジャパン2000」という名のプロジェクトを著名な学者たちに委託した。
2000年までに日本を引きずり下ろす、の意であろう。
1992年には CIA長官ロバート・ゲイツが「CIA情報活動の4割を経済産業分野に振り分ける」、1995年にはCIA長官ドイッチが自らを「経済情報収集の熱烈な信奉者」と言い、同じころ、クリントン大統領は日米貿易交渉を貿易戦争と露骨に表現した。
アメリカが変貌したのである。
外交軍事では盟友であるアメリカが、経済では敵国に回ったのである。
。。。
1990年代から今日にかけて、ビッグバン、市場原理、グローバルスタンダード、小さな政府、規制緩和、構造改革、リストラ、ペイオフ、新会計基準、不良債権処理などを矢継ぎ早に登場し日本を席巻した。
それもアメリカが強く要請したものである。
これが戦略的なものであることは間違いないだろう。
この10年間の不況は、一言でいうと、経済においてアメリカが庇護者から敵に変わったことに気づかなかった、お人好し日本の悲劇であった。
(赤字はデンマンが強調のため。
読み易くするために改行を加えています。)
50-51ページ 『この国のけじめ』
著者: 藤原正彦
2006年5月10日 第4刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋
冷戦時代、アメリカの核の傘の下で日本はぬくぬくと経済大国になった。 それを見て何とかしなければと思っていたアメリカが冷戦が終わったので、日本バッシングに本腰を入れ始めたのですよ。。。 その影響が日本の「失われた20年」として出たわけです。。。
つまり、CIAは1992年には CIA長官ロバート・ゲイツが「CIA情報活動の4割を経済産業分野に振り分ける」と言ったということは、現在では、“CIA情報活動の4割を情報産業分野に振り分ける”という戦略をとっている。。。、とケイトーは、考えているのォ~?
これまでのCIAの動きを見てくれば、CIAがサイバー戦争に関わってないなんて、絶対に考えられないですよ。。。
。。。で、伊予野健一君は、ケイトーのどのような考え方に共鳴したわけなのォ~?
あのねぇ~、かつてISILによる日本人拘束事件があった。。。 シルヴィーも聞いたことがあるでしょう!?
ISILによる日本人拘束事件
シリアのアレッポで、2名の日本人が過激派組織「ISIL(アイシル)」とみられる武装集団に拘束された事件。
身代金およびISILに関係のある死刑囚の釈放を要求する犯行声明が出された後、2名とも殺害された。
これまで欧米のジャーナリストや援助団体の職員などが人質になった事件でアメリカ人、イギリス人以外の人質がISILに殺害されたケースはなかった。
出典: 「ISILによる日本人拘束事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この事件のことなら知ってるわよう。。。
なぜ2名の日本人が殺されてしまったのか?
なぜなのォ~?
それまでに助け出された人質の国の政府には秘密情報機関の活動でISILとの交渉のルートがちゃんとできていたと言うのですよ。。。
つまり、日本政府には、そのような秘密情報機関がないのねぇ~。。。?
そうなのです。。。 慌てふためいて、何とか救出しようとしている間に2名の日本人は殺されてしまった。 交渉ルートを構築してなかった! 日本には、しっかりした機密情報機関がないから。。。! だから、アメリカは機密情報を日本政府には伝達しない! 機密が日本側で漏れてしまうから。。。 要するに、日本はこれから核戦争に対する軍備をしたところで遅すぎるのですよ。。。 “情報戦争”に備えるべきです!
伝統的な戦争の準備よりも、伝統的な戦争以前の情報戦に備えなければならないと。。。?
当たり前! 当たり前田のクラッカー! 太平洋戦争でも、初めから情報戦に負けていたのです! 現在も、日本はこの情報戦で完全に他の先進国から遅れをとっている! しかも、アメリカは、日本に武器を買わせるけれど、秘密情報機関の構築を暗に妨害している!
マジで。。。?
伊予野健一君も、メールで、そうだと書いてよこしました。。。
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