10分間の失楽園(PART 1 OF 3)
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デンマンさん。。。「10分間の失楽園」ってぇどういう意味やのォ〜?
あのなァ〜、わては日本で話題になった『失楽園』のDVDをバンクーバー図書館から借りて、そのうち観ようと楽しみにしていたのやァ。
そういえば次の記事の中で『失楽園』のことをあんさんは書いていましたわァ。
■『日本人の祖先』
(2012年4月10日)
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あらっ。。。デンマンさんは『失楽園』のDVDも借りているのですわね。
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去年の10月に日本に帰省していた時に知り合いが話題にしていたので、見てみようと思ったのですよ。
まだ観てないのでござ〜♪〜ますか?
そのうち観て、また記事を書きますよ。
それで、あんさんは『失楽園』を観やはったん?
なかなかまとまった時間が取れへんかったのやァ。 それでも、『失楽園』は誰かが話題にしておったさかいに以前の記事を探してみたのやァ。
小百合さんか、それとも卑弥子さんが『失楽園』について何か書きはったん?
誰が書いたのか?。。。わては、はっきりと覚えてへんけれど頭の片隅に『失楽園』について読んだ記憶があるねん。
。。。で、記事を見つけはったん?
まず、次のようにGOOGLEで検索してみたのやァ。
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わては、すっかり忘れていたのやけど 『なつかしの映画・TV番組(うら話)掲示板』を、だいぶ以前に作ったのやァ。
半世紀以上を経た今も関心を集めつづけ、ベストセラー小説『失楽園』の下地ともなった事件を、お定はなぜひき起こすことになったのか。
生い立ちから事件を起こす
... 自伝・阿部定の生涯 その5
[デンマンで御座います] (05/23 19:56)
検索結果を見ると、このように書いてある。 [デンマンで御座います]と書いてあるよってに、わてが書いたことになってるのやけど、書いた覚えがあらへん。
途中が省略されてるさかいに、あんさんでも、よう解(わか)らへんと思うわ。。。
そうなのやがなァ。 とにかく、内容を確かめようと思うて、わてはタイトルをクリックしてみたのや。 そやけど掲示板が見れへん。
なんでぇ〜。。。?
目障りなケバケバしい広告が出て来(き)よるねん。。。で、掲示板の看板だけしか見えへん。
あんさんが長い間更新せ〜へんかったさかいに掲示板提供サイトの管理人さんがケバケバしい広告と差し替えてしもうたと思うわァ。
わてもそう思うて、すべてのファイルを SmartFTP を使ってアップロードしたのやァ。 そやけど、やっぱりケバケバしい広告が出てきよって掲示板の内容を見ることができへん。
なんでぇ〜。。。?
この提供サイトは イギリスの Lycos.uk というプロバイダーなのやがなァ。 2008年に管理人が変わってしもうた。 それでサイトのエンコーディング(encoding)が変わってしもうたと思うねん。 わてのサイトが文字化けするようになったのやァ。 それ以来、わては更新してへん。
あんさんが自分の掲示板のエンコーディング(encoding)をプロバイダーのエンコーディングに変えればえ〜やんかァ!?
一つや二つなら、そうするでぇ〜。。。そやけど、数え切れへんほどのページがあるねん。 それで、そのままにしてあるのやがなァ。
。。。で、結局、内容を確かめることができへんかったん?
できへんかったのやァ。 そやけど、オリジナルのデータ・ファイルがわてのパソコンにあるねん。 そやから、そのファイルを調べたのやァ。 コンピューターに詳しい人なら、Lycos.uk のわての掲示板のサイトにあるログ・ファイル (log.log) を見ることができると思うねん。 そのファイルには次のように書いてあるのやァ。
お定色ざんげ
次郎 barclay1720@aol.com 04/19 06:55
お定色ざんげ
愛人を殺し、男根を切りとって持ち歩くというセンセーショナルな事件をひき起こした女・阿部定。
半世紀以上を経た今も関心を集めつづけ、ベストセラー小説『失楽園』の下地ともなった事件を、お定はなぜひき起こすことになったのか。
生い立ちから事件を起こすまでのお定の歩みを、彼女の立場に立ち、彼女に寄り添うようにして描いた告白体小説。
「次郎」というハンドル名を使って2005年の4月19日に書き込まれたものやがなァ。 スパム投稿が多くなったので現在では書込み禁止にしてあるのやけど、2005年当時は誰でも書き込むことができるようになっていたのやァ。
あんさん以外の人が書き込みはったん?
その可能性も充分あるでぇ〜!。。。そやけど、わてのメールアドレスが書いてあるさかいに、多分わてが書き込んだと思うのやァ。
あんさんの記憶には、全くあらへんのォ〜?
覚えてないねん。 わては当時「デンマン」というハンドル名を遣って書いていたのやァ。 「次郎」なんて使ってえ〜へんかった。
メールアドレスは誰でも書き込むことができたん?
誰でも書き込めたでぇ〜。。。 そやけど、書かんでも投稿できるようになっておったのやァ。 上のGOOGLE検索結果に出てくる「自伝・阿部定の生涯 その5」というのはわてが書いたものやァ。 これは、はっきりと覚えてるゥ。 阿部定を実際に尋問した検察官か、警察の取調官が書き取った調書のコピーが密かに出回っていたのやァ。 わてはそれをゲットして5部か6部に分けて上の掲示板に書き込んだのやァ。
「阿部定事件が小説『失楽園』の下地ともなった」と書いてあるやん。 この部分も、あんさんは覚えてへんのォ〜?
記憶にあらへん。 第一、わては小説も読んでへんし、もちろん映画も観てへん。 もし書いたのやったら、どの資料を見て書いたのかもすっかり忘れてしまっておるねん。 自分ながら呆れてしもうたのやァ。 何か思い出すやろかァ? そう思うて次のように検索してみたのやァ。
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当然やけど、わての掲示板の同じレスが表示される。 2番目の出版社の本の説明を読めば「阿部定事件が小説『失楽園』の下地ともなった」と書いてあるかもしれへん。 そう思ってページを開いてみたのやァ。
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「阿部定事件が小説『失楽園』の下地ともなった」とは書いてまへんでぇ〜。。。
そうなのやァ。 それはわてのオツムには無い事、当然書きたくとも書けへん。 わて以外の人が書き込んだと思うのやァ。 それにしても、どうしてわてのメールアドレスを書き込んだのやろかァ?
嫌がらせですやろう?! 阿部定事件を基にして作った映画は大島渚監督の『藍のコリーダ』ですやん。 『失楽園』は有島武郎の心中事件がモデルやと、わたしは聞いたことがありますねん。
さよかァ〜。。。わてもウィキペディアで調べてみたでぇ〜。。。
『失楽園』
渡辺淳一の小説。また、それを原作とした映像作品。
小説は1995年から翌年にかけて『日本経済新聞』に掲載され、1997年2月に講談社から単行本として刊行された。
上下巻を合わせた年間発行部数は267万部、現在は300万部を突破している。
不倫を主題にし、一般向け新聞連載ではあまり例のない性描写を含め、連載当時から話題になる。
映画・テレビドラマ化され、流行語にもなった。
有島武郎の心中事件をモチーフとしており、小説後半の多くは自殺現場調書の引用で占められている。
あらすじ
出版社の敏腕編集者である久木祥一郎は、ある日突然、編集の第一線から閑職の調査室配属を命じられた。
そんな久木の前に、友人・衣川が勤めるカルチャーセンターで書道の講師をしている松原凛子という美しい人妻が現れる。
彼女は“楷書の君"と呼ばれているほど折り目正しく淑やかな女性だが、久木の強引でひたむきな恋の訴えに、やがて彼を受け入れた。
そして、週末毎に逢瀬を重ねていくうちに、凛子はいつの間にか性の歓びの底知れない深みに捕われていく。
二人の関係は次第にエスカレートしていき、凛子の養父が死んだ通夜の晩、久木にせがまれた凛子は、夫や母親の眼を逃れて喪服姿のままホテルで密会した。
凛子は罪悪感にさいなまれるが、それはかえってふたりの気持ちを燃え上がらせる。
やがて、久木は密かに都内にマンションを借り、凛子との愛の巣を作り上げた。
しかし、そうした大胆な行動は隠し通せるものではなく、凛子の夫・晴彦は興信所の調査で妻の不貞を知る。
晴彦はあえて離婚しないことで凛子を苦しめようとし、一方、久木の妻・文枝は静かに、しかしキッパリと離婚してほしいと要求した。
家庭や社会からの孤立が深まっていく中、それでも二人は逢うことを止めようとはせず、世間並みの日常が失われていく分だけ、二人だけの性と愛の充足は純度を増していく。
そんな折、久木の会社に彼の行状を暴く告発文が送られてきた。
久木は、それをきっかけに辞職を決意し、文枝との離婚も承諾する。
凛子もまた晴彦や実母との縁を切って、久木のもとに走った。
「至高の愛の瞬間のまま死ねたら」という凛子の願いに共感するようになった久木は、誰にも告げず、二人でこの世を去ろうと決意する。
雪深い温泉宿へ向かった久木と凛子は、生命を絞るように激しく求め合ったまま、互いに毒の入ったワインを口にした。
後日発見されたふたりの心中死体は、局所が結合したままの愛の絶頂の瞬間の姿であった。
映画
1997年5月10日公開。
制作は角川書店、東映、エースピクチャーズ、日本出版販売、三井物産。
日本アカデミー賞、報知映画賞、キネマ旬報賞受賞作。
監督:森田芳光
制作総指揮:角川歴彦
脚本:筒井ともみ
キャスト:
久木祥一郎:役所広司
松原凛子:黒木瞳
衣川和記:寺尾聰
松原晴彦:柴俊夫
久木文枝:星野知子
知佳:木村佳乃
出典: 失楽園 (渡辺淳一)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
。。。で、ここまで調べてきやはってぇ、あんさんはさっそく DVD を観やはったん?
いや。。。見る前にまだすることがあったのやァ。 もう一度検索結果を見て欲しいねん。
(すぐ下のページへ続く)