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平和が一番(PART 2)

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平和が一番(PART 2)


無人航空機 (UAV)

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「無人航空機」には全幅30メートルを越える本格的な機体から手の上に乗る小さなラジコンまでの様々な大きさのものが存在し、固定翼機と回転翼機の両方で軍用・民間用いずれも実用化されている。
操縦は基本的に無線操縦で行われ、機影を目視で見ながら操縦するものから衛星回線を利用して地球の裏側からでも制御可能なものまで多様である。
飛行ルートを座標データとしてあらかじめプログラムすることでGPSなどの援用で完全自律飛行を行う機体も存在する。

名称

無人航空機を意味する英語 "Unmanned Aerial Vehicle" や "Unmanned Air Vehicle" からUAVと呼ばれることが多い。
"Unmanned" が男女差別を想起させるため、遠隔操縦するパイロットが地上から操縦しているが機体には乗っていないという点を強調して、「人が居ない」という意味の "uninhabited" で表し、"Uninhabited Aerial(Air) Vehicle" の表記も見かけるがそれほど普及していない。
ギリシアの叙事詩『イーリアス』中で、偵察を行う登場人物ドローン (ギリシア神話)から、「ドローン」(drone)を同義で使うこともある。

歴史

軍用での無人機として、一番古くから運用されているものは「ターゲット・ドローン」と呼ばれる標的機で、例えばアメリカ空軍では1950年代にBQM-34 ファイヤービーのような高速飛行するジェット推進式の標的機を配備して、標的機の他にも試験的ながら攻撃用途での開発の先鞭が付けられた。
ファイヤービーはパラシュートによる回収方法が採用されたが、アメリカ海軍では無線操縦式のヘリコプターであるQH-50 DASHにより、海上を飛行して魚雷を投下する用途で1960年代に開発配備した。
当初は攻撃用途での軍用無人機の開発が多かったが、標的機を除けば、無人作戦機として使えるものが実用化されることはなかった。

1970年頃から無線機の小型化や電子誘導装置の発達で写真偵察などの目的で無人偵察機がアメリカやイスラエルでの開発が本格化した。

20世紀末からは画像電子機器や通信機器、コンピュータの発達で、リアルタイムでの操縦と偵察映像の入手、完全自動操縦などが可能となり、21世紀からは偵察型から攻撃機型への展開が行われた。
また、高高度を飛行することで通信中継点となる軍用無人航空機の研究も進められている。

高性能な機体で衛星通信での双方向の通信によってリアルタイムの操縦が行えるものでは、パイロット席に相当する移動式の操縦ステーションが組み合わされ、全体が1つのシステムとして機能するものも現れている。


(predator2.jpg)
軍用無人航空機

無人ステルス機の研究も進められておりRQ-3 ダークスターやX-47のような実験機を経て、RQ-170センチネルが実戦に参加しているという。
ただし、機密が多く詳細は明らかではない。
また、無人制空戦闘機といった計画も知られていない。

アメリカ軍では無人機の操縦者のうち7人に1人は民間人(民間軍事会社)だが、アメリカ軍の交戦規定により攻撃は軍人が担当している。

UAV Predator (Reaper)

Ground Control Station

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無人機による攻撃


(predator3.jpg)
操縦ステーション

MQ-1の操縦席MQ-1 プレデターなど武装した無人航空機が世界で数多く登場しており、アフガニスタン紛争、イラク戦争などで実戦投入されている。
主な任務は対地攻撃だがイラク戦争では有人機との空中戦に用いられたケースもある。

近年、攻撃能力を持つ無人機がアフガニスタンとパキスタンでのターリバーン、アルカイーダ攻撃に参加しており、2009年8月にベイトゥラ・メスード司令官、2010年1月にはハキムラ・メスード司令官(生存説もある)の殺害に成功しているが、誤爆や巻き添えによる民間人の犠牲者が多いことが問題となっている。
これは無人機操縦員の誤認や地上部隊の誤報、ヘルファイアミサイルの威力が大きすぎることなどが原因となっている。
ヘルファイアミサイルの問題に関してはより小型で精密なスコーピオンミサイルを採用して対処することになっている。

US Drone attack kills

Baitluah Maisud

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操縦者の精神的問題

MQ-1Cの操縦者機体そのものに人間が搭乗しないため撃墜されたり事故を起こしたりしても操縦員に危険はなく、また衛星経由でアメリカから遠隔操作が可能であるため、操縦員は長い期間戦地に派遣されることもなく、任務を終えればそのまま自宅に帰ることも可能である。
このような無人機の運用は操縦者が人間を殺傷したという実感を持ちにくいという意見があるが、「いつミサイルを発射してもおかしくない状況から、次には子どものサッカーの試合に行く」という平和な日常と戦場を行き来する、従来の軍事作戦では有り得ない生活を送ることや、敵を殺傷する瞬間をカラーテレビカメラや赤外線カメラで鮮明に見ることが無人機の操縦員に大きな精神的ストレスを与えているという意見もある。
国際政治学者のP・W・シンガーによると、無人機のパイロットは実際にイラクに展開している兵士よりも高い割合で心的外傷後ストレス障害を発症している。



出典:「無人航空機」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
写真はデンマン・ライブラリーより




アメリカで一番進んでいる産業は兵器産業ですよ。 アメリカが世界の覇権を維持するために、この分野だけは他の国の追従を許さない。



ケイトーは見てきたようなことを言うのね?

あのねぇ〜、ネットで情報収集をするだけでも、これだけの事ははっきりと見えてくる。 世界のネット市民の皆様は、もっと真剣にアメリカの軍産複合体のことを考えるべきだと僕は思いますよ。 アイゼンハワー大統領がホワイトハウスを去る時に、軍産複合体の”将来の危険”を警告したのですよ。 それに気づいてケネディ大統領が軍産複合体を封じ込めようとしたら暗殺されてしまった。 それ以来、臭い物には蓋をして、心ある人も「触らぬ神に祟(たた)りなし」を決め込んで軍産複合体に逆らわないようになってしまった。 軍産複合体は恐竜のように巨大化しつつある。 それが上の「無人攻撃機」に象徴されているのですよ。

軍産複合体を何とかしなければ地球は自滅するということなの?

そうなるでしょうね。 恐竜は絶滅しましたからね。

小惑星がメキシコ湾に激突して気候変動を招いたことになっているわね。





それが現在では恐竜絶滅の通説になっているようですね。 つまり、恐竜が生存するには全く適さない環境になってしまったので、恐竜が滅びて、人間を含めた哺乳類が地球の支配権を持つようになった。 でも、現在、人類がかつての“恐竜”のようになってしまった。 特にアメリカの国防予算が“恐竜化”している。



アメリカの国防予算と軍産複合体だけが“恐竜化”しているのよ。

そうだとすると、その“恐竜”が絶滅する原因は何になるのだろうか?

やっぱり、小惑星が地球に激突するようにならないと駄目なのかしら?

いや。。。そうなる前に世界のネット市民は目覚めると僕は信じていますよ。

 (初出: 2012年3月29日)


【卑弥子の独り言】



ですってぇ~。。。
確かに、無人攻撃機で本格的に戦争するようになったら、すごいことになりますわよ。
現在でも、アフガニスタンでは試験的に無人攻撃機が使われているようです。



原爆や水爆の製造は控えるようになったけれど、無人攻撃機の開発はむしろ活発になっているのですわ。
どうして。。。?

無人攻撃機を使えば、攻撃する側は飛行機を打ち落とされても人間が死ぬことはないのでござ〜♪〜ます。
それで、その飛行機を補充するために軍事産業はますます盛況を見るのですわよね。
つまり、無人攻撃機を開発しているうちは人間の消耗はなく、好景気が進むわけですわ。
軍産複合体は、ますます肥(こ)え太ってゆくのです。
それが、おそらく無人飛行機開発の動機ですわよね。

ところで、シルヴィーさんのことをもっと知りたかったら次の記事を読んでくださいまし。



『シルヴィー物語(2011年4月27日)』

『波乱の半生(2011年4月29日)』

『シルヴィーとネット革命(2011年5月6日)』

『シルヴィーとデヴィ夫人(2011年5月30日)』

『シルヴィーとケネディ夫人(2011年6月15日)』

『バンクーバー暴動と平和(2011年6月25日)』

『ビルマからの手紙(2011年7月3日)』

『あなたの平和と幸福(2011年9月2日)』

『あなたの平和な日々(2011年9月7日)』

『奈良の鹿と憲法9条(2011年9月11日)』

『文は人なり(2011年9月15日)』

『キモい戦争(2011年9月19日)』

『バカの歴史(2011年9月23日)』

『ムカつく検査(2011年11月1日)』

『アッシジからの平和(2011年11月5日)』

『中国からの怪電話(2011年11月9日)』

『気になる英単語(2011年11月18日)』

\■『常連さん、こんいちは(2012年1月23日)』

『チョコレートと軍産複合体(2012年1月28日)』

『壁に耳あり障子に目あり(2012年2月3日)』

『チョコレートと世界銀行(2012年2月10日)』

『チョコレートと甘い権力(2012年2月22日)』

『CIAの黒い糸(2012年3月6日)』

『CIAの黒い手(2012年3月12日)』

『膠着語ってなんや(2012年3月20日)』

とにかく次回も面白くなりそうですわ。
あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあ、また。。。








こんにちは。ジューンです。

攻撃能力を持つ無人機(drone)が

アフガニスタンとパキスタンでの

ターリバーン、アルカイーダ攻撃に参加しています。

こうした攻撃で2009年8月にベイトゥラ・メスード司令官、

2010年1月にはハキムラ・メスード司令官を爆死させています。

ハキムラ・メスード司令官には生存説もありますが。。。

Predator Drone Unit

In Afghanistan

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この Predator というのは

ジェネラル・アトミックス社が開発中の無人攻撃機です。

現在開発中の Predator は

アヴェンジャー(General Atomics Avenger:復讐者の意)

と呼ばれています。

通称プレデターC(Predetor C)とも呼ばれます。

これまでの Predator とは異なり

唯一 ターボファン・ジェットエンジン(ウィリアムズ社製の

FJ44-2Aエンジン)を搭載したものです。

最高速度も740km/h(400kt)と、

これまでの機種よりも高性能です。

このような無人攻撃機をアメリカ軍は

将来の戦争に備えて買うつもりなのですわ。

アメリカの国防費がダントツに高いのも頷(うなづ)けます。



ロボット飛行機により人間を殺戮するという

人道上許せない行為をアメリカ国民が

見て見ぬ振りをしているという事がわたしには理解できません。

このような無人攻撃機の開発は、原爆・水爆製造とともに

国際連合で廃止にすべきだと思いませんか?

あなたもネットで、ぜひ無人攻撃機開発に反対してください。

デンマンさんが反対し、わたしも反対し、

シルヴィーさんも反対し、あなたも反対する。。。。

こうして反対の声がネットで広まれば、

やがて「平和が一番」の世の中になるはずです。

とにかく、7つの大海も初めは一滴の雨粒でしたから。。。

だから、あなたも「平和が一番」を支援する

一人の反対の声になってくださいね。

ところで、卑弥子さんにもちょっと信じがたいような

恋物語がありますわ。

関心があったらぜひ次のリンクをクリックして

じっくりと読んでみてくださいね。

『平助さんが卑弥子さんに

恋をしたのがウンのつき』


では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。





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