波乱の半生(PART 3 OF 3)
あらっ。。。偶然ねぇ。。。私も「人間の鎖」に参加したのよ。 当時、私は小学校の先生をしていたの。
マジで。。。? じゃあ、ラトビア語も話せるんだ。
一生懸命勉強したわよ。
ロシア語に似ている?
ロシア文字じゃなくてアルファベットに近い文字を使っているから、ロシア語を覚えるのよりも簡単だと思うわ。
。。。で、ソ連が崩壊する前にバンクーバーへやって来たわけ?
そうよ。。。1986年から独立運動が表面化するようになって、また動乱でも起こるのじゃないかと思って、私は兄弟が残っているバンクーバーへやって来たと言う訳なのよ。 もう動乱なんてこりごりだったから。。。
。。。で、また小学校の先生をしたの?
いいえ。。。大学に行き直すのが面倒だったからエアカナダのフライトアテンダントになったのよ。
すごいねぇ〜。。。シルヴィーの半生は波乱の連続だよね。 つまらない小説を読むよりもシルヴィーの話を聞いている方がよっぽど面白いよ。
あらっ。。。パソコンが使えるらしいわよ。。。司書の人たちが電源を入れ始めているわよ。
やっとかァ。。。でも、シルヴィーの話をもっと聞きたいなあああァ〜。。。
また、あとでねぇ。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ〜。。。
想い返せば、あたくしの半生は京都だけに閉じ込められていたようなものでござ〜♪〜ますわ。
命の危険だけには晒された事がありませんけれど、
なんだか、あまりにも平凡な半生を歩んできたようで、
シルヴィーさんがうらやましいですわ。
“キャ〜 素敵ィ〜♪〜”
日本も含めて世界中にビートルズの熱狂的な嵐が吹き荒れたのは、あたくしが生まれる以前のことでしたわ。
あたくしの生まれるのも遅すぎてしまって
上の女の子たちのように我を忘れてビートルズに熱狂することができなかったのですわよ。
本当に悲しい半生でござ〜♪〜ましたわ。
でも、何度も何度もビートルズの夢を見るのですわ。
軽井沢の万平ホテルに行くと
ジョンレノンとあたくしがカフェテラスで会うのでござ〜♪〜ますう。
滞在中のジョン・レノンは朝9時半ごろ、
このカフェテラスに下りてきたのですよ。
わたしたちに「おはようございます」と
日本語であいさつしたものですわ。
いつも庭に面した一番奥の席にすわって、
他のお客様には背を向けるような格好で
腰掛けていました。
ジョン・レノンのお気に入りは
ローヤルミルクティーでしたわ。
『幸福の谷』より
(2008年4月6日)
あたくしは万平ホテルのカフェテラスでマジでジョン・レノンとローヤルミルクティーをいただいている記憶が鮮明に甦ることがあるのでござ〜♪〜ますわ。
あなたは信じられないでしょう?
あたくしだって信じられないのですから。。。おほほほほほ。。。
われわれの記憶が、
真実と作りものによって
構成されていることに似ている。
記憶というのは時間とともに
どんどん変化していく。
横尾忠則さんがこのようにおっしゃったのですわ。
とにかく次回も面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
ラトビアからやって来たイングナさんの愛犬は
とっても大きなニューファンドランド犬でした。
わたしの愛犬のチワワは
デンマンちゃんという名前です。
もちろんカナダのバンクーバーですから、
“デンマンちゃん”とは呼びません。
デンマン、デンマン、。。。と
呼びすてにするんです。
でも、カナダ人が名前を呼び合うように、
それで充分愛着がこめられていますよ。
そうすると、デンマンさんが
返事をすることがあるんですよね。
全く笑ってしまいます。
「ジューンさん、まぎらわしいから、
チワワの名前を変えたら?」
「デンマンさんこそ、ハンドル名を変えてくださいよ」
「そういうわけにもゆかないよ」
「バークレーを使えばいいじゃないですか?
ロブソンでもいいですよ。
わたしが知っているだけでも、
デンマンさんは4つハンドル名を
持っているのですから、
デンマンを使う必要はないでしょう?」
「たとえ、使わなくしても僕は長いこと
デンマンを使っているから、
ジューンさんに呼ばれれば、
つい返事をしてしまうよ」
というようなわけで、いまだにデンマンさんが
返事をすることがあります。
「もし生まれ変われることができるなら、
今度はジューンさんに可愛がられる
チワワのデンマンに生まれてきたいよ」
今でも、よくふざけてデンマンさんはそう言うんですよ。
でもね、そうなったら、チワワじゃなくて
猫を飼うかもしれません。(笑い)
ところで、小百合さんが面白い記事をまとめて
小百合物語を作りました。
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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。