ビルから飛び降りるの?(PART 1 OF 3)
(bill008.jpg)
デンマンさん。。。 あんさんは、またけったいな写真を貼り付けましたやんかァ〜。。。
あきまへんか?
上の女性はビルから飛び降りて自殺しようとしてますやん。
めれちゃんも、そないに思うんかァ〜?
それ以外に考えられしまへん。
でもなァ〜、飛び降りても助かる場合があるねん。
そないなことはありまへん。
じゃあ、次のビデオクリップを見たらええやん。
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あんさん! 。。。 この上のビデオはトリックを使ってますねん。 そやさかいにアホな男が無事に着地してますねん。 あの高さのビルからホンマに飛び降りたら間違いなく死んでしまいますう。
あのなァ〜。。。 「事実は小説より奇なり」と言うてぇ、世の中には信じられへん事も実際に起こるねん。
つまり、ビルから飛び降り自殺をしても助かった人がおると、あんさんは言わはるのォ〜?
そうやァ!
そないな人がおるかいなァ! アホらしい!
めれちゃんがそないに言うのやったら、自殺しようとしてビルから飛び降りて助かった人がおるさかいに、その人が書いた手記を読んだらええやん。
ホテルの最上階から飛び降り
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私が最後の大事件を起こしたのは昭和56年(1981年)のことだった。 (略) 私はある男性を追って大阪に来ていた。
恋愛をしたつもりが、どうも相手にとっては恋愛ではなかったようだった。
私は赤坂の店を放り出して神戸のホテルに行き、フロントで「最上階の部屋をお願いします」と頼んだ。
(中略)
私は大阪府警に電話を入れた。
大阪府警には、東京から出向している警察官僚がいた。
母の人脈に連なる一人である。
その人を呼び出すと、私は電話口に向かっていった。
「これから飛び降りますから発見してください」
(中略)
新大阪行きの新幹線の中で、母とお兄ちゃんは一切口をきくことはなかった。
娘が飛び降り自殺を図り、大阪の警察病院に救急車で担ぎ込まれたという事態は、これまでのリストカットとはわけが違う。
警察からは私が生きているという連絡を受けていたが、二人は何も考えられない状態になっていた。
病院に入ってきたお兄ちゃんは、ワイヤーで足を固定されている私に何か言葉をかけていたようだ。
しばらくしてお兄ちゃんのこんな声が聞き取れた。
「お前、もう本当にこういうことはやめろよ、本当に!」
引っかかった木がクッションになって、私は助かったのだという。
(tanaka81.jpg)
(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより
読み易くするために改行を加えています)
163-165ページ 『昭(あき) 田中角栄と生きた女』
著者: 佐藤あつ子
2012年3月11日 第1刷発行
発行所: 株式会社 講談社
あらっ〜。。。 これってマジやのォ〜。。。?
この本の著者の佐藤あつ子さんと言う人が、そのホテルの最上階から飛び降りて助かったのやがなァ〜。。。 上の写真で角さんと並んで写っているのが、その自殺をしようとした子供時代の佐藤あつ子さんやァ。 そやけど、助かったので、こうして本を書くことができたと言うわけやァ。
ホンマかいなァ〜。。。?
めれちゃんは疑い深い女やなァ〜。。。 こうして助かった本人が本を書いてるやないかいなア!
ビルから飛び降りた女が助かったと聞いたので、あんさんはこの本を買いはったん?
わてが、その程度のことで本を買うかいなァ〜!
どないなわけで上の本を読みはったん?
たまたまバンクーバー図書館で上の本を見つけたのやがなァ〜。。。
(lib30119.gif)
あんさん! ケチらんとォ〜、買って読んだらええやんかァ!
わては本を買わん主義なんやァ。
どないなわけで。。。?
買い始めると私設図書館を造らにゃならんさかいに。。。 (微笑)
アホらしい。。。で、飛び降り自殺しようとした人が助かったので、あんさんはこの記事を書こうとしやはったん?
ちゃうねん。。。 この著者の佐藤あつ子さんは田中真紀子さんの腹違いの妹さんやがなァ〜。。。
つまり、田中真紀子さんの腹違いの妹さんの存在を知ったさかいに、こうして記事を書く気になりはったん?
まっ。。。 そういうことやなァ。
あんさんも物好きなお人やねぇ〜?
物好きと言うよりも、わては次の記事を書いたよってに、その続編のつもりで佐藤あつ子さんを取り上げる気になったのやがなァ。
(makiko90.jpg)
■『真紀子落選』
(2013年1月14日)
。。。んで、佐藤あつ子さんと言う女性は、あんさんが記事で取り上げるほどのメリットがある人なん?
あのなァ〜、もしもあつ子さんがビルから飛び降りて死んでいたとしたら上の本は書くことができへんかったのやァ。
つまり、あつ子さんは自殺しようとしたにもかかわらず、上の本を書くために助かる運命にあったと、あんさんは思いはるのォ〜?
その通りやァ。。。 なにしろ、ロッキード事件が新聞やテレビで報じられた時には、あつ子さんのお母さん、つまり、佐藤昭(あき)さんは「越山会の女王」と言われて騒がれた人なのやがなァ〜。。。 つまり、この女王の実像はいったいどのような人物だったのか? その実の娘が書いた本を読めば、かなり正確に「黒幕の女王」の姿が解るかも知れへん。
あんさんは、そないに思うて図書館で本を借りはったん?
その通りやァ。
その「越山会の女王」と呼ばれたあつ子さんのお母さんはどないな人やのォ〜?
本の中の写真を貼り付けるよってに、じっくり見たらええやん。
(tanak84.jpg)
あらっ。。。 ずいぶん若いやんか。
これは昭和40年代当時の写真やがなァ。 佐藤昭さんは肺ガンですでに帰らぬ人になってるねん。
ごく普通の人に見えますやん。。。
そうやァ〜。。。そやけど、母と娘の関係は、なかなか複雑やったのやでぇ〜。。。 めれちゃんとお母さんの関係を知る上でも参考になると思うたさかいに、わてはじっくりと読んでみたのやァ。
わたしと母の関係。。。?
そうやがなァ。。。 めれちゃんもお母さんとはいろいろな問題を起こした。 それで、めれちゃん自身も何度となくリストカットしたり、自殺しようと試みた。
存在を否定してくれ
みんなわたしを否定してくれ
わたしの存在を否定してくれ
自分ひとりじゃ間に合わないんだ
みんなでわたしを否定してくれ
石ころのように扱ってくれ
虫けらのように踏みつけてくれ
やりきれない喪失感に
苛まれて生きるのはもうたくさんだ
自分のすべてを否定したいんだ
自分が存在することに吐き気がするんだ
命を断とうとしたさ
何度も何度も自分を破壊しようとしたさ
マヌケな命はそれでもこの世に
未練がましくのさばってるのさ
存在を消してしまいたい
誰からも見られたくない
めれんげ
August 28, 2009 15:19
『極私的詩集 存在を否定してくれ』より
『愛のコラボ (2009年9月29日)』に掲載
デンマンさん。。。 あんさんは、またわたしの手記を持ち出してきやはったん?!
あきまへんか?
何度も何度も持ち出しやはってぇくどいやんかァ!
あのなァ〜、日本人で自殺をする人が増えてるねん。 ちょっと厚生労働省の統計を見て欲しいねん。
(suicide04.gif)
(SOURCE:厚生労働省大臣官房統計情報部 人口動態・保健統計課)
■『自殺死亡の年次推移』
相変わらず、毎年3万人以上の悲観者が自殺してますやん。
そうやがなァ〜。。。 めれちゃんのように自殺志願者が増えておるねん。 めれちゃんも、あつ子さんも、この統計の中の一人になりそこなったのやがなァ。 もしかすると、この記事を読んでいる人の中にも死に場所を探している人がおるかもしれへん。
人生に期待するな
「人生に期待するな」
それがわたしの座右の銘だ
ほら、そのとおりになったじゃないか
夢も希望も持たずに生きてきたのは
間違いじゃなかったんだ
おかげで失望にも出会わなかったさ
あとは死に場所を探すだけだ
by めれんげ
September 26, 2009 18:40
『極私的詩集 人生に期待するな』より
『平成の小野小町』に掲載
(2009年10月3日)
めれちゃんは、このように「あとは死に場所を探すだけだ」と、ごっつい事を言うていたのやでぇ〜!
あんさん!。。。、いい加減にしいやあああァ〜。。。わたしが上の手記を書いたのは、もうずいぶん昔のことやないかいなァ〜。
とにかく、あつ子さんも、めれちゃんのように死に場所を探して、神戸のホテルに行き、フロントで「最上階の部屋をお願いします」と頼んだわけやがなァ。
つまり、わたしが自殺しようとして死にきれんかったのは、わたしにも何かを残さねばならない運命があったと、あんさんは言わはるのォ〜?
そうやがなァ。。。 そやから、わては、こうして記事を書いたのやがなァ。
。。。んで、わたしは余生で何を残すことになっていると、あんさんは思いはるのォ〜?
めれちゃんは覚えておらんのかァ〜?
何を。。。?
わてはかつて、めれちゃんと次のような会話をしたのやないかいなァ〜。。。
(すぐ下のページへ続く)