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ムーチー@沖縄(PART 1)

 
 
ムーチー@沖縄(PART 1)
 
 

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デンマンさん。。。 今日も沖縄のお話ですか?

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もう沖縄は飽きてしまったのですか?

いいえ。。。 次のビデオクリップを見たらますます沖縄へ行ってみたくなりましたわ。

<iframe width="500" height="350" src="http://www.youtube.com/embed/InlJMwu8GTk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

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でもねぇ〜、小百合さんは「軽井沢タリアセン夫人」なんだから「沖縄ムーチー夫人」になっては困るのですよ。

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どうしてですか?

あのねぇ〜、ムーチーというのは標準語では餅(モチ)のことなんですよ。 沖縄には鬼餅(ウニムーチー)伝説があるのです。

オニモチ伝説ですか?

そうです。

私が沖縄オニモチ夫人になっては困るということですか?

そうですよ。

どうして。。。?

じゃあ小百合さんのために、その鬼餅(ウニムーチー)伝説の「あらすじ」を書き出しますからじっくりと読んでみてください。


鬼餅伝説

むかし、むかし、首里の金城に、兄妹が住んでいました。
兄は鬼になって、大里の洞穴に住み着き、俗に大里鬼と言われていました。

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そんなある日、妹は怖いけれども兄の様子を見に行きました。
すると、聞いていたとおり、鍋の中に人骨や人肉があるのを見て、とても驚いてしまいました。

鬼の方は、訪ねてきた妹を喰ってやろうと思い、包丁を研ぎ始めました。
妹はそれを見て、驚いて逃げ帰ったのでした。

「たとえ血を分けた兄妹であっても、世の中を害する者は殺した方がいいわ」 妹は、そう心に誓いました。
そして、首里の金城の家に兄がやって来たときに、言葉巧みに近くの崖の端(はた)まで兄を誘い出しました。

「今日は兄さんのために美味しいお餅を持ってきました。 どうぞ、食べてください」
妹は兄に餅をすすめ、二人は仲よく食べました。

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(moochee.jpg) 

その時、風が吹いて妹の着物のすそが乱れてホー(陰部)が見えました。
兄は妹に尋ねました。 「あれっ。。。、そんな所にも口が開いているじゃねぇ〜か?」
「兄さん、知らなかったのですか?上の口はお餅を食べるためにあるのですわ。 そして、下の口は鬼を食べるためにあるのです」

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そう言うと、妹は両脚を開いて下の口をもっと大きく開けて鬼を食べようとしました。
これを見た鬼は、腰が抜けるほど驚き、慌てて立ち去ろうとしたので、そのまま崖から落ちて死んでしまいましたとさァ〜。。。


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ばかばかしい! このお話はデンマンさんの創作でしょう?

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やだなあああァ〜。。。 僕がこのようなシモい話をでっち上げるはずがないでしょう!?

デンマンさんならばコラージュしてでっち上げそうですわ。 うふふふふふ。。。 それで、このお話をわざわざ私に聞かせるために「ムーチー@沖縄」というタイトルにしたのですか?

もちろん、それだけじゃありませんよ。 実は、夕べ『沖縄の人だけが食べている』という本を読んでいたのですよ。 そしたら次の箇所に出くわしたのです。


ムーチー

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(moochee.jpg) 

ムーチーとは、もち米粉に水を加えてこね、長方形に平たく整え、サンニンやクバの葉で包んで蒸したもの。
沖縄では厄払いのために、旧暦の12月8日になるとこのムーチーを食べる習慣があるのだ。

好みで黒砂糖やベニイモ粉を入れて甘味や色をつけたりもするが、基本は何の味付けもしていない真っ白な餅。
それでもほんのりと甘く感じられて美味。
おそらく、サンニンの葉独特の強い芳香が砂糖にまさる繊細な味付けをしてくれているのだろうが、その意味でムーチーは香りでいただく餅といっていい。

ムーチーという名はもちろん方言である。
沖縄の言葉は基本母音が「a」「i」「u」の3つしかなく、「e」が「i」に、「o」が「u」に変化する。
したがって、ムーチーとは「モチ=餅」が「ムチ」に変化して語尾が伸びた言葉と考えればよい。

 (中略)

(鬼餅)由来には諸説があるが、いずれにしても、この鬼が退治された日が旧暦の12月8日だったことから、沖縄ではこの日を「厄払いの日」として餅を食べるようになったとされている。
が、この話には別バージョンがある。
お話したいのは山々なのだが、なにぶん下ネタ的要素が濃厚に入っているので、ここに書くのはちょいとはばかられる。
とはいえ、せっかくだから少しネタばらしをしておくと、妹は鬼さえも食ってしまうもうひとつの口を兄にみせてしまったのである。
それはどこの口かというと……、おお、残念なことにここで紙数が尽きてしまった。

(デンマン注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)



29、31ページ 『沖縄の人だけが食べている』
著者: 仲村 清司
2003年7月25日 第1刷発行
発行所: 夏目書房


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つまり、本の著者が「お話したいのは山々なのだが、なにぶん下ネタ的要素が濃厚に入っているので、ここに書くのはちょいとはばかられる」と書いて、それ以上詳しく書かなかったので、デンマンさんが成り代わって調べてきて私にその下ネタの話を聞かせたというわけなのですか?

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いかませんか? (微笑)

つまり、私が伝説の中の妹さんのようになって両脚を開いてデンマンさんを食べてしまうと困ると。。。 それで、私は「軽井沢タリアセン夫人」なんだから「沖縄ムーチー夫人」になっては困ると。。。 そう言いたいのですか?

いや。。。 別に、そのような下口。。。 いや、下心があったわけではないのですよ。 うへへへへへ。。。

笑って誤魔化さないでくださいなァ〜。。。 要するに、この事が言いたかったのでこの記事を書き始めたのですね?

いや。。。 もちろんそれだけじゃありませんよ。 

他にどのようなことが言いたいのですか?

小百合も思わず笑ってしまうような面白い話があるのですよ。

もったいぶらないで教えてくださいな。

あのねぇ〜、紙オムツをして食べる物が沖縄にはあるのですよ。

まさかァ〜。。。?

いや。。。 これはマジな話ですよ。

上の『沖縄の人だけが食べている』という本に書いてあったのですか?

そうです。

つまり、沖縄の人は誰でも紙オムツをして食べるのですか?

いや。。。 もちろん、すべての沖縄人が紙オムツをして食べるわけではないと思いますよ。 (微笑)

本の著者は紙オムツをして食べたのですか?

そうです。 次の小文を読んでみてください。


インガンダルマ

俗に「食えないやつ」という言葉がある。
わるがしこくて気が許せない人間のことを言うが、先日その食えないやつを食う機会を得た。
もちろん人間ではない。
アブラソコムツという魚で、沖縄では一般に「インガンダルマ」と呼ばれている。

 (中略)

分布は太平洋、インド洋、大西洋にかけての熱帯〜亜熱帯水域。
ただ、そう簡単に捕れるものではなく、幻の魚とも呼ばれている。 (略) 大きいものでは70〜80キロにもなるが、地元の漁師によると「豚みたいなヤナカーギ(見てくれがわるい)」なのだそうだ。

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(ingan02.jpg) 

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(ingan05.jpg) 

 (中略)

この魚は、吊すとボタボタ滴り落ちるほど脂が多いのである。
しかも、その脂には人間の消化器官では吸収できないワックス成分が多量に含まれていて、食べ過ぎるとそのワックスが知らずに肛門からじわじわと染み出してくるというのである。
そのため、厚生省から市場で販売することを禁止されている。

 (中略)

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(omutsu2.jpg) 

介護用の紙オムツを履くことにした。
いささか情けない格好になったが、これで何が漏れようととりあえず安心である。 (略) 20センチほどのブロックを全部食い尽くしたのだが、結論から言うと、やはりお漏らししておりましたね。

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(ingan03.jpg)

 (略) 事情通によると、生の刺身は誰もがうなるほど美味だそうだが、厚さ3ミリで3切れまでが安全ラインで、干物は5切れ以上を食べるとどんな人でも十時間後には出るのだそうだ。

(デンマン注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)



37〜39ページ 『沖縄の人だけが食べている』
著者: 仲村 清司
2003年7月25日 第1刷発行
発行所: 夏目書房


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デンマンさん。。。 どうしておシモの話を立て続けにするのですか?

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いけませんか?

私がおシモの話を好んでいると思っているのですか?

小百合さんはおシモの話が嫌いですか?

このような公開の場で好きだと言えるはずがないじゃありませんか! んもおおおォ〜。。。

小百合さん。。。 そうムキにならないでくださいよ。 実は、僕の母親が奇跡的に生き返ったのですよ。

マジで。。。?

このような時にデマカセや嘘や悪い冗談を飛ばせるはずがないじゃありませんか! 小百合さんは知らなかったのですか?

そう言われてみればデンマンさんの叔母様からの次の手紙を読まされてことがありましたわ。


 (すぐ下のページへ続く)



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