愛の夕顔(3 OF 3)
毎年いつも年末に妻の美千代にお便りをお寄せくださり誠に有難うございます。
厚くお礼申し上げます。
実はつらく悲しいことでありますが美千代は去る7月18日に亡くなりました。
昨年の春先に胸が傷むと病院へ行きましたところ、肺のあたりに水がたまっているという奇病で、すぐに入院し水を抜く手術をしました。
手術は成功したのですが若いころ結核をわずらったことがあり原因を調べるため検査設備の整っている東北大学病院へ行くことになり、通院や入院を半年以上、各種いろいろの検査をうけました。
結核の関係はないと判定され、近くの病院から往診していただくことになりました。
しかし、そのことが美千代には不本意だったようで、断って別の病院に通うようになりました。
そのうち段々足腰や体も弱ってきて、たびたび転んだりして車椅子の生活になり、時々は救急車のお世話になるようになりました。
短期入院や点滴してもらって帰るようにもなりました。
それでも、そんなにひどいようには見えず食事は食堂へ出てくるし、家の中を立って伝い歩きもしました。
当日も夕食中、食べ物が喉につかえ呼吸困難となり、救急車を呼んで病院へつれて行き、いろいろ手を尽くしていただきましたがそのまま回復せずに亡くなりました。
診断は「心臓周囲病」ということで心臓も衰弱していたことと思われます。
私が先に逝くものとばかり思っていましたのに、思いもよらぬ逆縁で申し上げる言葉もありません。
元来、頑健丈夫とは言えず、むしろどちらかと言えば病弱なところもありました。
それでも気の強いところもあって新聞社に勤めたり、百貨店の仕事などもやって、退社後も、大学の研究室で秘書などの仕事もしました。
30代で自動車免許を取得したり、一時はスナック経営などもやり、貸家を建てたりもしました。
精一杯生き抜いたと言えましょう。
また、多くの人々から好かれ愛された生涯でありました。
デンマンさんにも永い間ご厚誼をいただき本当に有難うございました。重ねて厚くお礼申し上げます。
どうぞお体を大切に、ますますお元気でご活躍なさいますようお祈り申し上げます。
2010年11月24日
梶尾一郎
福島県会津若松市東栄町
郵便番号: 965-8601
『生きることって愛すること?』より
(2010年12月18日)
『即興の詩バンザイ』にも掲載
(2010年12月4日)
この手紙は、ほとんどそのまま書き出したものです。 小百合さんは信じることができますか?
今晩、じっくりと眠りながら考えて見ますわ。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ〜。。。
あなたは信じることができないでしょう?
あたくしだって信じられませんわよ。
このような事があるはずが無いのでござ〜♪〜ます。
あなただってぇそう思うでしょう?
でもねぇ、あたくしとジョンレノンの話は事実ですわよ。
“キャ〜 素敵ィ〜♪〜”
ええっ。。。あなたは、もうビートルズのことはウンザリしたのでござ〜♪〜ますか?
でもねぇ、あなたはウンザリしているかもしれませんけれど、あたくしはビートルズの熱烈なファンなのでござ〜♪〜ますもの。。。
うふふふふふ。。。
あたくしが、またビートルズの事を持ち出してきたので、あなたは“んもお〜〜 またかよ!”と思っているのでしょう!?
こうして、たびたびビートルズの事を持ち出したら、
あなたにとっては、面白くもなんともないでしょうね!?
ところが何度も何度も、あたくしはビートルズの夢を見るのでござ〜♪〜ますわ。
軽井沢の万平ホテルに行くと
ジョンレノンとあたくしがカフェテラスで会うような気が、マジでするのでござ〜♪〜ますう。
あなたも信じてよねぇ〜。
滞在中のジョン・レノンは朝9時半ごろ、
このカフェテラスに下りてきたのですよ。
わたしたちに「おはようございます」と
日本語であいさつしたものですわ。
いつも庭に面した一番奥の席にすわって、
他のお客様には背を向けるような格好で
腰掛けていました。
ジョン・レノンのお気に入りは
ローヤルミルクティーでしたわ。
『幸福の谷』より
(2008年4月6日)
あたくしは万平ホテルのカフェテラスでマジでジョン・レノンとローヤルミルクティーをいただいている記憶が鮮明に甦ることがあるのでござ〜♪〜ますわ。
あなたは信じられないでしょう?
あたくしだって信じられないのですから。。。
でもねぇ、これがあたくしとジョンレノンのお話なのですわよ。
あなたがどう思おうと、あたくしはジョンレノンとローヤルミルクティーを楽しんだのですわ。
おほほほほほ。。。
とにかく次回も面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
あなたはデンマンさんが受け取ったお手紙を
信じることができますか?
わたしは信じたいのですわ。
確かに、勇気を持って逝くことに臨むことは、
2倍に生きることになるのかも知れませんよね。
美千代さんは多くの人を愛し、
また、多くの人々から好かれ
愛された生涯だったのでしょうね。
夫の一郎さんに、そのように思われながら看取られた事は
幸いだったに違いありません。
美千代さんのご冥福を
心よりお祈りいたします。
あなたも、精一杯生き抜いてくださいね。
とにかく、興味深い話題が続くと思います。
あなたもどうか、またあさって
読みに戻ってきてください。
ところで、卑弥子さんにもちょっと信じがたいような
恋物語がありますわ。
関心があったらぜひ次のリンクをクリックして
じっくりと読んでみてくださいね。
■『平助さんが卑弥子さんに
恋をしたのがウンのつき』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。