性愛の未来(PART 4 OF 4)
つまり、「水車のある村」の中で黒澤監督は「死の未来」を描いたと、あんさんは言わはるのォ?
その通りやァ。 そやから、最後の作品となるはずやった『海は見ていた』で黒澤監督は「性愛の未来」を描こうとしたと、わては信じてるねん。
その根拠は。。。?
あのなァ〜、黒澤監督も山本周五郎作品をすべて読んでいると思うねん。 女性が出てくる山本作品には、たいてい伏線として“性愛”が塗りこめられている。 『どですかでん』、『赤ひげ』、それに『海は見ていた』も例外ではあらへん。 しかも、山本さんは女性を書かせては右に出るものがないと言われるほど女性心理を描くのがうまかったのやァ。 そやから、黒澤監督は『海は見ていた』の中で原作を上回る作品にしようという意欲を持って望もうとしたと、わてには思えるねん。
つまり、「性愛の未来」を原作以上に表現しようとしたと。。。?
そうやァ。。。そやから、黒澤監督が『海は見ていた』を作らずに亡くのうてしもうた事は、返す返すも残念なことや。。。
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。
そうですよね。
黒澤監督が作った『海は見ていた』をぜひ観たいですよね。
でも、それは叶わない事ですわ。
作る前に黒澤監督は亡くなってしまったのですから。。。
しかし、もし作品が完成したら「性愛の未来」のコンセプトは、めれんげさんが言ったようなものになったのではないかしら?
セックスとは、愛する人との
大切なコミュニケーション
とにかく、次回も面白くなりそうですわ。
あなたもどうか、またあさって読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
黒澤監督は世界的に認められている
優秀な監督ですけれど日本の映画会社には
ずいぶんと敬遠されていたようです。
明治生まれの人らしく、かなり頑固で
納得できる映画ができるまで
予算など無視して製作にかかりきりになったそうです。
要するに映画会社の言うことを聞かなかったのですね。
そのような訳で『赤ひげ』と『どですかでん』を作ってからは
たいてい海外の映画人の協力で
映画が作られています。
『夢』も例外ではありません。
当初、合成場面は、すべて光学合成で行うつもりでしたが
フランシス・フォード・コッポラの助言があったそうです。
日本にやって来た“コッポラ”と“天ぷら”食ってる時に
ハイビジョン(デジタル)合成を
『夢』で導入することを決めたそうです。
鴉(カラス)がそれです。
また特殊効果にはジョージ・ルーカスの
視覚効果特撮工房ILMも協力参加しました。
「日照り雨」や「赤冨士」の中のシーンに
この特殊効果が使われています。
ハイビジョン(デジタル)合成は
『八月の狂詩曲』や『まあだだよ』でも使われました。
ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。
楽しいから、ぜひ読んでみてくださいね。
■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。