気になる臭い(PART 1)
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デンマンさん。。。 今日はオナラの話ですか?
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あのねぇ〜。。。 僕はいつか小百合さんに聞きたいと思っていたのだけれど。。、どうしても人ごみの中でオナラをスカさなければならない時。。。うへへ屁へへへ。。。 女性として、やっぱり自分のオナラの臭いは気になるものですか?
つまり、今日の話題はオナラなのですね!?
いや。。。 小百合さんがオナラと言ったので、ついでに聞いたまでですよ。
私は人ごみの中では絶対にオナラをしませんわァ。
でも、どうしてもガスがおなかに溜まって、どう我慢しても どうにも我慢できない。 この際、他の人に解らないようにスカさねばならないと。。。そのようなせっぱつまった強迫観念にとらわれることってあるでしょう!?
やっぱり、今日の話題はオナラなのですね?
いや。。。今、言ったように小百合さんがオナラと言ったから。。。
デンマンさん。。。オナラの話題ならば、今日は、これで帰らせていただきますわ。
小百合さん!。。。 ちょっと待ってくださいよう。 小百合さんに帰れらてしまったらァ〜、この記事を最後まで書けないじゃありませんかァ!
私がいなくても 独りだけで書けるでしょう!?。。。 では、わたしはこれでぇ〜。。。
あれれれれっ。。。 待ってくださいよう! 今日はオナラの話題じゃないと言ったでしょう!?
でも、しつこく私にオナラの質問をするではありませんかァ!
分かりました。。。 分かりました。。。 オナラの質問を止めますから、このまま帰らずに しばらくの間 僕に付き合ってくださいよう。。。 いいでしょう!? お願いしますよう。
だったら、余計なオナラの質問をしないで、細木数子のようにズバリ!と本題に入ってくださいなァ。
分かりました。 じゃあ、まず 次のグラフを見てくださいよ。
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これは アメブロの 僕のブログの1月16日から2月14日までの30日間のアクセス数のグラフなんですよ。 2月14日に延べ 996人のネット市民の皆様が僕のブログに読みにやって来たのですよ。
ええ。。。 このグラフならば見ましたわ。 2月14日に投稿した次の記事を目当てにたくさんのネット市民の皆様が読みにやって来たのですよねぇ。
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■『実際の記事』
あれっ。。。小百合さんは知っていたのですか?
ついでに昨日の記事も読ませていただきましたわ。
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■『実際の記事』
そうですか。。。 小百合さんも上の記事を読んでくれたのですかァ〜。。。 それなら話は早いですよ。 2月14日に延べ996人のネット市民の皆様がやってきたと喜んでいたら、2月15日には 1,100人を突破したのですよ。
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。。。どうですか!?。。。 延べ 1,175人のネット市民の皆様がやって来て2月15日に投稿した次の記事を読んでくれたのですよ。
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■『実際の記事』
あらっ。。。『松茸と靴下』ではありませんかァ!
そうなのですよう。。。 あのねぇ〜。。。オナラだけじゃなくて、臭いというのは自分の匂いも、他人の匂いも、また 食べ物の臭いも ネット市民の皆様は気になるものなのですよ。
その証拠でもあるのですか?
ありますよ。 ちょっと次のリストを見てください。
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これはアメブロの僕のブログの2月15日の「アクセス元URL」のリストですよ。 赤枠で囲んだ所に注目してください。
アメブロの検索エンジンで「臭い」と入れて検索して、検索結果の中から『松茸と靴下』を読んだのですか?
そうです。
いったい何人が「臭い」で検索して『松茸と靴下』を読んだのですか?
次のリストを見てください。
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これは2月15日の検索キーワードを調べたものです。 見れば分かるように 35人が「臭い」で検索して『松茸と靴下』を読んだのですよ。
でも、どうして『松茸と靴下』を読んだと判るのですか?
簡単なことですよ。 「リンク元URL」リストの中の アメブロの検索エンジンURL (http://search.ameba.jp/search.html) をクリックすれば。。。、例えば 6番をクリックすると次のような検索結果が表示されます。
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検索結果の中に『松茸と靴下』が出てくるので、このタイトルをクリックして僕のブログにやって来たというわけですよ。
でも、「臭い」で検索しなかった人たちは、どのようにして『松茸と靴下』を読んだのですか?
それに答えるには次のリストを見てください。
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これは2月15日の時間別アクセス数のグラフですよ。
あらっ。。。 午前4時から6時までの2時間に延べ 426人のネット市民の皆様がやって来たのですわね。 私は、ぐっすりと眠っている時間帯ですわ。 この時間に起き出してネットをする気力などサラサラありませんわァ。
あのねぇ〜、ネットをやっている市民には夜型人間が意外に多いものですよ。 僕も一頃は完全に夜と昼が逆転していましたからね。 うへへへへへ。。。
それほど真夜中にネットをやると はかどるのですか?
はかどるのですよ。。。 だってぇ、邪魔する人がほとんどいないですからね。。。 電話もかかってこないし。。。 他の人はほとんど眠っているし。。。 だから、真夜中にネットをやるとスムーズに仕事がはかどるのですよう。
でも、デンマンさんが『松茸と靴下』を投稿したのは 午前3時44分ではありませんか! それなのに、どうして午前5時から6時にピークがあるのですか?
簡単なことですよ。 午前4時から6時までの2時間にやって来た人は僕のTwitterでの呟きを見てやって来たのです。
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■『実際のページ』
上の大きな赤枠で囲んであるのが僕が2月15日の 午前3時36分から5時9分まで呟いたツイートですよ。 この呟きを見てやって来たのですよ。
でも、「リンク元URL」には Twitterの URL がないではありませんか!
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小百合さんの言うとおり、確かにTwitterから直接やって来たという記録がありません。 なぜなら、真夜中に起きている夜型人間の常連さんたちは 1番の緑色で囲んだ「お気に入り」と「ブックマーク」のページからやって来るからですよ。
つまり、緑で囲んだトップの 814人の人たちがその常連さんですか?
その通りです。 アメブロの僕のブログにやって来る100人の訪問者の内、69人が常連さんなのですよ。 上のリストにも 69%と書いてあるでしょう!
ところで、『松茸と靴下』の何がそれほどネット市民の皆様をひきつけるのですか?
やっぱり、米原万里さんのハイジの話が面白いからですよ。
ハイジが愛飲した山羊の乳
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『アルプスの少女ハイジ』といえば、日本の正しい青少年にとっては児童文学の聖書とも言うべき名作。
わたしの世代は本を通して、もっと若い世代はアニメのお陰で、アルプスの山々に抱かれて逞しく成長していく孤児ハイジの物語に心奪われた経験を共有している。
(中略)
ハイジの物語のなかには、山羊のお乳がふんだんに出てくるのだ。
まず、ハイジが初めて山小屋にあずけられた日、おじいさんは手作りチーズの塊を長い火箸に突き刺してこんがりと焙ってくれる。
そして搾りたてのまだ温かい山羊の乳を飲ませてくれる。
一日中歩いて喉が渇いていたハイジは一息で乳を飲み干し、
「こんな美味しいお乳、あたし飲んだことないわ」
と歓声の声をあげる。
(中略)
これを読んだわたしが、いやきっと多くの少年少女が、一度でいいから山羊の乳を飲んでみたいものだと思ったのは当然のことだろう。
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でも、小学校3年生までを過ごした日本でも、その後住んだプラハでも、その機会はなかなか訪れなかった。
14歳の夏、両親に連れられてアルバニアの海岸で1ヶ月を過ごした。
そこの宿に泊まって最初の朝食に出たミルクを一口飲んで、
「なんだ、こりゃ!!」
強烈な腋臭(わきが)みたいな臭いに鼻面を一撃された。
「山羊のお乳ですってよ」
母に言われてたちまちハイジの物語を思い出し、「美味しいに違いない、美味しいはずだ」と懸命に思い込もうとするのだが、嗅覚と味覚は拒絶反応を起こしている。
鼻をつまんで残りのミルクを飲み干した。
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(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
112-114 ページ 『旅行者の朝食』
著者: 米原万里
2002年6月10日 第2刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋
。。。で、デンマンさんは山羊のミルクを買って さっそく飲もうと言ってましたよね。。。 ついに飲むことができたのですか?
あのねぇ〜、僕は2月15日に『松茸と靴下』を投稿してから、帰りにIGAというスーパーマーケットに立ち寄ったのですよ。
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ダウンタウンにあるバンクーバー市立図書館からワン・ブロックほど歩いたところにあるのですよ。
それで買って飲んでみたのですか?
ところが探したけれど、山羊さんの写真が乗っている次のミルクが見つからない。
(すぐ下のページへ続く)