永遠の愛と世界 (PART 1 OF 3)
雲流れ
いずこともなく
さまようは
この身はなれて
きみ追う心
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by めれんげ
【即興の詩】
『きみ追う心』より
(2014年05月12日)
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デンマンさん...、 また わたしの短歌を取り上げてくれはったん?
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あきまへんかァ〜?
かめへんけど、なにかケチでも付けはるのォ〜。。。
いや。。。 ケチを付けると言うよりも めれちゃんらしい短歌やなァ〜。。。 読み終えてから そう思うたのやがなァ〜。。。
どこが わたしらしいと あんさんは思いはったん?
つまり、めれちゃんの心は身を離れて夢の中をさまようわけやがなァ〜。。。
どのように。。。?
そやから 次のように。。。
あなたの夢の中の
わたしの決意
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あなたがいなければ、
わたしは存在できないの
わたしは、あなたの夢の住人だから
あなたの夢
目が醒めていても続いてる
わたしはあなたとキスをして
ほほ笑み合いながら
おたがいを抱きしめあう
とてもやわらかな安心できる場所
あなたは夢を見ているから
本当の世界から逃げている
わたしなんて本当は存在しないのに
あなたがこの身体を抱く
わたしがあなたの夢でみだれる
快楽の瞬間が生々しく
この身体をはじけさせて、よじれさせる
それすらもあなたの夢の中のセックス
わたしね・・・
もう夢の中から出て行くことにしたよ
そして本当の世界にいるはずの
わたし自身を探すことにした
だから
あなたも目を覚ましてね
わたしはわたしの世界を生きるから
by めれんげ
2013年07月11日13:47
【カテゴリ: 詩 別れの詩】
『即興の詩』
『あなたの夢の中のわたしの決意』より
つまりやなァ〜。。。 めれちゃんは「もう夢の中から出て行くことにしたよ そして本当の世界にいるはずの わたし自身を探すことにした」と 1年ほど前に思うたのやんかァ〜。。。 そやけど、やっぱり めれちゃんの心は身を離れて“きみ”を追うねん。。。
その“きみ”という人物が あんさんのことやと思いはったん?
いや。。。 わては そこまで自惚(うぬぼ)れが強いわけやないでぇ〜。。。
そんなら、“きみ”ってぇ、誰のことやと思いはったん?
あのなァ〜、めれちゃんが尊敬しておる江戸川乱歩先生は次のように言うてたのやがなァ〜。。。
今一つの世界
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ここにもし、それらのものとは全く違った、また目新しい、「今一つの世界」があって、魔法使いの呪文か何かで、パッと、それがわれわれの目の前に現れたなら、そして、たとえば竜宮へ行った浦島太郎のように、その世界で生活することができたなら、われわれはまあどんなに楽しく生甲斐のあることでしょう。
でも、われわれは浦島太郎にはなれっこない。そんな「今一つの世界」なんてあるはずもなく、そこへ住むなんて思いもよらぬことだ。われわれはやっぱり、このきまりきった、面白くもない日常茶飯事を繰り返して行くほかに生き方はないのだ、とおっしゃるのですか。だって「今一つの世界」を求めるわれわれの欲望の烈しさは、どうして、そんなことをいってあきらめていられるものではないのですよ。
ご覧なさい。子供がどんなにお伽話をすくか、青年がどんなに冒険談をすくか、それから大人のお伽話、冒険談は、たとえばお茶屋の二階、歌い女、幇間(ほうかん)。それぞれ種類は違っても、われわれは一生涯、何か日常茶飯事以上のもの、「今一つの世界」を求めないではいられぬのです。お芝居にしろ、音楽にしろ、絵画にしろ、小説にしろ、それらはみな見方によっては、人間の「今一つの世界」への憧憬から生まれたものではありませんか。
暑中には避暑をする。それは何も暑さを避けるためばかりではないのです。われわれはここでも「今一つの世界」を求めている。飽き果てた家庭を離れて、別の世界へ行きたがっているのです。
もろもろの科学にしても、やっぱり人間のこの欲望の現われではないでしょうか。例えば天文学者は星の世界に憧れているのです。歴史家は遠い昔の別世界に思いを寄せているのです。動物や植物の学問はもちろん、生命のない鉱物にだって、薬品にだって、やっぱり「今一つの世界」を見出すことができないでしょうか。
古来のユートピア作者達が、それを夢見ていたことは申すまでもありません。さらにまた宗教ですらも、天上の楽園と言う「今一つの世界」に憧れているではありませんか。
ある型に属する小説家は、誰しも同じ思いでしょうが、わたしもまた、わたしの拙い文字によって、わたし自身の「今一つの世界」を創造することを、一生の願いとするものでございます。
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江戸川乱歩(左)と三島由紀夫
(130 − 132ページ)
江戸川乱歩全集 第30巻 「わが夢と真実」
光文社文庫 2005年6月20日 初版1刷発行
『上流夫人 (2008年8月30日)』に掲載
つまり、めれちゃんもわたしの拙い文字によって、わたし自身の「今一つの世界」を創造することを、一生の願いとしたわけやん。 それで『即興の詩』サイトを再開したのやろう?
あんさんは意外に わたしの心を深読みしやはるのねぇ〜。。。?
めれちゃんは そないに思うのかァ〜。。。 うへへへへへ。。。
そないに 喜ぶことは あらへん。。。 はよう ヨダレを拭きなはれぇ〜。
とにかく、めれちゃんは自分の「今一つの世界」を見い出して、その世界で自分の人生と愛を生きるということやんかァ〜。。。
あんさんは上の短歌と詩から、そないに感じとりはったん?
そうやァ〜。。。 めれちゃんは、そないに思いながら上の短歌と詩を書いたのやろう?
違いますねん。。。 あんさんは、あんさんの「今一つの世界」でわたしを思い描いておるようやけど、ホントのわたしは、あんさんが思い描いているような女ではあらへん。
ほおォ〜。。。 めれちゃんは、例えば次のような詩を詠む女ではないと言うのんかァ〜?
小さな赤い花
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わたしをあなたの庭に咲く
小さな赤い花にしてください
そして、お水を注ぎながら
何かお話を聞かせてください
わたしは何も言えないけれど
あなたの言葉を聞きながら
いろんなことを思うのです
あなたに愛されるように
いつまでも綺麗に
咲いています
だからわたしのことを
忘れずにいてください
by merange (めれんげ)
2010.02.19 Friday 10:24
『即興の詩 小さな赤い花』より
(デンマン注: 旧『即興の詩』サイト【閉鎖】)
『永遠の愛のコラボ』に掲載
確かに上の詩は、わたしが詠んだものですう。 そやけど、あんさんはわたしを自分の「今一つの世界」で“ロリータ”として思い描いてますねん。 そのロリータをあんさんは愛しはってる。
なるほどォ〜。。。 それで、めれちゃんは「もう(あなたの今一つの世界)の中から出て行くことにしたよ そして本当の世界にいるはずのわたし自身を探すことにした。 だから (デンマンさん) あなたも目を覚ましてね」という思いを上の詩の中に込めたわけやなァ〜。。。?
あんさんにも、わたしの言いたい事がようやく解りましたァ〜?
うん、うん、うん。。。 めれちゃんの言いたい事も解らないことはないでぇ〜。 そやけどなァ〜、かつてフロイトのおっさんは次のように言うたのやがなァ〜。。。
(すぐ下のページへ続く)