Quantcast
Channel: デンマンのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 12419

愛とロマンの昔話 (PART 3 OF 3)

$
0
0



 

愛とロマンの昔話 (PART 3 OF 3)





(chiwawa5.gif)

こんにちは。ジューンです。

袖触れ合うも他生の縁

(そでふれあうもたしょうのえん)

聞いたことがあるでしょう?

なかなか味わいのある諺ですよね。

袖が触れ合うようなちょっとしたことも、

前世からの深い因縁によって

起こるものである、と言う事です。

わたしは、初め、“袖触れ合うも多少の縁”

だと思ったのですわ。うふふふふ。。。

つまり、袖が触れ合ったのは、

全く偶然ではなくて、少しは

そうなる運命にあったのよう。。。

私は、そのように思い込んでいたのです。

でも、「多少」じゃなく「他生」だと。。。

「他生」というのは「前世」の事だと、

デンマンさんに教わったのですわ。

調べてみたら、「他生」とは

「前世」と「来世」の事を言うのですって。

上の諺では、文脈から「前世」となる訳ですよね。

この世の事は「今生(こんじょう)」と言うのです。

そう言えば「今生の別れ」と言う語句を

何度か耳にしたことがありました。

仏教の輪廻(りんね)と関係のある諺なのでしょうね。

わたしは英語ではこの諺は無いと思っていたのですけれど、

調べてみたら、次のようなものがありましたわ。

A chance acquaintance is a divine ordinance.

Even a chance meeting is

due to the karma in previous life.

つまり、「偶然の出会いは神の定め」と言う事なのです。

多分、日本の諺を英訳したのでしょうね。

カナダでは耳にしたことがありませんわ。


(miroku3.jpg)

ところで、英語の面白いお話を集めました。

時間があったら、ぜひ覗いてくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


(june96.gif)



『出会い系の悪魔』より
 (2008年9月10日)


僕と小百合さんの出会いは、偶然の出会いのように見えて偶然ではないのですよう。つまり、小百合さんと僕に共通するモノが実にたくさんあるのですよう。

“海外飛躍遺伝子”でござ~♪~ますか?

それも一つですよう。まず、車で30分も走れば会える距離に住んでいたのに、僕と小百合さんが初めて出会ったのは、何千キロも離れたバーナビーだった。僕の祖先と小百合さんの祖先が1400年程前に百済から日本に一緒に渡ってきた事が分かるような気がしますよう。小百合さんの祖先の娘は、やがて武蔵国から現在の栃木県の栗山村へ嫁にゆき、上の昔話を伝える事になったのですよう。どうですか?

確かに、そのような可能性があったかもしれませんわ。だってぇ~、デンマンさんの祖先の中には、きっとお話に出てくるような「ばか息子」が居たでしょうからねぇ~。。。うしししし。。。

一人ぐらい変わり者が居たかもしれませんよう。。。とにかく、このように見てゆくと、すべての話がここで丸く収まるのですよう。卑弥子さんも、そう思いませんか?

【初出: 2008年9月11日 『愛とロマンと昔話』



【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。
こじつけですわよう。
あなただって、信じることができないでしょう?

しかし、まあァ~、写真はでっち上げるし、都合の良い昔話は持ち出してくるし、
デンマンさんのやり方を見ていると、
確かに、戦争に負けて百済から日本へ渡ってきた人々の、しぶとく生き抜く様子を見せ付けられるような気もしてくるのでござ~♪~ますわ。

でも、その人たちの子孫の娘が、上の昔話を伝えたなんて、信じることができませんわよう。
あなただって、信じられないでしょう?
面白いお話には違いないのですけれど。。。

とにかく、あさっても、面白いお話が続きそうですわ。
あなたも、ぜひ、また戻ってきてくださいましね。
では、あさってお会いしましょう。
じゃあねぇ。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



(linger65.gif)

■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』


■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(ebay5.jpg)

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』



(bare04e.gif)

こんにちは。ジューンです。

『更級日記』の作者が13才の時に

馬にまたがった武士を見たのは、

武蔵国のどの辺りだったのでしょうか?

ちょっと興味があったので

現代語訳の『更級日記』を読んでみたら

次のように書いてありました。


今はもう武蔵国になった。

格別風流な景色も見えない。

浜も、「くろとの浜」と違って砂が白くもなく、

泥のようで、紫草が生えると聞く武蔵野も、

アシやオギだけが高く生えていて、

武士の、馬に乗って弓を持っている

先っちょが見えないくらいまで、高く茂っていて、

その中を掻き分けて行くと、竹芝という寺がある。


(sara03.jpg)

はるか先に、母荘という

荘園の領主の邸跡の礎石がある。


つまり、現在の千葉県からやって来て

隅田川を渡って竹芝寺の近くの草原で

武士を見かけたのです。

その当時の風情は、もう跡形も無いでしょうね。

当時から高貴な花の代表である紫草は

武蔵野の名産だったそうです。

ただし、紫草は夏の花なので、

秋に武蔵国を通過する作者は目に出来なかったのです。

生えているのは、アシ(葦)やオギ(荻)などの

イネ科の植物のみでした。

なお、アシが「悪し」に通じるのを嫌って逆の、

「良し」=ヨシ(葭)とも言います。

面白いですね。


(murasaki2.jpg)

  紫草

ところで、英語の面白いお話を集めて

記事を書きました。

時間があったら、ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


(ebeach2.jpg)


(pool2.gif)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 12419

Trending Articles