ブッシュの戦争(PART 1)
こんにちは。ジューンです。
第41代および第43代米国大統領を生み出した
ブッシュ家は、軍産複合体を生業としてきました。
第43代米大統領の曽祖父のサミュエル・ブッシュは
オハイオ州で兵器を製造していた
バッキー・スティール・キャスティング社を
経営していました。
東京大空襲で焼け野原になった江東区
祖父のプレスコット・ブッシュは東京大空襲で
大量に使用された焼夷弾である
集束焼夷弾E46の製造を
行なっていたドレッサー・インダストリーズ社に
関与していたのです。
第41代ブッシュ大統領は
このド社の石油部門で働いていたのです。
その後、第41代ブッシュ大統領はCIA長官、
副大統領、大統領時代において、
海外との兵器貿易を押し進めており、
副大統領時代には
イラン・コントラ事件が起きています。
この事実だけを見ても、
「軍産複合体」の動きが見えてきますよね。
では、ここで面白いジョークをひとつ。
その大統領は誰?
アメリカのある高官が、イラク戦争についてのラジオ番組に出演した際に、こう語った。
「大量破壊兵器を使用した歴史を持つ恐怖の独裁国家は、国際社会から排除しなければならない。 あの強欲で無能な大統領を拘束することに成功した今、全世界はより安全で幸せになった」
番組終了後、ラジオ局には次のような問い合わせが殺到した。
「いつブッシュが捕まったんだ!?」
『バカの固定観念』より
(2011年5月26日)
ところで、卑弥子さんにもちょっと信じがたいような
恋物語がありますわ。
関心があったらぜひ次のリンクをクリックして
じっくりと読んでみてくださいね。
■『平助さんが卑弥子さんに
恋をしたのがウンのつき』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
アメリカ政府の拷問技術開発
1950年代に米国陸軍の研究所は2本のフィルムを製作した。 「静かなる暴行(In Silence The Atack)」と「魂に鎧を(Armor for the Inner Man)」である。 この2本をはじめとする同研究所のフィルムには、LSDを投与された兵士が混乱したり、怒ったり、興奮したり、おびえたりする様子が収められている。 こうした実験では1000人以上の兵士がモルモットにされ、その多くが長期的な影響を訴え、少なくとも2人の死亡が報告されている。
(中略)
資金提供を受けた総合大学、医大、研究所で、185人の人体実験プロジェクトが行われた。 皮肉なことに、当時はロシアも中国も、尋問の際に身体能力を奪う薬物を利用していなかった。 思い上がった(アメリカ)政府の犠牲者となった米国民が最大の被害者だった。
(中略)
米国の政府や科学者が、拷問技術の開発に貢献してしまったことはきわめて遺憾である。 その過程で国民の命が失われたのだ。 人間の記憶力などあてにならない。 米国は拷問を加える人間を支援し、要請さえした---無法行為としか言いようがない。 断じて認められるものではない。 米国は、外国でこのような拷問技術が利用されるのを容認しない。 ならば、わが国が自らこのような残虐行為を行うことも許してはならない---絶対に。 だからこそ、われわれは過去を振り返らなければならないのである。
(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)
344 - 345ページ 『CIA洗脳実験室』
著者:ハービー・M・ワインスタイン 訳者: 苫米地英人
2010年5月4日 初版第1刷発行
発行所: WAVE出版
ケイトー、今日はジューンさんまで連れ出してきてブッシュ前大統領をこき下ろすつもりなの?
いや、僕は個人的にはブッシュさんに対して恨みや憎しみを抱いているわけじゃない。 むしろ面白い愉快な人だと思っている。 でもねぇ、歴代の大統領と比べると良識に基づかないで政治をする点では下から数えた方がよいのではないか!? そう思っているのですよ。
つまり、ブッシュさんには政治的才能が欠如していると言ってケイトーはこき下ろすのね?
いや、こき下ろすと言うよりも世界の平和と幸福のためにブッシュ前大統領を批判したいのですよ。
批判のないところに進歩なし
愛なき批判は空虚にして
批判なき愛は盲目なり
つまり、ケイトーはブッシュさんを愛しながら批判すると言うわけね。
いや。。。ブッシュさんを愛するというと、ちょっとホモがかってくるから(微笑)、その「愛する」という言葉はこの場合不適切なのですよ。
じゃあ、なんと言えばいいの?
だから、ブッシュさんにフレンドリーな気持ちを抱きながら批判するとでも言ってくれますか?
分かったわ。。。で、まず何から批判するの?
あのねぇ〜、ブッシュさんにはリーダーシップが欠如していたのですよ。
なぜ、そのようなことを言うの?
アメリカ政府が拷問技術開発にかかわっていたのは、ずいぶん前からなのですよ。 ケネディさんが大統領になる前から行われていた。 しかも、この件についてはアメリカ政府は誤りを認めて被害者に謝ったのですよ。
ところが、その誤りを認めたのはその時だけで、誤りから学ぼうとする真面目な気持ちになってない。 ケイトーは、そう言いたいの?
その通りですよ。
歴史に学ばない者は失敗を繰り返す
つまり、過去に洗脳実験、拷問実験あったという事実にもかかわらずアメリカの政治家が過去の忌まわしい歴史的事実から学んでいないとケイトーは主張するのね?
マジで、その通りですよ。
その根拠でもあるの?
ありますよ。 あのねぇ、ブッシュ政権のトップスタッフの一人のスーザン・クロフォード(Susan J. Crawford)さんがワシントンポストの記者に事情を漏らしたのですよ。
なんて。。。?
9.11アタックに参加したと疑われてキューバのガンタナモ・ベー(Guantanamo Bay)の収容所に収監されたイラク人が拷問にあっていると。。。
マジで。。。?
実際、この拷問が上院で問題になって当時、国防総省の長官だったラムズフェルド氏が査問委員会に呼ばれて、かつて北ベトナムで捕虜になったことがある上院議員のマッケイン氏から質問を受けたのですよ。
そのような拷問した事実があるかと。。。?
そうですよ。
それでラムズフェルドさんは、なんて答えたの?
ラムズフェルド長官は否定したのですよ。 その時の模様を次のYouTubeで見ることができます。
Rumsfeld rejects allegations
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当時のラムズフェルド長官もブッシュ大統領も拷問をしていないと言っているのだから、そのような事実はなかったのでしょう!?
ところが拷問している写真をラムズフェルド長官は見ているし、それを隠していた。 ブッシュ大統領にも見せていなかった。
ケイトーはどうしてそのような事まで知ってるの?
世界のネット市民の知る権利があるからですよ。 (微笑)
その証拠でもあるの?
ちゃんと、その事実が報道されたのですよ。 その一部がYouTubeで流れていますよ。 見てください。
Bush's War part 1 (Preview)
<iframe width="425" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/kL_Nx01Xoo4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
あのねぇ〜、ラムズフェルド長官はアメリカ史上最も過酷な拷問を許す書類にサインまでしている。 その書類を証拠として“Bush's War” (DVD版)では、はっきりと見せているのですよ。
つまり、ラムズフェルドさんはウソをついていたのね!
そう言う事になりますよ。
ラムズフェルドさんは拷問の証拠写真をブッシュ大統領に見せてなかったのねぇ。。。
隠していたのですよ。
それが分かった時にブッシュ大統領は何と言ったの?
ムカついたらしい。
そうでしょうね!? 。。。でブッシュ大統領はラムズフェルドさんをクビにしたの?
いや。。。クビにしなかった。。。と言うよりもクビにできなかった。
どうして。。。?
ラムズフェルドさんは、言わばブッシュ政権の要(かなめ)なのですよ。 ラムズフェルドさんの居ないブッシュ政権はクリープが入らないコーヒーのようなもので。。。コーヒーとは言えないのですよ。 (微笑)
マジで。。。?
あのねぇ〜、ラムズフェルドさんはフォード大統領時代の首席補佐官でした。 左の人がラムズフェルドさんですよ。
右の人は。。。?
ブッシュ政権の副大統領のチェイニーさんです。 フォード時代には首席補佐官補でした。
つまり、ラムズフェルドさんとチェイニーさんは良かれ悪しかれ共和党の重鎮(じゅうちん)なのですよ。 要するに、エスタブリッシュメントの代表です。 クビにするわけにはゆかないのですよ。
ブッシュ大統領(第43代)のお父さん、第41代のブッシュ大統領時代から上の二人はブッシュ・ファミリーとも深い繋(つな)がりがあるとケイトーは主張するのね?
当然のことですよ。
ラムズフェルドさんとチェイニーさんもブッシュ家の友人だった。 つまり、ジューンさんが言っている「軍産複合体」とも関わりがある人たちですよ。
だから、ブッシュ大統領はラムズフェルドさんをクビにしなかったの?
そうなのですよ。 この時にはラムズフェルドさんをクビにする代わりにパウエル国務長官をクビにしたのですよ。。。と言うよりも、パウエル国務長官は、ラムズフェルドさんやチェイニーさんのやり方では一緒に仕事ができないと自ら辞任したのが真相だと僕は信じているのですよ。 それまでに、パウエル国務長官はイラク人の捕虜の拷問に関してはツンボ桟敷に置かれていた。
つまり、「ブッシュの戦争」は、実は「ラムズフェルドの戦争」だったのね?
その通りですよ。 だから卑弥子さんも次のように言っていたのですよ。
(すぐ下のページへ続く)