モナリザもビックリ(PART 2 OF 3)
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ここで示すとおり、レオナルドがモナリザになり、またモナリザがレオナルドになる様子が解ると思います。
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あなたはこれまでに モナリザには眉毛もまつげも無いことに気づきましたか?
彼女の目はちょっぴり悲しそうで。。。また、彼女の微笑には、ちょっと ほくそ笑むようなところが感じられますよね。。。若い女性の表情ではありません。
レオナルドを理解するには、彼の母親について知る必要があります。
フィレンツェの近郊にあるヴィンチという小さなトスカーナ地方の町の片隅で、レオナルドは1452年4月15日に生まれました。裕福なフィレンツェの公証人の息子でした。母親はレオナルドの祖父母の家で使用人として働いていたようです。
いずれにしても、彼女は裕福な家の出身ではありませんでした。
レオナルドの父親は、数人の女性と結婚しました。 妻になった女性は、それぞれがフィレンツェの良家の出身でした。 しかし、20年以上にわたって、彼にはレオナルドの他に子供ができませんでした。
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The Life of Leonardo da Vinci
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レオナルドが14歳になった時、彼はフィレンツェのアンドレア·デル·ヴェロッキオのスタジオに徒弟として住み込みました。
モナリザを描くのに、レオナルドはモデルを使う必要は無かったのです。 なぜなら、彼は母親の表情を良く知っていたからです。
そうです。 モナリザのモデルは彼の母親だったという可能性が一番高いのです。
モナリザが彼自身のように見えるのは不思議ではありません。 なぜなら、男の子は母親に似る傾向があるからです。
レオナルドは、女装して自画像を描いたわけではなかったのです。
まず第一に、彼は自分自身を描くことに興味がありませんでした。
自画像を多く残したアルブレヒト·デューラー、レンブラント·ファン·レインのような画家と異なり、彼の興味と関心は、基本的に、彼以外のすべてのものでした。 だから、レオナルドには自画像が極めて少ないのです。
彼の青年時代、レオナルドはほとんど彼の母親に会ってません。 彼はおそらく回数を数えることができるほど、母親とほとんど会ってないはずです。
モナリザの謎の微笑はレオナルドと彼の生みの母親であるカタリナとの関係に関係がありそうです。
レオナルドは母親を愛していました。
彼女はレオナルドを自分で育てることができなかったけれど、レオナルドとは強い絆を感じていました。
母親が亡くなった時、レオナルドは高価な葬儀の費用を自分で支払いました。
レオナルドは旅行に出かける時は、いつでもモナリザを持参しました。
もしカテリーナ·スフォルツァがレオナルドに肖像画を描かせたとしたら。。。、もしフランチェスコ·デル·ジョコンドが妻の肖像画をレオナルドに注文したとしたら、どうして レオナルドは彼と一緒に いつも モナリザの絵を持ち運んだのでしょうか?
もし、そうだとしたら、あなたにはレオナルドの行動が全く理解できないはずですよね。
モナリザのモデルが、彼の母親だったとしたら、あの絵の謎は完全に解決したと思いませんか!
思い出してください。 レオナルドの母親は、裕福な良家の出身ではありませんでした。 また、レオナルドの理想の美しさは簡素な美しさなのです。 高価な宝石類や豪華なドレスなど、彼の目の内には無いのです。
レオナルドの同時代の画家によって描かれた豪華に飾られた女性とは違って、モナリザは宝石類を誇示していません。 シンプルなドレスと黒のベールを身に着けているだけです。
晩年に、レオナルドは、フランスに行きました。
フランシス1世は彼を歓迎し、自分の城の近くに彼の小さな城を建てました。 そうすればレオナルドが晩年に病気になった時に治療が受け易いからです。
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フランス王は非常にレオナルドを尊敬し、彼の作品と才能を賞賛しました。
彼はレオナルドと対面することを光栄に感じました。
フランス王はモナリザの絵を賞賛しました。 なぜなら、そのモデルがレオナルドの母親だったからです。
もし、モナリザの絵のモデルがフランチェスコ·デル·ジョコンドの妻だったとしたら、フランス王は同じように賞賛したでしょうか?
モナリザの絵のモデルがフランチェスコ·デル·ジョコンドの妻だったとしたら、人生の最後の年月に、レオナルドは店主の妻の絵に、(常にモナリザを身近に置いておくような)それほどの気遣いをしたでしょうか?
おそらく、モナリザの謎については、今後も議論が続くでしょう。 誰かがはっきりとした証拠を見つけるまでは。。。
それまでの間、あなたも、モナリザのモデルは誰だったのか? 考えてみてください。
『Who was Mona Lisa?』より
(2002年6月12日)
(デンマン注: 原文は英文です。)
でも、レオナルドのお母さんに中国人の血が混ざっていたかどうか? デンマンさんは何も書いてないじゃありませんか?
はっきり言って、見る者にとって、モナリザの絵のモデルが誰だったか? そのような事はどうでもいいのですよ。 モデルがレオナルドの母親だとしても、その母親に中国人の血が混ざっていたかどうか? そのような事を詮索するのは野次馬根性に過ぎないのですよ。
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日本人の目に、モナリザは日本人のように見えても決して不思議じゃない。
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インド人の目にはインドの女性のように見えるかもしれない。。。 それも不思議じゃない。 また、カナダ人の目には、ガールフレンドが泳いだ後で休息しているように見えるかも知らないのですよ。
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。。。で、デンマンさんには、モナリザはどのように見えるのですか?
だから、僕の目には、モナリザは次のように見えるのですよ。
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あらっ。。。 これってぇ、わたしじゃありませんか!?
そうですよ。。。 モナリザは見る人によって、その人の思い通りの女になるのですよ。
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(すぐ下のページへ続く)