バンクーバー便り(PART 1)
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Subj:小百合さんも
素晴らしい夏休みを
過ごせるよう祈ってます。
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Date: Wed, Aug 3, 2011 10:24 am.
Pacific Daylight Saving Time
(日本時間: 8月4日 午前2時24分)
From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
2011年8月1日 月曜日 午後1時頃
イングリッシュ・ベイ(English Bay)の遊歩道のベンチに座ってますよ。
左手にバラードブリッジ(Burrard Bridge)が見え、その下をずっと左手の方にフォールス・クリーク(False Creek)が伸びてます。
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対岸にはプラネタリウムの屋根が見えカナダの国旗が風速3メートルぐらいの風になびいてます。
いつもよりも風が強い。
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False Creek
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Burrard Bridge
雲一つ無い抜けるように青い空が太平洋を越えて日本の方へどこまでも、どこまでも広がってゆくようです。
対岸の空にはパラグライダーが浮かんでいるけれど、上空では風が強すぎるのか?
そのグライダーに乗っている人は見えません。
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どうやら地面に固定されて風が収まるのを待ているようです。
パラシュートだけが凧のように浮かんで揺れてます。
気温は天気予報によると24度まで上がるとか。。。
いつになく風が強いので体感温度は18度ぐらい。
でも日差しはかなりきつい。
T-シャツと短パンで、かなり肌が露出しているので、すでに日に晒されて肌が焼ける匂いが仄(ほの)かにしています。
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今朝は8時半にマンションを出て、イングリッシュ・ベイの遊歩道をセカンドビーチ(Second Beach)まで歩いて、その側の芝生の上で『ヌナブト』(著者: 磯貝日月)を読み始めました。
昨日(7月31日)の日曜日はGay Pride Paradeでウェストエンド(West End)はかなりの賑わいでした。
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パレードが行われた通りには紙くずがかなり散らばっており、市の清掃車が3台ぐらい出てきれいにしていました。
今日、8月1日は BC Day で休日です。 つまり、3連休です。
普通ならば土曜日、日曜日でも図書館のパソコンが使えるのだけれど、3連休ということで7月31日と8月1日は図書館は閉館。
そう言う訳でパソコンもネットも使えない。
それで自由時間がたくさんできたので今日はイングリッシュ・ベイでのんびりと本でも読もうと思い立ったわけ。
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Lawn Bowling Green
セカンドビーチの近くのトイレを使ってからローンボーリング(Lawn Bawling)場の脇の芝生に場所を移して
直径1メートルぐらいの切り株の上に腰を下ろして『ヌナブト』の続きを読む。
ランチのつもりで持ってきたバナナを2本食べてしばらくしたら、またトイレに行きたくなり、
その後で、また場所を移して今居るベンチにやってきた次第。
本を読むのも退屈したので、こうして小百合さんにメールを書き始めたというわけです。(微笑)
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今夜には、今年の夏、2回目の花火大会があるらしい。
花火打ち上げ用のバージ(浮き船)が2艘つながって100メートルほど沖合いに浮かんでます。
Gay Pride Paradeは毎年行われているけれど、たいてい見ません。
でも、昨日はパソコンが使えなかったので5年ぶりに、すぐ側のデンマン・ストリート(Denman Street)へ見に行きました。
祭りの少ないバンクーバーでは、現在名物になりつつありますよ。
5年前に比べるとパレードの長さも2倍になり見物人も2倍ぐらいに増えました。
山車(フロート)は、それほど奇抜なモノはなくて、トラックなどに飾りを施した簡単なものです。
でも、日本と違うのは、ロックやポップミュージックをボリュームを上げて流し、パレードをする人も見物人も音楽に合わせて盛り上がり、中には踊りまくる見物人も結構居ます。
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変わったところでは、今年は全裸になった60歳ぐらいの爺さんが居ましたよ。 きゃははははは。。。
なぜかナップサックを背負っていた。
なぜ?
でも、60歳のジジイの全裸を見てもウザイだけですよ。(苦笑)
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20歳の美女の全裸ならば盛り上がると思うのだけれど、残念ながら女性のヌードは一人も現れなかった。
ただし、トップレスになってみごとなオッパイを披露しながら踊りまくっていた女性が3人居ましたよ。
どの女性も実にみごとでした。 きゃはははは。。。
小百合さんは軽井沢ですか?
それとも伊豆の別荘ですか?
あるいは栃木の田舎の山小屋とか。。。?
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森や林の中でミンミンゼミがジージー、ミンミン鳴いていますか?
脂汗をタラタラたらし、セミの鳴き声を聞きながら茹(う)だるような暑さの中で「冷し中華」を食べた子供の頃の日本の夏がマジで懐かしいですよ。
20年以上カナダに居るのにセミの鳴くのを聞いたことが無い。
イマイチ夏らしくない!
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暇ができたら、行田の大長寺にでも足を運んでみてね。
ゼリーフライでも食べてから
林で鳴くミンミンゼミの声を僕の分まで聞いてきてください。
小百合さんも素晴らしい夏休みを過ごせるよう祈ってます。
じゃあね。
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では。。。
\(^-^)/
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デンマンさん...久しぶりにパソコンから離れて夏休みをエンジョイしたようですわね?
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そうなのです。。。強い日差しに当たりすぎて両腕と太腿がヒリヒリしているのですよ。 考えてみたら6時間ぐらい日中の日差しを受けていましたからね。
私がバンクーバーに居た頃にはGay Pride Paradeってなかったと思うのですけれど。。。
いや。。。今年で15回目らしいから小百合さんが隣町のバーナビーにやって来ていた頃でもパレードをやっていたのですよ。 でもねぇ、10年程前には今ほど有名ではなかった。 だから小百合さんは知らないのですよ。
セカンドビーチ(Second Beach)やローンボーリング場(Lawn Bowling Green)って、スタンレー公園のどこにあるのですか?
小百合さんのために地図を描きましたから見てください。
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こうして地図を眺めていると懐かしくなりますわ。
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そうでしょう!?。。。小百合さんもバンクーバー図書館でのんびりしたこともあったのですからね。
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そうでしたわ。
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今度小百合さんがバンクーバーにやって来た時には、ぜひ美術館の裏の青空喫茶でべーグルサンドイッチを食べながら懐かしい思い出話などを語り合いたいものですよ。
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そうですわね。。。私もいつか夏にバンクーバーを訪れてGay Pride Paradeを見てみたいですわ。
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でも、小百合さんが期待するほど面白くないですよ。
「百聞は一見にしかず」ですわ。 やっぱり一度は見てみないことには。。。
夏のお祭りを思い出すと、やっぱり日本の「阿波踊り」が一番ですよ。
デンマンさんにとって、それほど「阿波踊り」が懐かしいのですか?
そうですよ。。。懐かしくなって過去のメールを読んでいたら「阿波踊り」が出てきましたよ。
件名:おはよう!鰻重はうまかった!
ありがとう!きゃはははは。。。
♪┌(・。・)┘♪
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日付: Sat, 24 Oct 2009 12:03:14 +0900
差出人: "green@infoseek.jp"
宛先: "dominis@yahoo.co.jp"
CC: "barclay1720@aol.com"
昨日は、思い出を作ってくれてありがとう!
鰻重(うなじゅう)はうまかった。
あのキモのお吸い物は生まれて初めて飲みましたよう。
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昨日、東行田駅から家に帰る途中で「かどや」に寄って焼きそばを4人前買いました。
ちょうどおばさんが行田病院へ行って留守でした。
お昼ごろ病院に行って帰ってきたのが5時ごろで、
4人前の焼きそばを包んでくれましたが、
作るのには間に合わなかった。
おじさんが作りました。
でも、同じ味でした。
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初めて、あの101歳のおばあさんと話をしました。
あんなに元気な100歳以上のおばあさんを見るのは初めてでしたよう。
元気ですよね!
ビックリしましたよう。
明治41年生まれですからね。
家に帰ってさっそくお袋と焼きそばを食べました。
小百合さんに鰻重をご馳走になったことを話題に出して。。。
ムシの知らせと言うのでしょうか!?
小百合さんから、まもなく電話がありました。
珍しく電話機のそばに居たお袋が出たのだけれど、
小百合さんの名前を覚えていたらしく、「デンマンがご馳走になったそうで、ありがとう」と言うのが聞こえました。
ブログ以外のことでは、小百合さんの事をお袋には、ほとんど話しているのですよう。
お袋は最近、物忘れが激しくなったけれど小百合さんのことは、よく覚えているようです。
今日のブログの記事は「おばんざい」
2008年8月4日に書いたものを再掲載したものです。
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■『おばんざい』
(2009年10月24日)
バンクーバーから成田に向けて飛び立つ(10月6日)前、9月30日の午後11時40分に上の記事をライブドアのブログに予約投稿しました。
時間があったら読んでみてね。
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■『ムカついているの?』
(2009年10月23日)
すぐ上の記事は10月22日に書いた小百合さんへのメールを使っていますよ。
この記事も時間があったら、ぜひ読んでみてね。
小百合さんもムカつくことがあるけれど、
めれんげさんのムカつきとは本質的に違うんだよね。
どのように違うの?
上の記事を読むと、それが理解できますよう。
\(@_@)/ キャハハハ。。。
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夕べはNHKの深夜番組で『日本の祭り2009』の「阿波踊り」を観ましたよう。
午前1時10分から3時12分まで。
8月21日の再放送で2時間番組でした。
解説は前半が娯茶平連の連長さん、後半が天水連の連長さん。
ゲストは朝ドラ「ウェルかめ」の出演者で倉科カナさん、羽田美智子さん、星野知子さんの3人。
藍場浜演舞場と両国での輪踊りを中継。
映し出されたのは蜂須賀連、扇連、悠久連、うきよ連、娯茶平連、うずき連、天水連、阿呆連、無双連、ゑびす連、かずら連。
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確か番組の殿(しんがり)に出てきたと思うのだけれど、阿呆連の踊りが一番印象に残りました。
自由で、躍動的で実に良かった。
お祭りっていいよね。
観ていると“日本人の血”が踊り出しますよう。
やっぱり、僕は日本人だと、しみじみと感じました。
400年の伝統・鍛え抜かれた技と美。
臨場感たっぷりの2時間。
う〜♪〜ん・・・
まさに、その通りでした。
小学生から初老の男女まで、みな熱くなって一生懸命に踊っていたのが伝わってきましたよう。
日本人の元気の源(みなもと)を感じて、僕も元気をもらいました。
「かずら連」の解説で踊る人の浴衣のすそに描かれていた“かずら橋”を見て急に思い出が鮮明に蘇(よみがえ)りました。
あああア〜、なつかしい!
30年前に訪れた祖谷川(いやがわ)に沿ったカーブの多い一車線の道は忘れられない。
まかり間違えば、祖谷渓谷に落ちて死にそうなスリルを感じてゾクゾクとしたものでした。
世界に飛び出す前に、まだ行ったことのない四国に行ってみたい。
そう思って選んだ場所が“かずら橋”でした。
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秋には紅葉の景色が見事だと聞いていたけれど、行ったのは確か夏休みだったと思う。
紅葉には記憶がない!
弘法大師が祖谷に来たとき困っている村民のために架けたと言う伝説。
平家の落人(おちうど)がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛(かずら)を使って作ったと言う伝説もある。
歴史馬鹿の僕は、そういう伝説に惹かれて行ってみたのでした。
とにかく、クネクネと曲がりくねった一車線から深い渓谷を観ながら、運転を間違えば、谷底へ落ちて死んでしまうような恐怖を味わいながら橋まで行ったスリルが未だに忘れられませんよう。
しかも、山野に自生するシラクチカズラで編まれた吊り橋は、全長45m、水面からの高さ14m。
歩くたびにユラユラと揺れてスリル満点。
渡し木と渡し木のすき間から見える渓谷の美しさもスリル満点。
ゾクゾクしました。
400年も続く伝統の阿波踊りが、洗練され、躍動的な現代の踊りになって観る僕の“日本人の血”を沸かせた!
そして、僕は祖谷渓谷に落ちて死ぬかもしれない、あのゾクゾクとするスリルを改めて思い出したものでした。
残念ながら、阿波踊りをまだ現地で観たことがない。
でも、テレビ画面の中に日本人の原点を見たようで、本当に元気をもらいました。
400年の伝統・鍛え抜かれた技と美。
そうだよね。
日本と日本人は、やっぱり素晴らしいと思いましたよう。
でも、現在の日本は歪(ゆが)められている。
病(や)んでいる。
テレビを見ていても悲惨なニュースは後を絶ってないよね!
自殺者は1年に3万人以上!
(すぐ下のページへ続く)