麻布散歩(PART 4 OF 4)
後方の山の中腹に見えるのが British Proprties 地区です。
このような山の中腹に高級住宅が建っているのですか?
そうですよ。 次のような感じの家がたくさん建っています。
あらっ。。。素敵ですわねぇ〜。。。私もこのような所に住みたいですわ。
子供が大きくなって手がかからなくなったら、またバンクーバーにやって来てくださいよ。
つまり、麻布の高台の高級住宅を建てたのはイギリス人に見習ったというのですか?
そうですよ。
でも、ウィキペディアの説明には「1859年にアメリカ公使館が善福寺に置かれる」と書いてありますわ。 イギリス公使館ではありません。
その通りです。 だけど、当時はアメリカじゃなくイギリスが世界をリードしていたのですよ。 しかも、かつてはアメリカもイギリスの植民地だった。 今でも WASP と言われる人々がアメリカの政治・文化の主流を占めているけれど、この WASP は White Anglo-Saxon Protestant の頭文字をとった略語で「白人で英国人の祖先を持った新教徒」という意味です。 つまり、英国とは切っても切れない縁がある。 要するに、アメリカ人の大使や公使になる人たちは英国人を見習っていた。 それで高台に住居を求めたわけです。
つまり、当時の日本人も文明開化で英国人やアメリカ人のやることを真似したのですか?
その通りですよ。 「鹿鳴館時代」と呼ばれた時期があった。 何から何でも西洋の真似をして毎晩のように外国人を招いて鹿鳴館でパーティーを催(もよお)した。
鹿鳴館
もちろん、明治政府が先頭に立って文化的にも西洋に追いつこうとした。 でも、イギリスの新聞などには「日本人が盛んに猿真似して西洋の仲間入りしようとしている」なんて書かれたりした。
日本人が麻布の高台に高級住宅を建てるのも、その猿真似だったのですか?
そうですよ。 庶民は不便な高台などに家など建てたくなかったから、「官員さん」と呼ばれていた明治政府の高級官僚が英国人の真似をして麻布の高台に家を建てた。 それが麻布の高級住宅地の始まりですよ。
舶来グルメも、元をただせば明治時代の文明開化の名残(なごり)なのかしら?
そうです。 だから、あまり“西洋!西洋!”と言うのも考えものですよ。 日本にも素晴らしいものがたくさんありますからね。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ~。。。
確かにそうでござ〜♪〜ますわ。
あたくしなどは、ずいぶん若い頃から日本の古典に親しんでおりますのよ。
舶来グルメもよろしいですけれど、
あたくしは、やっぱり日本の古典に惹かれたのでござ〜♪〜ます。
それで、同性として紫式部さんに憧れたのですわ。
現在、京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義しているのです。
でも、あまりにも日本の古典に熱中していましたものですから、
素晴らしいボーイフレンドを見つける暇がありませんでしたの。
たぶん最近の若い男性は純日本風のあたくしのような女よりも
コスプレに現(うつつ)を抜かしているミーハーの女のこの方がいいのかもしれませんわ。
うふふふふふ。。。
とにかく、また、あさってが面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
ためになる関連記事
■ 『きれいになったと感じさせる
下着・ランジェリーを見つけませんか?』
■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』
■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』
■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に
別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』
■ 『バンクーバーの寒中水泳』
■ 『今すぐに役立つホットな情報』
■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』
■『夢とロマンの横浜散歩』
■『愛とロマンの小包』
■『下つきだねって言われて…』
■『銀幕の愛』
■『パリの空の下で』
■『夢の中華パン』
こんにちは。ジューンです。
春はもうそこまで来ています。
あなたの地方ではまだ雪が残っていますか?
ところで、バレンタインデーは過ぎてしまいましたが
3月14日はホワイトデーです。
たまたま日本の英和辞典を引いたらば
次のように出ていました。
Valentine
?男の名前; 聖ヴァレンチノ (3世紀ローマのキリスト教殉教者)
?ヴァレンチノ祭に選んだ恋人; 同日異性に送るカード・手紙・贈り物など
St. Valantine's Day
聖ヴァレンチノ祭(2月14日)に恋人同士が贈り物・手紙などを交換する風習がある。
三省堂『最新コンサイス英和辞典』より
そうなのですわ。
2月14日には男女にかかわらず
恋人同士が贈り物や手紙を交換する
習慣があるのですわ。
日本では3月14日がホワイトデーです。
バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、
そのお返しにホワイトチョコレートなどを女性へ贈ります。
でも、この習慣は日本・韓国・台湾・中国の一部など
東アジア特有のものです。
欧米ではこういった習慣はありません。
なぜなら、バレンタインデーに恋人同士が
贈り物や手紙を交換するからです。
わたしはデンマンさんにGODIVAの
チョコレートを上げようとしたのです。
そうしたらロブソンストリートのGODIVAのお店が
無くなっていたのですわ。
仕方ないのでピカチューのお弁当を作って
デンマンさんにプレゼントしたのですわ。
ええっ。。。デンマンさんはどのようなプレゼントを
くれたのかってぇ〜?
それが、次のようなホットパンツだったのですわ。
うふふふふふ。。。
ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。
寒さを笑って吹き飛ばしたかったら
ぜひ読んでみてくださいね。
■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。