畳の上の水練(PART 4 OF 4)
読んだのだったら笠原さんの本まど無視してくださいよ!
あのあァ〜、そのように言う事からも、オマエが極めて人生経験が乏しいことが垣間見えるのだよ!
デンマンさんは、オイラを批判するほど人生経験があると自惚(うぬぼ)れているのですか?
人生の半分以上を海外で暮らしているから僕の人生経験がオマエの人生経験よりも2倍もある!なんて事を僕は言うつもりは無い。 でもなァ、半年以上海外で暮らした経験の無いオマエと比べれば僕は海外でさまざまな考え方や独断と偏見を持っているたくさんの人間に出会っている。 この程度の事はオマエにも理解ができると思うんだよ。
だから、どうだと言うのですか?
あのねぇ、これまでの僕の人生経験から、はっきりと言える事は、完璧な人間などこの世界には存在しないと言う事だよ。
オイラだってぇそんな事ぐらい分かっていますよ。
だったら笠原さんに問題があっても人間として当然のことだよ。 要は、同じ間違いを2度としないということだよ。 笠原さんは自分の間違いを謙虚に認めて次のように書いていた。
問題の写真は、私がスタンフォード大学フーバー研究所東アジア文庫で閲覧した『日寇暴行実録』(国民政府軍事委員会政治部、1939年)にあった写真を「日本兵に拉致される江南地方の中国人女性たち」というキャプションをつけて掲載したものだった。 章扉写真なので本文とは関係なかった。 中国語の原文には、「日本軍司令部に護送され、凌辱され、輪姦され、殺害された」という後半の文章があったがそれは翻訳しなかった。 その写真の原典は、『アサヒグラフ』(1937年11月10日号)に「硝煙下の桃源郷---江南の『日の丸部落』」と題して掲載された、上海の宝山県の一農村を日本軍が守る「日の丸部落」があり、「日本兵に守られて女性が野良仕事から部落へ帰る」という、キャプションがつけられたものであった。
『日寇暴行実録』の写真が『アサヒグラフ』で「悪用」されたんものであったことに気がつかずに掲載したのは、私の「写真史料批判」が不足したゆえのミスだったので、「新書『南京事件』の掲載写真について」(『図書』岩波書店、1998年4月号)を発表し、読者ならびに関係者に謝罪し、誤りを指摘してくれた秦(郁彦)に謝意を表した。
211 - 212ページ 『南京事件論争史』
著者: 笠原十九司
2007年12月10日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 平凡社
。。。で、笠原さんの間違いは許されても東中野先生の間違いは許されないとデンマンさんは信じ込んでいるのですか?
あのなァ、東中野さんの間違いは研究者・学者以前の。。。つまり、人間の尊厳の問題。。。倫理の問題にまで深く喰い込んでいる。 単なるミスではないのだよ。 一人の女性の心に大きな傷を与えてしまった。 しかも判決文では「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、学問研究の成果というに値しない」と言い切っている。
でも、人間は完璧な人など居ないとデンマンさんは言ったばかりではありませんか! 笠原さんのミスは大目に見るのに東中野先生のミスは許せないのですか?
あのさァ。。。裁判官までが学問研究の成果に値しないと言ってるんだよ! しかも、東中野さんを裁判にかけるほどの精神的な苦痛を夏淑琴さんは強(し)いられた。 単なるミスではない! 一人の人間の存在さえ否定するような致命的な悪意のある間違いを犯している。 しかし、東中野さんのミスは英語のできる中学生だって間違いをしないような初歩的な過ちだった。
それ程初歩的ですか?
あのなァ〜、だから、僕はオマエの人生経験を疑うのだよ。 しかも、オマエは本の中で次のように書いている。
亜細亜大学教授・東中野修道(おさみち)氏の欧米の第一次史料を徹底的に研究し、『「南京虐殺」の徹底検証』(展転社)で、「『南京虐殺』を証明し得る公式記録、即ち歴史学で言う一等史料、二等史料、三等史料が、ひとつもない」
という重大な結論を発表しました。
ニセ写真のケースなどに顕著ですが、「南京虐殺」の証拠として提示されているのは、すべて資料作成者の明らかでない「四等史料」と、いかなる基準で作成されたのかわからない「五等史料」であり、それらを歴史叙述の根拠とすることは事実無根の宣伝(プロパガンダ)である、という結論です。
(注: 赤字はデンマンが強調)
195ページ 『「個と公」論』
著者: 小林よしのり
2000年5月10日 第2刷発行
発行所: 株式会社 幻冬舎
あのなァ、東中野さんには欧米の第一次史料を徹底的に研究するだけの語学力がない。 まず、語学力を身につけることこそが先決だよ! 東中野さんの語学力は日本の中学生レベル、良くても高校生レベルだよ。 これまでに東中野さんが欧米で半年以上暮らしたことが無いと言う事が語学力を見ればすぐに分かる。 bayoneted を「銃剣で突き殺した」と訳すのは、うっかり間違えるということがあるかもしれない。 しかし、海外生活が無くても語学力があって定冠詞の意味や使用法を知っていれば文脈(context)から8歳の少女が死んでいないことが理解できる。 だから、bayoneted は「銃剣で突き刺されて傷ついた」という訳になることが理解できる。 もし、北米でアメリカ人やカナダ人と間で英語を使って半年暮らせば、定冠詞の意味や使い方を経験を通して理解できるようになる。
北米で半年以上生活すると、なぜ理解できるのですか?
なぜなら、知らなかったらコミュニケーションがうまくゆかずに、まごつく場面に直面する。 つまり、実際に死んでない女の子が死んだと理解したら会話がうまく成り立たない。 相手からその間違いを指摘されることになる。 それが海外経験というものだよ! そのような愚かな?あるいは苦い経験をすることによって定冠詞の意味や使い方を間違いから学ぶことになる。 経験が大切だということは、こう言う事だよ!
つまり、東中野先生の語学力では欧米の第一次史料を徹底的に研究することは無理だとデンマンさんは主張するのですか?
いや。。。僕が主張しなくても、すでに判決文の中で言い尽くされている! 残念ながら東中野さんは畳の上の水練しかやらずに海に入って泳ごうとした。 それで裁判所で溺れてしまったのだよ。 つまり、経験不足ということだね。
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。
デンマンさんは言いたい放題のことを言ってますよね。
ところで、あなたは小林よしのりさんが書いた『戦争論』を読みましたか?
デンマンさんが取り上げた『「個と公」論』も読みましたか?
『戦争論』は65万部売れたのですって。。。
出版されたのは、もう10年以上も前のことですから、現在までにはもっと売れているもしれません。
かなり話題になりましたよね。
あなたは大東亜戦争を肯定しますか?
戦争が正義か?
平和が正義か?
考えてみたことがありますか?
とにかく、また、あさってが面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
わたしもデンマンさんに薦められて
『「個と公」論』を読んでみましたわ。
インタビュー形式で対談のようになっています。
マンガは全く描いてありません。
言葉を惜しみなく駆使した実験だそうです。
インタビュアーが「時浦兼」という人物なんですね。
同書の403ページに書いてあります。
でも、「時浦兼」という人物が実在したとしても
二人の会話がそのまま活字になったのではないと
わたしは思います。
2ちゃんねる流に言えば「自作自演」ですよね。
良くてインタビューに見せかけた「創作」だと思います。
デンマンさんのこれまでの記事を読めば
分かると思いますけれど、
上の記事はデンマンさんの「自作自演」です。
マンガ家の「オマエ」と「僕」はデンマンさんが
一人で二役を演じています。
つまり、「創作」です。
ただし、記事で引用した本の内容は
小林よしのりさんが書いたそのものを引用しています。
誤解がないように老婆心から申し上げました。
ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。
楽しいから、ぜひ読んでみてくださいね。
■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。