酒と女 (PART 1)
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わたしのお酒
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のどの渇きをいやすビールからはじまることがおおい。
晩飯の前にはなるべく水分をとらず、砂漠に水が浸みていくような快感を楽しむ。
ビールは最初の一杯のための酒である。
ほろ酔い気分になるまでビールを飲むとなると、呑み助のわたしにとって相当な量が必要だし、それだけ飲んだら腹がふくれて、胃袋に料理を入れるスペースがなくなってしまう。
缶ビールを半分飲んで、残りは女房に渡す。
つぎは、日本酒かワインの出番である。
どちらを飲むかは、料理によってきまる。
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おでんや鍋物のときは燗酒で始終するが、日本酒とワインの両方を飲むこともおおい。
まず酢の物や刺身を冷たい日本酒で食べ、つぎに洋風や中華風の肉料理には赤ワインを飲むといった具合である。
ワイン一本飲みつくすのは、晩酌にはいささかおおすぎる。
3分の2くらい空けて、残りは次の晩にとっておく。
相性のよい酒を発見していないのがカレー料理である。
禁酒をまもるヒンドゥー教徒やイスラーム教徒のあいだで発達した料理なので、もともとカレーに合う酒はないのかもしれない。
カレー料理のときは薄いウイスキーの水割りを飲んだりするが、いまひとつだ。
無理して酒を飲むこともないだろう、カレーを食べるときは水を飲めといわれるかもしれない。
しかし、酒なしで食事をしたら損をしたような気になるのが、飲んべえというものである。
(赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真とイラストはデンマン・ライブラリーより)
158-159ページ 『ニッポンの食卓』
著者: 石毛直道
2006年3月20日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 平凡社
デンマンさん。。。お酒の飲めないあんさんが、どないなわけで「わたしのお酒」などを引用しやはったん?
酒なしで食事をしたら損をしたような気になるのが、飲んべえというものであるという箇所を読んでな、そういうものかと思うたのやがなァ。 わては、酒が飲めへんさかいに、食事の時に酒が無くても全く気にもならんし、損をした気にもならへん。
でも、お酒の無い人生って、クリープの入らないコーヒーのようなものですやん。
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そうやァ。。。酒飲みには、めれちゃんのような事を言う人がようけい居(お)るねん。 でもなァ、酒で身を滅ぼす人だって居るのやでぇ〜。
「アル中」の事ですかァ〜?
そうやがなァ。。。「酒は百薬の長」と言うけれど、ほどほどにしておかんと身を滅ぼす事になるねん。 つまり、酒は「両刃の剣」やがなァ。。。使い方を知らんと我が身を刺すことにもなるのやないかいなァ。
そやけど、お酒を飲めない事によって得るものも得られん事もあるのとちゃいますのォ〜?
たとえば。。。?
お酒のお付き合いですやん。。。お酒が入って打ち解けて、それで気心が知れて会社や学校では得られんお友達を得られるようになるかも知れへん。
確かに、そないな事もあるやろなァ〜。。。そう言えば、めれちゃんがかつて書いていたエピソードを思い出したわ。
わたしがどないな事を書いていたと、あんさんは言わはるのォ〜?
ここに書き出すよってに読んでみたらええやん。
赤ちょうちん
2007-04-14 16:10
あいかわらず、突然ひとりで飲みに行く
一匹オオカミヽ(´ー`)ノプッ
れんげであります。
最近お気に入りのお店を見つけました。
海のものが大好きなわたしには、
とてもうれしいお店なのです!!
お造りが新鮮で、安くてうまい〜!
ママさんの料理が、絶妙すぎる〜!
お酒もなんだか、通なものがある〜!
こんなにうまいのに、なんでこんなに
安いのーーー??
先日、夜中にふらりと来店すると、
時間も遅かったせいか、
お客さんは、三人だけでした。
全員、リタイアされて悠々自適といった感じの、お兄様がたでした。
で、わたしは隅っこにすわって、
お造り、天ぷらなどをいただきながら、
ビール→焼酎へと進んでいきました。
静かーに。
しかし、かなり気持ちよく。
そこで!
「お姉ーーーーっ!!」の声が。
ママさんを見ても、何も反応なしなので、
…わたしを呼んでいるのか?と思い、
声の主を見ると、白髪がステキなお兄様が、
立ち上がってわたしを見ながら、
ニコニコしていらっしゃいました。
そして…
休み前とは言え、明け方近くまで
お兄様たちとの愉快な時間…
話題は政治、歴史からはじまって、
ちょっとアダルトー♪なものまで。
ただでさえ、話好きなわたしは、
お酒を飲むと、スーパーエンターテナーへと
ヘンシーン!!します。
しかし…
お店には閉店時間ってものがあります。
ママさんは、相当飲んでおられるお兄様に、
「もうやめときっ!!」と、一喝。
ママさんに甘えるお兄様には、
「それはもう聞いたっちゅーねん!!」
と、愛のムチです。
さすがのわたしも、ママさんの苦労を
感じとったので、お兄様たちには、
「もう眠なったし、帰りますわー。」と、
ママさんには、
「ごちそうさまでした!また来ますね!」
そう言って、明け方の道へと…
ホントにいいお店なんですよ。
てくてく歩いて行ける場所だし。
ママさんは、女の生きる道を教えてくれます。
彼女の賢明さには、これまでの苦労を物語っているような印象を感じます。
本当の気持ちで、わたしにアドバイスをしてくれる方なのです。
…お菓子ボリボリしながら、テレビを見ていらっしゃいますが…。
なんと言っても、うざいナンパ野郎がいないのがイイ!!
そんな感じで、今夜も行ってしまいそうな、
れんげであります。
ははははははは。
by れんげ
『れんげ、大いに語る!』より
『いきいきのびのび小百合さん』に掲載
(2007年11月30日)
これは、わたしではのうてレンゲさんが書きはったものですやん。
レンゲさんは、めれちゃんの分身のようなものやないかいなァ。 めれちゃんも同じような事を言うていたのやでぇ〜。
お造り、天ぷらなどをいただきながら、
ビール→焼酎へと進んでいきました。
静かーに。
しかし、かなり気持ちよく。
この部分を読むとレンゲさんもかなりの呑み助だという事が判るねん。 めれちゃんも、こないにお造り、天ぷらなどをいただきながら、ビール→焼酎へと進んでいきよるのやろう?
そうですう。 うふふふふふ。。。
確かに、酒はコミュニケーションの潤滑油になるかも知れへん。 でもなァ、レンゲさんも書いているようにうざいナンパ野郎が居(お)って、せっかく楽しい気分で飲もうと思うているのに、嫌な思いをして帰ってくることだってあるのやろう?
そうですねん。
要は、酒が入ろうが酒が無かろうがコミュニケーションには、あまり関係ないねん。
その根拠でもありますのォ〜?
もちろん、ありますがなァ〜。。。かつて、小百合さんが次のように書いていたのやァ。 読んでみィ〜なァ。
(すぐ下のページへ続く)