すはま(PART 2)
関東地方では縁起を担ぎ「寿甘」という字をあてたり紅白のすあまを詰め合わせて、祝い事の席で配る習慣がある、と書いてあるのですよ。 もしかして、小百合さんは「すあま」のことを「すはま」と書いたんじゃないの?
いいえ。。。子供の頃から「すはま」は「すはま」ですわ。 思い違いなどではないですわ。
上新粉(うるち米の粉)を湯でこねて蒸し、
砂糖を加えて熱いうちにつきあげて作る。
上新粉のモチモチとした弾力の食感と、
餡などを入れない控えめの甘さが特徴。
巻きすで巻いて凹凸のある
蒲鉾のようなきれいな形に整える。
これならば僕は食べたことがある。 お供えの丸い紅白の餅と違って、確かに表面に凹凸のある蒲鉾のような形をしていたのですよ。 でも、僕のお袋は「すはま」とも「すあま」とも言わず、ただ“このオモチたべな”と言ったように思うのですよ。
あらっ。。。デンマンさんのお母さんは「すはま」も「すあま」も“オモチ”と言っていたのですか?
そのようですよ。 僕はお袋が「すはま」と言ったのも「すあま」と言ったのも聞いたことがない。
私も上の説明を読んで意外でしたわ。 「すはま」は大豆、青豆を煎って挽いた州浜粉に砂糖と水飴を加えてよく練りあわせた和菓子と書いてありますよね。 もち米を使ってないので、これではオモチと言うより甘い和菓子ですものね。
そうでしょう。 「すあま」はもち米を使って水飴などを入れないで控えめの甘さなのですよ。 確かに僕の記憶している「表面に凹凸のある蒲鉾のような形」のモチは、モチモチしていたけれど控えめの甘さでした。 子供心に甘さが足りないと思ったものですよ。
そうですわね。 言われてみると「すはま」ではなくて「すあま」のようですわ。 でも、私の地方では「表面に凹凸のある蒲鉾のような形」のオモチも「すはま」と呼ぶのですわ。
小百合さんの家と親類だけがそう思い込んでいるのじゃないの?
まさか。。。?
小百合さんも近所の人に尋ねて確かめてくださいよ。
つまり、この事が言いたくて「すはま」を話題にしたのですか?
いや。。。それだけではないのですよ。 手作りのクッキーにも目が留(と)まった。
父の好きだった、ビールや どらやき りんご 赤飯
手ずくりしたクッキー、すはま(ピンクのもち)を備えて
しばらく一緒に冷たい風の中にいたのです。
手ずくりのクッキーをお父さんのお墓に供えるところが小百合さんらしくていいですよ。
そうですか?
心のぬくもりが伝わるようじゃありませんか。。。そう言えば、去年の11月に帰省した時、小百合さんと大長寺の大仏様の前で会って、白いテーブルに座って話した時にも手作りの「チーズ入りマフィン」を持ってきてくれましたよね。
あらっ。。。よく覚えていますわね?
だから、上のメールを読み返して手ずくりしたクッキーから思い出したのですよ。
Subj:小百合さん、おはよう!
ブルックリンでマリアさんが焼いた
ベーグルを食べた気分になりましたか?
きゃはははは…
■『ブルックリン、こんにちは!』
(2010年12月11日)
From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 10/12/2010 5:12:43 PM
Pacific Standard Time
日本時間:12月11日(土)午前10時12分
はい。。。小百合さんがベーグルが食べたいだろうと思って、僕はマリアさんのアパートに案内したのでした。
きゃはははは。。。
小百合さんもゆっくりと読んでみてね。
■『ブルックリン、こんにちは! (2010年12月11日)』
小百合さんも2008年5月のメールを懐かしく読んだでしょう?!
はい 久しぶりに光が入って来ない
状態にして、眠ったら さっき起きました。
真っ暗な状態で何時なのかも わからず
子供みたいに寝坊して怒られるから、
カーテンだけで寝てましたが。
気持ちイー くらい時差ぼけです。
オタワの件 早いのはいいけど、内容はどうですか?
デンマンさんが送った書類を見てないわけですか?
コーヒー飲んで 来ます。
ベーグル食べたい
ベーグル ベーグル。。。
小百合より
2008/05/04 04:03 (ロンドン時間)
日本時間:5月4日 午後0時3分
バンクーバー時間:5月3日 午後8時3分
『ベーグルとロマン (2008年5月18日)』より
最近、小百合さんはベーグルを飽きるほど食べましたか?
ベーグルと言えば熊谷駅の駅中のフランスパン屋でベーグルを買って食べたけれど、日本の物価は高くなったもんだね。
一個が150円だったよ。
ビックリ!
すぐそこのデンマンモールのジョーのスーパーマ-ケットでは一個が40円ですよ。
しかも一回り大きい感じです。
味はほとんど変わらない。
為替レートの関係でカナダのバンクーバーでは日本円に換算するとベーグルが4分の1の価格で食べられるということだよね。
うししししし。。。
ベーグルで思い出したけれど、
小百合さんがチーズ入りのマフィンを焼いて大長寺の白いテーブルまで持ってきてくれたんだよね。
あのマフィンを実家に持ち帰ってお袋に食べさせたのだけれど、子供のように喜んで食べていましたよう。
きゃはははは。。。
今日の小百合物語はマフィンについて書こうと思いますよ。
小百合さんも軽井沢タリアセン夫人になりきってベーグルを焼いて好きなだけ食べてね。
じゃあね。
『軽井沢礼讃(2010年12月13日)』より
デンマンさん。。。私が焼いたチーズ入りのマフィンをお母さんが食べられたのですか?
そうなのですよう。。。小百合さんが焼いたと言ったら、子供のように喜んで食べていましたよ。
マジで。。。?
もちろん、ウソでも社交辞令でもありません。 旨そうに食べていましたよう。 上のメールを読みながら僕はうれしそうに食べている母親の表情を思い出しました。
「チーズ入りマフィン」がそれ程珍しかったのですか?
いや。。。そうではありません。 小百合さんの心のぬくもりを感じたのですよ。 うししししし。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ〜。。。
手作りのクッキーぐらい、あたくしだって作れますわよ。
でも、デンマンさんは信用してくれなかったのでござ〜♪〜ますわ。
どうしてかってぇ〜?
デンマンさんは次のようにおっしゃったのですわ。
「だって明治製菓の箱に入ってるじゃないの?」
あたくしが中に入っていたクッキーを全部食べて
空箱になった中へ手作りのクッキーを入れたのですわ。
「でも、買ったのとまったく変わりがないじゃん!」
だから、見分けがつかない程に、あたくしはクッキーを作るのが上手なのですわ。
でも、デンマンさんは全く信用してくれなかったのです。
あまりにも上手すぎると信用してもらえないのですわよね。
これからは素人っぽく作りますわ。
うふふふふふ。。。
とにかく次回も面白くなりそうですわ。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。
ィ〜ハァ〜♪〜!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
バレンタインデーに、わたしはデンマンさんにGODIVAの
チョコレートを上げようとしたのです。
そうしたらロブソンストリートのGODIVAのお店が
無くなっていたのですわ。
仕方ないのでピカチューのお弁当を作って
デンマンさんにプレゼントしたのです。
これにはデンマンさんが目を丸くして驚いていましたわ。
よっぽどわたしが料理が下手だと思っていたのです。
まったく見下されていたのですわ。
ええっ。。。デンマンさんはどのようなプレゼントを
お返しにくれたのかってぇ〜?
それが、次のようなホットパンツだったのですわ。
うふふふふふ。。。
ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。
楽しいですから、ぜひ読んでみてくださいね。
■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。