夏時間と創作料理(PART 1 OF 3)
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Subj:小百合さん、こんにちは!
バンクーバーは春と言うよりも、
まだまだ冬が足踏みしていますよ。
From: denman@infoseek.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 11/03/2012 8:57:50 PM
Pacific Daylight Saving Time
(日本時間: 3月12日午後0:57分)
2012年3月11日午後5時40分
小百合さん元気ですか?
山の家の八重桜は咲き始めましたか?
バンクーバーは春と言うよりも、まだまだ冬が足踏みしていますよ。
雪こそ降っていませんが気温は日中でも7度までしか上がりません。
ところで、バレンタインの小包の中に入っていた物を一つ一つ味をかみ締めながら食べました。
最後に残ったのが Tokyo Girls Collection ライチ香料使用 Meiji XYLISH というチューインガムです。
なんかキャンペーンをやってるらしいよ。
http://xytgc.jp をチェック!と書いてあります。
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今、箱の中から一粒取り出して口に入れ、ゆっくりと噛みながらこのメールを書いてます。
きゃははははは。。。
旭松食品(株)の「生みそずい ほうれん草のおみそ汁」は去年か一昨年の小包にも入っていたように思うけど、日本の味噌汁の味わいが懐かしく、僕の鼻孔をくすぐりましたよ。
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今回の小包の中で最も印象に残ったのは、何と言っても はごろもフーズ(株)の「かつおの旨みとわさびの香りふりかけ」でした。
味かつお、わさび、焼もみのり、昆布をブレンド。
味かつお、のり、昆布の旨みがわさびの香りを引き立てます。
うん、うん、うん。。。、その通りでしたよ。
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炊き立てのご飯に、このフリカケをかけて、「生みそずい ほうれん草のおみそ汁」で食べる朝食は、バレンタインの小包に込められた小百合さんの心のぬくもりがさらに味を引き立てたのでした。
うししししし。。。
ニューヨークの自由の女神にも食べさせてあげたいです。
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そう言う訳で、フリカケと「ほうれん草のおみそ汁」がなくなるまで、毎朝、至福の食事を楽しんだのでした。
小百合さん、ありがとう!
素朴でしかも温かみのある日本の味を久しぶりに満喫したのでした。
今年の秋、帰省したら栃木市の油伝商店で、素朴で味がビミョーな味噌田楽を僕がごちそうしますよ。
小百合さんと一緒に食べればニューヨークの自由の女神も幸せな気分になると思うのです。
きゃはははは。。。
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では、小百合さんもミント・タブレットを口に含んで、ルンルン気分で栃木の田んぼ道をスキップしながら田園生活を楽しんでくださいね。
じゃあね。
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追伸:
今日から夏時間ですよ。
まだ冬が足踏みしているのに、時間だけは夏時間にするのです。
今朝の午前2時になると1時間、時計の針を進ませるのです。
つまり、瞬間に午前2時が午前3時になります。
眠っている人はいつもよりも1時間寝たりないで起きる事になります。
10月下旬になると、この逆ですよ。
午前2時に時計の針を1時間戻します。
午前2時が瞬間に午前1時に逆戻りします。
そして、もう一度午前2時をやり直すのですよ。 きゃははははは。。。
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もし、この時、夜行列車に乗っている人はどうなるのか?
僕の先輩がオタワからトロントに向かう夜行列車に乗ったと言うのですよ。
午前2時にどうなったと思いますか?
夜行列車は、その場に止まったというのですよ。
もう一度午前2時が来るまで乗客は文句も言わずに、じっと待っていたと言うのです。
カナダ国民はのんびりとしているのですよね。
やっぱり、国が広いからでしょう!?
僕がこの事をオヤジに話したら、日本でも、一度だけ夏時間を採用したことがあるのだそうですよ。
昭和24年か25年ごろだったとか。。。
日本では夜行列車に乗っている人から文句が出たんでしょうね。
真夜中に1時間も待たされるのでは、馬鹿馬鹿しくて乗ってられませんよね。
きゃははははは。。。
それで、日本人は夏時間を採用しなかったそうです。
うん、うん、うん。。。その気持ち理解できますう。
デンマンさん。。。パソコンに表示される時間も夏時間に変えるのですか?
いや。。。変える必要はないのです。 バンクーバーでウィンドーズXP を使っていると最初に設定すると自動的に夏時間に変わるのですよ。
それにしても夏時間が終わる時に夜行列車が午前2時に1時間停車するというのは面白いですね。
笑えますよ。 でも、考えてみれば午前2時だから眠る以外に他にすることがないわけだから、特に問題がありませんよ。
夏時間になる時には1時間時計を進めるわけでしょう?
そうです。
忘れて時計を進めないでいると、定刻の午前8時に出社したつもりでも、会社の時計は午前9時だから1時間遅刻しますわね。
そうです。 だから、そういう事のないように夏時間や標準時間に戻る時には、必ず日曜日の午前2時に時間を変えるのですよ。 そうすれば日曜日の朝目覚めてから、月曜日の朝、出勤するまでには、夏時間になったことが判るから、遅刻するようなことはまずないですよ。
。。。で、夏時間になるとデンマンさんは創作料理を作るのですか?
いや。。。別に夏時間になったからって創作料理を作らなければならないという法律はありませんよ。
だったら、どうして「夏時間と創作料理」というタイトルにしたのですか?
実は、夕べ『ニッポンの食卓』を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。
創作料理
「創作料理」を売り物にする料理店がおおくなった。
洋風創作料理、中華風創作料理など、さまざまであるが、和風をベースにした創作料理の店がおおい。
日本料理を基礎にして、外国料理の食材や技術をとりいれたのが、和風創作料理というもののようだ。
生野菜のうえに刺身を並べ、おろしワサビ、薄口醤油、レモン果汁、オリーブ油でつくったドレッシングをかけ、洋皿に盛る「海鮮サラダ」は、和洋をミックスした和風創作料理の例である。
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いま、世界の高級レストランでは、料理の国際交流がさかんである。
意欲的な料理長たちは、外国料理にヒントを得て、あたらしい自国料理を創出しようと試みる。
フランスで流行した新フランス料理(ヌーベル・キュイジーン)には、日本の懐石料理が影響をあたえたといわれる。
イギリスの高級レストランでは、モダン・ブリティッシュ料理といわれるものが流行している。
ハーブやオリーブ油をよく使う地中海の料理や、アフリカや東南アジアのエスニック料理をとりいれて、伝統的なイギリス料理を活性化しようとしているのだ。
日本での創作料理の店は高級レストランにかぎらない。
創作料理の看板をかかげた居酒屋もある。
あたらしい味覚を手軽に試せるのはありがたいが、当たり、はずれがおおきい。
伝統料理の基礎をしっかり身につかえたうえで、創作してもらいたい。
さもないと、たんなる思いつき料理にとどまり、わたしの「でたらめ料理」とたいして変わらないことになる。
(赤字はデンマンが強調のため。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
132-133ページ 『ニッポンの食卓』
著者: 石毛直道
2006年3月20日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 平凡社
デンマンさんも手料理が趣味なのですか?
いや。。。手料理が趣味というほどではありませんよ。 それに料理が特に好きだというわけでもない。
それなのに、どうして上の文章を引用したのですか?
僕にとって創作料理というのは、創作するというよりも、充分な材料がないので、何とか有り合わせの物でカレーならカレーを作ってしまおうという、言わば「臨機応変料理」のことなんですよ。
もしかして、デンマンさんが創作料理と言っていた「ラヴィオリ・カレー」も「臨機応変料理」だったのですか?
そうですよ。 それにしても小百合さんは「ラヴィオリ・カレー」のことをよく覚えていますねぇ〜。。。
覚えていますわよう。 デンマンさんが、わざわざバンクーバーでラヴィオリの缶詰を買い、ロンググレインのお米まで日本へ持ってきて、私の山小屋で作ってくれたのですもの。
う〜♪〜ん。。。そうでしたねぇ〜。 そんなことがありました。。。懐かしいですよ。
[541] Re:デンマンが記事を書くための作業部屋
(画像リスト その5)
Name: 小百合 (HOME) E-MAIL
Date: 2008/10/29 08:20
日本時間:10月30日午前0時20分
今朝 起きてみると もうデンマンさんは
バンクーバー空港で搭乗手続きを済ました頃
夕方には 成田ですね。
『RE:デンマンの作業部屋』より
バンクーバー空港から飛び立ったのは現地時間で10月28日の午後0時55分でした。
(日本時間では10月29日の午前4時55分)
小百合さんがこの投稿を書いている8時20分には僕はすでに機上の人でした。
飛び立ってから4時間半が過ぎた頃というと
僕は機内で出された昼食ビーフディナーを食べ終えて、リモコンを操作して前座席の背についている画面でNHKの『そのとき歴史は動いた』の後北条氏5代の小田原地方国家100年の歴史を観ている最中でした。
うん、うん、うん。。。
そうなのですよう。
たまたま僕の祖先の事を番組でやっていたのですよう。
もしかすると小百合さんの祖先も、この後北条氏一族と関係があるかも知れないのですよう。
この事については、すでに記事に書きました。
小百合さんと僕が運命の糸で結ばれていたと言う事をくどくどと書いたのですよう。
僕が小百合さんと再々会を果たす飛行機の中で後北条氏の番組を見るのも何かの因縁かもしれません。
袖触れ合うも他生の縁
小百合さんも次のリンクをクリックして読めば、
改めて僕との“他生の縁”を感じるかもしれません。
うへへへへ。。。
■『愛とロマンと昔話』
(2008年9月11日)
しかも、この因縁話には続編があるのですよう。
それが今朝、ネットカフェ・漫画喫茶「ミルミル」にやって来る途中に起こった事です。
すぐ後に書きますね。
2時間位ですか? 高速バス?
夜には お母さんに会えてますねー。
「はい おかえりなさい」
今日のハリの具合にも よりますが 明日 軽井沢に行きます。
greenok にメールしたよ。
レンゲさんが迎えに来ていない時には
空港第2ターミナルから京成スカイライナーで日暮里まで行って、そこから上野駅へ行きます。
僕はカナダからの土産は普通買わないのですよう。
今回は特別にカナダ土産を小百合さんのために持ってきたのです。
カリフォルニアで作られている“札幌ラーメン”まで持ってきてしまいました。
(デンマン注: これは日本製の札幌ラーメン!)
袋に漢字で“札幌”と書いてあるのを見て
僕はてっきり日本で作られたのかと思っていたけれど、良く見たらカリフォル二アで製造されたのですよう。
つまり、“逆輸入”の札幌ラーメンは小百合さんにウケルだろうと思ったのですよう。
うしししし。。。
そう言う訳で、小百合さんも楽しみにしていてね。
話しの種にはなるでしょう!
話をラヴィオリカレーに戻します。
小百合さんに僕の創作カレーを作ったげる、と約束したから、僕はラヴィオリの缶詰を日本へ持ってゆかねばならない!
ところが、バンクーバー空港のセキュリティーチェックに引っかかってしまいました。
毎年、チェックが厳しくなっているのですよねぇ〜。
んもお〜。
今回は驚いたことに靴まで脱がされたのですよう!
何で靴まで脱ぐのぉ・・・?
とにかく規則だから脱げって言うんだよね。
馬鹿馬鹿しい!
無駄な抵抗してみても始まらないので仕方がないから脱ぎましたよう!
穴の開いた靴下は履いてゆけないよねぇ〜
うしししし。。。
小百合さんは書いていました。
(すぐ下のページへ続く)