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日本人の祖先(PART 2)

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日本人の祖先(PART 2)


Kontiki (kontiki2.jpg--300x216)


ノルウェーの探検家・人類学者のトール・ヘイエルダールさんが1947年に、上の絵のような、いかだ舟コンティキ号(Kontiki)によって、南米からポリネシアまでの約7千キロにわたる太平洋横断航海して世界から脚光を浴びたことがあります。
でも本当に、こんな筏で、7,000キロも漂流したんでしょうか?
嵐に出会ったらひとたまりも無く、粉々に分解してしまいそうにみえますねェ。
でも、何とか無事に航海を果たしました。

彼は1936年に調査のためにマルキーズ諸島を訪れた際、ポリネシア人の起源が西方にあるとの定説に疑問を抱き、南米から移住してきた可能性があると提起しました。
自説を実証するために南米のインディオが用いたバルサ材のいかだを復元し、コンティキ号と名づけ漂流実験を行なったんですね。
そして、見事実証しました。

このことからも分かるように、古代人は私たちが考える以上に海のハイウエイを頻繁に利用していたんですね。
マヤ人が、太平洋を島伝いに航海して、インドネシアに漂着したということも、決して不可能ではありません。
また、バリ島から黒潮に乗って日本へやってくることも十分に考えられます。



『昔むかし、日本は人種の坩堝だった?』より
(2005年8月19日)




このすぐ後で卑弥子さんが登場するのですよ。






では、マスコットガールの卑弥子が

ご案内いたしま〜♪〜す。



主な潮流 (Major Ocean Currents)
1 - Gulf stream
3 - Laborador current

7 - North equatorial current
8 - North equatorial counter current

9 - South equatorial current
10 - South equatorial counter current
11 - Equatorial counter current
12 - Kuroshio current
14 - Alaska current
16 - California current

上の地図で見るとおり、海にはたくさんのハイウエイが走っているんですね。
7号ハイウェイの北赤道海流に乗ると、これは黒潮と合流して間違いなく日本へ着いてしまいます。
また中国沿岸沿いにも海流が日本を目指して流れていて、このハイウェイに乗ってやってきたのが、例の鉄砲を日本へもたらしたポルトガル船だったというわけです。

海洋民族は、風の吹く方向、雲の動き、海面の波の様子、鳥の飛行状態、漂流物、海水の色、匂い、透明度などから、これらの海のハイウエイを的確に見出して航海するといわれています。
私たちがちょうど地図を見てナビゲートしながら高速道路を通って目的地へ行くようなものです。
海にあまりなじみの無い生活をしている現代人には、想像もつかないほど、彼らは、この海のハイウエイを利用して、交易や、文化の交流を深めていたようです。



『昔むかし、日本は人種の坩堝だった?』より
(2005年8月19日)




どうですか? 今度は思い出したでしょう!? こうして卑弥子さんも説明していたのですからねぇ!



あらっ。。。このような事をあたくしはしゃべっていたのでしょうか?

やだなあああァ〜。。。んもお〜〜。。。まだ、10年経ってないのですよ。 すっかり忘れてしまうなんて無責任だと思いませんか?

でも。。。、あたくしは。。。、あたくしは源氏物語の研究に忙しくて海洋民族どころではござ〜♪〜ませんでしたわ。 

つまり、上のような事をしゃべったけれど、卑弥子さんは全く理解していたわけではないのですね!?

もちろん、しゃべっていた時には解(わか)っていたつもりでしたわよう。

でも、全く思い出さなかったじゃありませんか! つまり、海洋民族のことなど興味がなかったのですよ。 そうでしょう!?

だってぇ〜、源氏物語の研究に忙しかったのですわ。。。海洋民族のことを調べたからってぇ、結婚できるわけではありませんものォ〜。。。

あれっ。。。じゃあ、源氏物語を研究していれば結婚できるとでも言うのですか?

その方が可能性があると思うのでござ〜♪〜ますわ。 うふふふふふふ。。。

しかし、卑弥子さんは源氏物語の研究を15年以上続けているのにまだ結婚できないでしょう!?

デンマンさん!。。。いい加減にしてくださいましなア! あたくしの結婚のことなど、この際、関係ないことですわ。 いったい、何が言いたいのでござ〜♪〜ますか?

うん、うん、うん。。。確かに、言われてみれば、卑弥子さんが独身のままあの世に行こうと、駄目な男に引っかかって妊娠しようと、僕にはどうでもいいことですよ。 うへへへへへ。。。


 


やだわあああァ〜♪〜。。。デンマンさんがこのようなお写真をでっち上げてネットで晒すので、あたくしの縁が遠のいてしまうのですわ。 だから、未だにお婿さんのきてがないのでござ〜♪〜ますわ。。。失楽園ですわ。 んもお〜♪〜



卑弥子さん。。。今日の話題は『失楽園』ではないのですよ。

デンマンさんが『失楽園』の画像などを持ち出してくるからいけないのですわ。

分かりました。 いつまでも卑弥子さんの結婚のことに付き合っている暇はないのですよ。 僕が言いたいのは、古代の日本は難民の吹き溜まりのような場所だったのですよ。 大陸から戦乱を逃れて北から、西から、いろいろな民族がやって来た。 ペルシャ人もいればユダヤ人もいたでしょう。

柴田さんが持ち出してきた「河童」や「天の邪鬼」はペルシア人やユダヤ人のことなのでござ〜♪〜ますか?

当たらずとも、遠からずですよ。 それに忘れてならないのは海洋民族が黒潮に乗って日本にやって来たことですよ。

その根拠でもあるのですか?

あのねぇ〜。。。、韓国語は日本語よりも母音の数が多い。 古代の朝鮮語ではもっと母音の数が多かった。 朝鮮語の影響を受けたけれど日本語は、母音の数ではずっと少ない。

どうして。。。?

南方から海洋民族が日本にやって来たからですよ。 聞き取りにくい母音は次第に使われなくなってゆく。 お互いに聞き取り易い母音だけが日本語として定着してゆくのですよ。 それで、日本語の音体系はハワイ語の次に単純になったのですよ。


【卑弥子の独り言】



ですってぇ〜。。。
日本語の音体系はハワイ語の次に単純になったのは、日本が古代に難民の吹き溜まりだったからでしょうか?
あなたは、どう思いますか?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。








ィ〜ハァ〜♪〜!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

地理的に見て、朝鮮半島と日本の関係は先史時代から切っても切れない関係にありました。

昔は、朝鮮半島と日本は、文字どうり陸続きで結びついていたわけです。

そういうわけで、朝鮮半島の文物は、古代日本の歴史と文化に多大な影響を与えてきました。

このことから、古代日本語が古代朝鮮語の影響を強く受けていることは至極当然なことです。

例えば「万葉集」の表記法として有名な万葉仮名は、日本の国文学者によれば日本独自のものだとされ、教科書でもそのように書かれています。

しかし実際には、古代の朝鮮にも「吏読(イドウ)」と呼ばれる万葉仮名方式の表記法があって、古代朝鮮語を漢字の音読みと訓読みの音だけを使って表記していたのです。

したがって、日本の万葉仮名はこの吏読からヒントを得て作られたと考えたほうが自然です。

万葉仮名では同じ「イ」「エ」「オ」という母音を持つ音が2つのグループに分けられ、2種類の漢字ではっきりと区別して表記されています。

このため現代の国文学者は、多い方を「甲類」、少ない方を「乙類」と呼び、その区別について色々と議論しています。

しかし、韓国人が万葉集を読むと、日本の専門家でなければ区別できない甲類と乙類を、一般の人でもごく簡単に区別することができるそうです。

実際、研究者の中には、古代の日本には現在の5つの母音「アイウエオ」以外に、現在の韓国のように、さらに3つの異なる母音「イエオ」があったのではないか、と考えている人たちもいます。

現在の韓国語には10種類の単母音と、2つ以上の母音が合成されてできた複合母音が11種類あります。

古代朝鮮語では、さらにもう数個の母音があったと言われています。

古代日本語は古代朝鮮語から強い影響を強く受けていましたから、たくさんの母音があったとしても不思議ではありません。

でも、現在の日本語では母音は5つです。

やはり、他民族が一緒に暮らすようになると聞き取りにくい母音は使われなくなってゆくようですわ。


 
ところで、卑弥子さんが面白いサイトを

やっています。

興味があったら、ぜひ次のリンクをクリックして

覗いてみてください。


(sylvie122.jpg)

『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ


(juneswim.jpg)



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