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飛べない翼とファシスト管理人(PART 1 OF 3)

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飛べない翼とファシスト管理人(PART 1 OF 3)





“カアちゃん、アタイも飛べるだろうか?”

“何を言ってんのよ。

その時がくればカラスは

皆、飛び立ってゆくのよ。

飛べない翼を持つのは

日本航空だけなのよ。”



デンマンさん。。。、カラスの話にどうしてオイラを呼び出したのですか?



たまたまカラスが出てきたけれど、今日はカラスの話じゃないんだよ。

つまり、また「ファシスト管理人」を持ち出してきてオイラをイジメるのですか?


(hitler2.gif)



オマエは自分でもファシスト管理人であると認めるの?



認めたくないけれどデンマンさんがネットに「ファシスト管理人」の記事を撒き散らしたでしょう! んもお〜♪〜!

そうだったかなァ〜。。。?

惚(とぼ)けないでくださいよ! 検索すると次のようにデンマンさんが書いた記事が数珠繋(じゅずつな)ぎで表れるのですよ。


(gog20513.gif)



でも、オマエはネットで有名になったから、らうれしいだろう?



「ファシスト管理人」なんて呼ばれてうれしいはずがないじゃありませんか!

僕はオマエの悪口を言っているわけじゃないのだよ。 正直に、ありのままに書いてるだけだよ!

デンマンさんが、そのように言うのであれば、いい機会だからオイラがファシスト管理人である根拠を示してくださいよ。

あのさァ〜、オマエの会社には意見を自由に言えるような雰囲気がないのだよ。 だから、他のサイトでは僕の記事が公開されているのに、アメブロでは未公開にされてしまう。 要するに、オマエの判断基準が独善的で偏見に満ちている。 オマエのスタッフは、その事に気づいているはずなんだよ。 ところが、アメブロの社内には自由に意見を述べる雰囲気がない。 つまり、社内の空気が閉塞的で風通しが極めて悪いのだよ。 だから、オマエがやっている理不尽な「言葉狩り」や「写真狩り」を止めるように注意するスタッフが居ないのだよ。 ちょうど第2次大戦中のナチスドイツのような空気がアメブロ社内に充満している。 だから僕はオマエのことを「ファシスト管理人」と呼んでいるのだよ。

でも、それはデンマンさんの飛躍ではありませんか? ナチスドイツなどを持ち出してくること自体が時代錯誤だとオイラは思いますよ。

だから以前に僕は、あの悪名高い日本航空を持ち出して説明したはずなんだよ。 オマエ、忘れてしまったのだろう! オマエが記憶を取り戻せるように、ここに書き出すから、もう一度じっくりと読んでみたらいいよ。


怪文書は兼子人事をこう切って捨てる。
学習院大学を卒業しJAL入りした貨物出身の新町は、社長候補ではなかった。
そのため、西塚へのつなぎ役だとされた。
西塚は同窓の東大を卒業した兼子の後輩にあたり、労務部長を務めた労部畑のエースだった。
文書はこう続く。



「改めて申し上げるが、日本航空は5万人を超す超大企業であり、世界のトップを目指す航空会社なのだ。
にも拘わらず、トップ人事はかくの如く、財務に至っては取引銀行等から指摘のとおり剰余金実質ゼロの状況にあり、前期は800億に及ぶ過去最高の赤字を計上した。
そこに求心力のない社長が誕生したら一体どうなってしまうのか?
しかも、自分の退任後の影響力を残す為、次の次の社長に子飼いを据える伏線まで敷いてある」

そして、この怪文書騒動は、予想されたより、はるかに燃え上がるのである。

「兼子さんの独裁ぶりは、本当に目にあまりました。
人事についても、本社社長が決めるのは役員選出まで。
その下の部長は役員に任せるものだが彼は誰にも相談せず、部長人事まで自分で決めるんです。
会社の行き帰りのハイヤーに人事記録を持ち込んで、草案を練るんだそうです。
それを子飼いの西塚(専務)に渡し、彼がその通りに実行する。
部長まで兼子さんの威光で決まるので、上から下まで恐怖政治が浸透していました。
金子さんの経営方針に逆らおうもんなら、課長であろうが部長であろうがすぐに飛ばされる。
だから社内には閉塞感が漂い、ものが言えなくなっていったんです」

(赤字はデンマンが強調のため。
読み易くするために改行を加えています。
イラストはデンマン・ライブラリーより)



78-79ページ 『腐った翼』
著者: 森 功
2010年7月10日 第2刷発行
発行所: 株式会社 幻冬舎

『ファシスト管理人の将来』に掲載
(2012年2月27日)




なるほどォ〜。。。それで、上のカラスのカアちゃんが「飛べない翼を持つのは日本航空だけなのよ」と言ってるのですね。



そうだよ。。。オマエも、僕の言おうとしている事がようやく解ったようだね?

つまり、今日はカラスのカアちゃんに「飛べない翼を持つのは日本航空だけなのよ」と言わせて、日本航空の話をするのですか?

僕に日本航空の話をされるとオマエは困るのォ〜?

いや、別に。。。オイラの親類には日本航空に勤めている奴は居ないし、オイラも日本航空が出鱈目(デタラメ)な経営をやっていたのを聞いたことがあるので、デンマンさんが日本航空を批判するのを止めるつもりはないけれど。。。、でも、そのためにオイラを呼び出すことはないじゃありませんか!

あのねぇ〜、オマエとも関係あるから来てもらったのだよ。

オイラは日本航空とは全く関係ありませんよ。 日本航空のホームページには全く別人の管理人が居るのですから。。。

僕は日本航空のホームページを問題にしているわけじゃない。 オマエの会社の空気と日本航空社内の空気が実に良く似ているので話題として取り上げたのだよ。

じゃあ、もう話は終わったのですね。。。「言葉狩り」と「写真狩り」を続けねばならないので、じゃあ、帰らせてもらいます。 ごきげんよう、さようなら。。。

オイ!。。。ちょっと。。。ちょっと待てよ! 話はまだ終わっちゃいないんだよ。

デンマンさんの話は長いのですよ。 今まで話したことだけで、今日の記事は充分な長さがあるじゃないですか! 他の人が10日間で書く長さの記事をデンマンさんは1日で書くのですよ。 デンマンさんは、それでもいいかもしれないけれど、付き合わされる身にもなってください。 オイラには他にやらなければならない仕事があるのですから。。。

どうせ、「言葉狩り」と「写真狩り」だろう?

でも、「言葉狩り」と「写真狩り」は大切ですよ。

あのさァ〜、オマエが未だに、そのように言う事と、御巣鷹山(おすたかやま)の事故は関係があるんだよ。

なんで急に御巣鷹山の事故を持ち出すのですか? 全く関係ありませんよ!

オマエは、そうやって何でも独断と偏見で決め付けてしまう。 オマエがやっている「言葉狩り」と「写真狩り」は、まさに、その独断と偏見なのだよ。 つまり、アメブロの企業体質と日本航空の企業体質はとても良く似ている。

つまり、今日は、アメブロの企業体質と日本航空の企業体質がとても良く似ていることを話すのですか?

その通りだよ。

だったら、初めから、そう言ってくださいよ。 デンマンさんは、いつも前置きが長いのですよ!

でもさァ〜、何もかも話したらオマエはこうしてやって来ないからね。。。とにかく、最近バンクーバー図書館から借りてきた次の2つの本を読んだのだよ。


(lib20513.gif)



赤枠で囲んだ本ですか?



そうだよ。 『腐った翼』は日本で話題になってるのか?知らないけど、山崎豊子さんの本はかなり読まれていると思うのだよ。 僕も本を手にとって読んでみて、次の箇所に惹きつけられた。


節を曲げずに生き続けている人物

私はこの小説(『沈まぬ太陽』)で、会社に対して言うべきことを言い、糺(ただ)すべきことは糺すという人間としてごく当たり前のことを貫いたがために、経営陣に疎(うと)まれ、海外の僻地を10年にわたって盥廻(たらいまわ)しされた“現代の流刑の徒”ともいうべき一人のサラリーマンの生様(いきざま)と、その家族を描きました。

主人公の恩地元(おんちはじめ)は、実在の人物そのものではありませんが、原型となる人物は居ます。
...学生時代からの憧れだったアフリカのキリマンジャロを見に行く旅に出ました。


(kiliman2.jpg)

未知の国に行く時には、その国を良く知っている人に案内を乞うというのが、私の信条でしたから、“ナイロビの主”だと言われている日本人を、人づてに紹介して戴いたのです。

ナイロビ空港におりたち、さまざまな人種でごった返すロビーを見渡し、出迎えを頼んでいた旅行社の人を探していると、一角に周囲の雑踏から切り取られた絵のごとく古武士のたたずまいを漂わせた人が目につきました。
なんとなく引き寄せられるように近づくと、「お迎えに参りました」と、鄭重な言葉がかけられました。
それが恩地元の原型となる人物との出会いでした。

...やがてその人がただのアフリカ通ではないことが解ってきました。
自分のことは一切、語られませんでしたが、古今東西にわたる教養の深さといい、穏やかながら目の厳しさといい、現代の日本人から次第に薄れつつある毅然としたたたずまいを感じはじめたのです。

航空会社でのナイロビ駐在が異常に長かったことは承知していましたが、彼ほどの人となりの会社員がなぜ“ナイロビの主”と言われるようになったのか、率直に聞きました。
初めは口を濁しておられましたが、私の素朴にして執拗な問いに根負けされたのか、ポツリ、ポツリと話しはじめられました。

キリマンジャロのふもとのロッジで、気高い山容を仰ぎ見ながら、その人を主人公に据えた人間ドラマが芽生え始めました。
私は山を見に来たのだけれど、ここには企業の犠牲となってもなお節(せつ)を曲げずに生き続けている人物が存在している。
私はその人に「あなたの経験、企業の不条理を小説のテーマに考えたい」と話したのです。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)



165-166ページ
『作家の使命 私の戦後』
著者:山崎豊子
2009年10月30日 第1刷発行
発行所: 株式会社 新潮社




オマエ、これを読んでどう思う?



別に、これと言って感想はありません。 上の短い文章だけからでは、この人物のことなど解りませんよ。

オマエは、まるで木で鼻をかんだような答えをするのだね。

デンマンさんは、どう思ったのですか?

僕はこの部分を読んで、ぜひ『沈まぬ太陽』を読んでみたいと思ったのだよ。 それに、恩地元の生き方に僕は感動したのだよ。。。つうかァ〜、共感したと言った方がいいかもしれない。

デンマンさんは意外にロマンチストなのですね。

あれっ。。。オマエにも、そのような事が感じ取れるの?

うへへへへへ。。。オイラはこれでも「言葉狩り」と「写真狩り」にロマンを感じながら一生懸命に検閲しているのですよ。

いったい。。。オマエのそのロマンというのは、どのようなものなんだい?

いや。。。とても恥ずかしいので、ここでは言えませんよ。

あのさァ〜。。。、オマエは恥ずかしくなるという柄(がら)じゃないのだよ! 出し惜しみしないで言えよ!

やっぱり。。。恥ずかしいのですよ。。。言えません。

「言葉狩り」と「写真狩り」を断固としてやっている割には、オマエってぇ、“女の腐ったように”踏ん切りがつかない、なよなよしたところがあるんだね。

いけませんか?

いや。。。オマエがなよなよしていてもかまわないけれど、「言葉狩り」と「写真狩り」は止めろよ!

いや。。。止めません!

だろうなァ。。。上の文章を読んで、僕は改めて感じたのだよ。

デンマンさんは改めて何を感じたのですか?

つまり、オマエの言論統制スタッフの中には、オマエに対して「言うべきことを言い、糺(ただ)すべきことは糺すという人間」が居ないということだよ。 つまり、ヒトラーのような「ファシスト管理人」のオマエを恐れてスタッフは何も言えないのだよ。

それで、オイラのスタッフに成り代わってデンマンさんが盛んに「ファシスト管理人」を批判する記事を書いて「デンマン・シンジケート」の18のブログと1つのウェブページへ投稿しているのですか?

その通りだよ! その効果が少しづつ表れてきたのだよ。 ちょっと下のグラフを見てごらんよ。

 (すぐ下のページへ続く)



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